スキルとは?フリーランスエンジニアの生き残り戦略

今回、最終回のタイトルはフリーランスのITエンジニアが
どのように生き残るのかという壮大なテーマなんですが

以外と常に意識しなければならない身近なテーマなんではないかと思います
これからその生き残りという戦略を「スキル」という言葉を軸に説明していきたと思います

それは大きく分けると
ハードスキルとソフトスキルに分類されます

まずハードスキルとは

プログラミング言語やデータサイエンスといった直接業務に関係するスキルになります

これについては説明するまでもないでしょう。
このようなスキルがなければフリーランスになろうとは思わないと思います。

ただ生き残り戦略という点で言うといくつか留意点があります

例えば通訳という分野

マイナーな言語であれば供給が少ないため
競争力はあるものの需要が少ないという欠点があります

しかし英語であれば、需要は多いものの供給も多く
単に英語の通訳レベルだけでは競争力があるわけではありません

例えば医療分野の通訳に精通しているとか
IT分野、環境分野に実績が多い
といった「プラスα」が生き残りのためには必要
になります

我々も同じです。例えば私自身でいうなら
資格面ではプロジェクトマネジメントの資格を随分前から取得し
継続して更新していますのでPMの専門家といってもいいでしょう

さらに
税理士試験に科目合格しているので
会計分野にも精通しているといっても過言ではないと思います

また実務経験でいうなら

かつては、いくつかの言語での開発を行いもちろんDBについても知見はあります

もちろん開発のライフサイクル
要件定義・開発・テスト・データ移行等々の
各業務にも精通しています

近年はプロジェクトマネジメントを中心に行っていますが
上場企業のITプロジェクトを担当してかれこれ6年になります

ですので企業規模の大小を問わず、一定レベルの作業品質は保証できると自負しています

と、いくつかアピールできる「武器」を持っています
それでないと20年近くフリーランスで生き残っていくことはできません

ですので、まずは自分はこの分野については「プロフェッショナル」だといえる点を作る、そしてそれ以外の「プラスα」を見出すここが生き残りのポイントだと思います

それは資格取得といった理論面からのアプローチが骨組みだとすると
メインプラスαで骨組みを頑丈にして、それらが実務経験を通じて肉付けしていくような形なのかもしれません

次にソフトスキルとは

これは言うのは簡単です。
(A)適切なコミュニケーションを図れるか
(B)勤務態度が正常であるか
(C)自分の仕事に責任を持てるか
言うのは簡単なんですが、
フリーランスのエンジニアはこれらの点に難がある場合が散見されます

面談の際、ハードスキルはある程度、面接官も判断できます
またソフトスキルの(A)についてもある程度わかります
しかし(B)(C)については限られた面談の時間では
判断できないことが原因なのではないかと考えます

まず(B)ですが、いくらハードスキルが非常に高くても
明日、時間通りに来るかわからないというような人材は無意味です
必要な「時」に必要な「スキル」を提供するのが
フリーランスの仕事
なのです
時間が守れない人はこの場から立ち去りましょう

次に(C)の「自分の仕事に責任を持てるか」について
これは他責にしないということです

自分の周りで起こった不幸な出来事は少なからず自分に非があると思った方がよく、例えば、自分の伝え方が悪かったとか自分がもう少し経過を監視していればこうはならなかったとか
このような言葉を使うことができれば周りはあなたに一目置くことでしょう

逆に自分の周りで起きた幸せな出来事は周りのおかげだと思った方がよく、その感謝の気持ちが周りに伝われば、周りはあなたとこれからも一緒に仕事をしたいと思うでしょう

ハードスキル・ソフトスキルと色々なことを申し上げましたが
一言でいうとフリーランスが生き残るために相手に与える印象は「安心感」です

新たに仕事を獲得する際にはハードスキル面での「安心感」が重要です

そして契約締結後、業務を遂行する中では
ハードスキルでの期待に応えながら
ソフトスキル面での「安心感」を相手に与え
「信頼」というステージに上げていきましょう


「〇〇さんだったら安心だよね」
「〇〇さんならやってくれるでしょう」

こういった言葉を貰えるようなら
あなたもフリーランスとして成功するのではないでしょうか?

  • この記事を書いた人
この記事を書いた人

高崎敦史 氏

年齢:50代 エンジニア歴:21年
大学卒業後、外資系銀行・コンサルティング会社・ネット企業での勤務を経て、2006年からフリーランスのエンジニアとして始動。
09年にPMP取得した後はプロジェクト・マネジメントの専門家という立場で、多くのIT系プロジェクトを成功に導いている。



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