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Appleエンジニアに転職するには?平均年収や気になるポイントまとめ

アメリカのシリコンバレーに本社を置くApple社は、今や誰もが知る大手企業ですよね。iPhoneやiPad、Macなど、Apple製品を日ごろから愛用しているという方も多いのではないでしょうか。

そんなAppleでエンジニアとして勤務したいと思っている方は少なくありません。

そこで今回は、Appleの基本情報やエンジニアの年収、Appleでエンジニアとして働く方法などをご紹介します。Appleのエンジニアに興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

Appleについて

まずは、Appleの基本情報について知っていきましょう。

Appleは、iPhoneやMac、iPadなど、誰もが知っている人気製品を開発している企業です。

製品の他には、クラウドサービスとしてアイクラウドの開発・販売や、オペレーティングシステムのOS開発などを行っています。

また、AppleStoreやAppleon-lineStoreの直営店を設けており、ハードウェアとソフトウェアの販売を行っています。さらに、テレビ番組や映画、アプリ、音楽などデジタルコンテンツのダウンロード販売も提供しています。

日本のAppleJapan合同会社は、東京都港区六本木に本社があります。ほかに、銀座や仙台、名古屋、福岡天神、心斎橋など全国各地にAppleStoreが存在します。

そんなAppleが生み出すいろいろな製品は、我々の私生活だけではなく、日々の仕事の中でも役立つように設計されています。幅広い年齢層の方が使いやすく、効率よく使用できるようになっているのです。

Appleの製品を支えているエンジニアは、Apple社の中でも重要な存在と言えるでしょう。

Appleが募集しているエンジニア職

次は、Appleが募集しているエンジニア職について仕事内容などを詳しく見ていきましょう。

ハードウェアエンジニアリング

Appleのハードウェアエンジニアリングは、専門的な知識が必要で、入念に練られた製品計画に基づいて、設計や製造などを行います。

そんなハードウェアエンジニアリングは、電気回路設計や全体の構造設計などのスキルが必要となります。

Appleで勤務するハードウェアエンジニアリングは、たくさんの製品を生産できるように計画を立て、実行していくのです。また、製品が故障した際は、その原因を解析しながら検証も行っていきます。

ソフトウェアエンジニアリング

ソフトウェアはハードウェアの対義語で、いろいろな処理を行うコンピュータープログラムを意味します。

ソフトウェアエンジニアリングは、ソフトウェアの開発や保守、運用を行うので、プログラミングのスキルが求められます。

Appleエンジニアの年収は?

Appleへの転職を考えている方なら、エンジニア職の平均年収も気になるのではないでしょうか。

Appleの全体的な平均年収は、1307万円~1311万円と言われており、30歳時の年収は1167万円程度です。また、Appleは日本企業でよくある年功序列ではないので、実力主義となります。

気になるAppleのエンジニア職の年収は、職種によって異なるので細かく見ていきましょう。

  • テストエンジニア:1110万円
  • エレクトリカルエンジニア:1213万円
  • メカニカルエンジニア:1241万円
  • プロダクトデザインエンジニア:1284万円
  • ハードウェアエンジニア:1374万円
  • ソフトウェアエンジニア:1389万円
  • シニアエレクトリカルエンジニア:1609万円
  • シニアソフトウェアエンジニア:1643万円
  • プリンシパルソフトウェアエンジニア:1858万円

このように、Appleのエンジニア職はほかの企業のエンジニアと比べて、高い年収だと言えるでしょう。

シニアエンジニアのように熟練した技術を持ったエンジニアの場合は、平均年収が1600万円を超え、上位のプリンシパルソフトウェアエンジニアになるとかなりの高年収が期待できます。

Appleエンジニアに転職する方法

最後に、Appleでエンジニアとして転職する方法をご紹介します。

エンジニアとして勤務したい方は、ご紹介するポイントを頭に入れて、採用面接に臨みましょう。

■面接でアピールすること

エンジニアとしてのスキルがある方は、面接でしっかりアピールする必要があります。経験やスキルがあまりない方は、仕事にどのように取り組んでいくのか、仕事に積極的であることをうまく伝えることがポイントです。

また、自分がAppleに入社したら、どのようなメリットがあるのかをうまく伝えましょう。スタッフとして力になることを、細かく具体的に伝えることが重要です。

■面接で聞かれやすい質問

Appleの採用面接で聞かれやすい質問を事前に知っておくことで、面接の準備もしやすくなるでしょう。

Appleの採用面接で聞かれやすい質問は以下の通りです。

  • 今聞かれて困る質問は何ですか?また、その理由は?
  • 8歳の子供に対して、モデムとルーターが何なのか、またその機能をうまく説明してください。
  • あなたが携帯電話に入れている中で、最も恥ずかしい曲は何ですか?
  • 同情と共感の違いは何ですか?
  • あなたは大きな岩と一緒にボートに乗っています。その岩を湖に沈めたとき、湖の水位はどう変わりますか?

このように、ほかの企業の採用面接と比較すると、個性的な質問が多いことがわかります。どんな質問が来ても困らないように、なるべくいろいろな質問への答えを頭の中でシミュレーションしておくと良いでしょう。

■Appleでの英語の必要性

Appleは本社がアメリカにあるので、英語のスキルは必須と言っても良いでしょう。

人事担当者は外国人が多いので、英語が話せないと昇進が難しいかもしれません。

また、TOEICは最低でも850点程度が必要です。英語でのコミュニケーションスキルやプレゼンスキルなども必要になります。

■学歴は関係あるか

Appleでの勤務はスキルや経験が重視されており、学歴は必ずしも重視されていないでしょう。

例えば、Apple社ではエディター職がありますが、エディターになるには、6年以上のオンラインまたは紙媒体での編集経験が必要です。

■Appleエンジニアの資格や経験について

Appleは基本的に即戦力採用のため、エンジニア職も実務経験が求められます。そのため、未経験の方がAppleのエンジニアになるのは難しいでしょう。

Appleエンジニアの場合、JavaやPython、C++のいずれかのプログラミング経験が必要です。未経験からAppleエンジニアを目指す方は、将来的な入社を見据え、まずはほかの企業で実務経験を積むことをおすすめします。

また、志望する職種に合ったスキルを伸ばすことが大切です。

さらに、並行して英語の学習を行うことを忘れてはなりません。

プログラミング未経験の方や初心者の方は、プログラミングスクールなどで、実践的な開発スキルなどを身に付けたうえで転職を目指すことがポイントです。

まとめ

Appleの基本情報やエンジニア職の平均年収、エンジニアとして転職を目指すポイントなどをご紹介しましたが、あなたの知りたい情報は見つかりましたか?

Appleは設計から製造、小売りまでを自社で行っているので、ほかの企業と比べて幅広い職種があります。エンジニアにもいくつかの職種があるので、自分に合った職種を見つけることが大切です。

また、AppleのエンジニアはJavaやPython、C++などのプログラミング言語の知識とスキルが必要となります。

さらに、AppleではSiriの日本語能力を高めるために、日本語力が高く、機械学習や自然言語処理のスキルを持ったエンジニアの採用を活発に行っているようです。AI・人工知能を学んだ日本人エンジニアの場合、Appleで活躍できるのではないでしょうか。

ぜひ、Appleのエンジニアを目指し、今から自分にできることを始め、採用面接に臨んでくださいね。