フリーランスエンジニアとしてスタートアップ案件に参画したい!魅力と成功ポイント

フリーランスエンジニアの案件探しにおいて、クライアントとなる企業は大手からスタートアップまで、様々な案件があります。
大手企業の案件では安定性がメリットとされている反面、成長性のあるスタートアップ企業の案件に参画することにも異なる魅力があるでしょう。
そこで今回は、スタートアップ案件に興味のあるフリーランスエンジニアの方に向けて、スタートアップ案件の魅力や案件を獲得・成功するためのポイントなどをご紹介していきます。
目次
スタートアップ企業とは?
スタートアップ企業とは、新たなビジネスモデルや革新的なアイデアで市場を開拓し、短期間での成長が期待される企業のことを指します。
シリコンバレーで生まれた言葉であり、特にIT技術を活用した事業を行う企業が多くあるでしょう。
明確な定義はなく、創業から間もない企業が多いことからベンチャー企業と混同されることもありますが、新規事業に取り組んでいながらも、既存のビジネスモデルを採用することもあるベンチャー企業とは異なり、スタートアップでは既存の枠にとらわれない新たな価値創造に重点を置いています。
また、ベンチャー企業は中長期的な目線での黒字の継続を目指していますが、スタートアップ企業では短期的なM&AやIPOを出口戦略としていることもあり、経営・成長のスピード感も異なるでしょう。
フリーランスエンジニアのスタートアップ案件の魅力
ご紹介したようにスタートアップ企業はIT技術を活用した事業を行っている企業が多く、フリーランスエンジニアが参画できるスタートアップ案件も見られます。
フリーランスエンジニアにとって、スタートアップ案件には次のような様々な魅力があるでしょう。
- 新たな技術や業務にチャレンジしやすい
- 高単価が期待できる
- 働き方の自由度が高い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新たな技術や業務にチャレンジしやすい
スタートアップ企業では革新的なビジネスモデルや技術を積極的に採用しているため、新たな技術にチャレンジしやすいということです。
人員が限られているため任せられる業務の範囲も広く、高いスキルレベルが求められることもあるでしょう。
刺激を感じられる環境でよりスキルアップを目指すことが可能で、フリーランスエンジニアとして大きな経験を積むことができます。
高単価が期待できる
スタートアップ企業はご説明したように、短期間での成長が期待されており、企業側も利益を上げることを短期的な目的としているため、そのために事業・人員に大きく投資をする段階もあります。
もちろんその分高いスキルが求められることはありますが、タイミングよくフリーランスエンジニアとして案件に参画できれば、高単価も期待できるでしょう。
働き方の自由度が高い
スタートアップでは新たな技術・ビジネスモデルを積極的に取り入れているため、リモートワークなどが可能な案件もあるなど、働き方の自由度が高いのも大きな魅力です。
また、人員が限られていることから同じようにフリーランスで案件に参画しているという人も多く、人脈を増やす上でもスタートアップ案件は役立つでしょう。
将来起業を考えているフリーランスエンジニアなどにとっては、経営も間近で学べる機会になるかもしれません。
スタートアップ案件で成功するためのポイント
それでは、フリーランスエンジニアがそんなスタートアップ案件を獲得し、成功するためにはどうすればよいのでしょうか?
ここでは、スタートアップ案件で成功するためのポイントをご紹介します。
スキルを身に着ける
まずは、当然ですが必要なスキルをしっかり身に着けることです。
フリーランス案件では、即戦力が求められます。
人員が限られるスタートアップ案件では特にその傾向は強く、求められるプログラミングなどのスキルはもちろん、その他にも幅広いスキルが必要になります。
例えば、スタートアップ企業では指示系統が整備されていることは少ないため、方向性や大まかな指示から自分の判断で業務を行える力も求められるでしょう。
このように、技術的なスキルだけではなく、業務をスムーズに行う上で必要な力も身に着けておく必要がありますね。
契約内容・報酬はしっかり確認する
スタートアップ案件の受注時に注意しなければならないのが、契約内容・業務内容をしっかりと確認することです。
スタートアップ企業では、まだ社内体制が整っていないことも多くあります。
雇用契約が違法な契約になっていないか、業務範囲が曖昧で不利な内容になっていないかなど、契約はきちんとチェックしておくことをおすすめします。
また、同様に気付いたら勤務時間が曖昧になっていたり、繁忙期でバタつき報酬未払いが発生してしまったりなど、企業によってはトラブルが起きることもあります。
適切な報酬を受け取れるよう、自分でも入金確認などを欠かさず行いましょう。
リスクに備える
スタートアップ企業は短期間に利益を上げることを期待されるその性質上、ハイリスクハイリターンになりがちです。
短期的な利益を求めた結果うまくいかず、倒産してしまうという可能性もゼロではありません。
倒産になってしまい案件がなくなった、といったリスクに備え、複数の案件を掛け持ちしておくなど、ひとつの企業に依存するような案件受注には注意した方が良いでしょう。
フリーランスエンジニアがスタートアップ案件を探すには?
ここまでの記事を読んで、スタートアップ案件に興味が出た!という方もいるでしょう。
しかし、フリーランスエンジニアとして案件を受注しているという方でも、スタートアップ案件をどうやって探せばよいか分からない、という方もいるのではないでしょうか。
フリーランスエンジニアがスタートアップ案件を獲得する方法としては、以下の方法などがあります。
・知人の紹介 ・交流会の参加 ・直接営業する ・エージェントサービスを利用する |
起業する知人の手伝いや起業家の交流会で人脈を作るなど、人とのつながりからスタートアップ案件をもらえることもあります。
また、気になるスタートアップ企業があれば、自ら問い合わせを行ったり、直接営業して獲得するというのもひとつの手でしょう。
案件獲得に不安がある方、また高単価案件をお探しの方は、フリーランス向けの案件サイトなどで利用できるエージェントサービスもおすすめです。
エージェントが希望やスキルに合った条件を紹介してくれるため、スキルさえあれば営業の手間なくスタートアップでの案件を行うことが可能です。
まとめ
今回の記事では、スタートアップ企業の案件に興味のあるフリーランスエンジニアの方に向けて、その魅力やスタートアップ案件で成功するためのポイント、スタートアップ案件の探し方などを詳しくご紹介しました。
スタートアップ案件はスキルアップや高収入を目指すフリーランスエンジニアにとっては、
新たな技術にチャレンジでき、経験を積むことができる良いチャンスです。
興味のある方は、ぜひ早速スタートアップ案件を探してみてはいかがでしょうか。