フリーランス1年目のうちにやっておくべきことリスト

最近はフリーランスという働き方もよく耳にするようになってきています。近いうちにフリーランスとして独立しようと計画している人もいるのではないでしょうか。はじめてのことばかりで、いろいろと不安もあると思います。まずは先輩のフリーランスにいろいろとアドバイスを求めたいところです。

しかし、周りにフリーランスがいない人はどうすれば良いでしょうか。
そんな人のために、この記事ではフリーランスが1年目にやっておくべきことをリストとして紹介していきます。

フリーランス 1年目にやっておくことリスト

健康保険の手続き

会社の健康保険は退職２年間は任意継続できます。国民健康保険より安くできるケースがあるので検討してみましょう。退職後20日以内の手続きが必要です。

開業届け

開業から一ヶ月以内に税務署に開業届けを提出しましょう。

確定申告の申請

青色申告の申請を開業２ヶ月以内に税務署にておこないましょう。青色申告は白色申告と比較すると特別控除があり、節税となります。

レシート、領収書を残す

確定申告をどのようにするにしろ、レシート、領収書をのこすようにしましょう。
とにかく残しておくことが大切です。経費にできるかどうかは後から考えるとして、まずは残す習慣をつくっていきましょう。

仕事がない時のために備える

フリーランスとして独立した場合、最初から仕事に恵まれることは少ないでしょう。もし仕事が途絶えても大丈夫なようにいろいろと準備をしておきましょう。

その為に、まずは２つのことを重点的に考えておくことが必要です。ひとつはお金を蓄える、そして経費削減です。それから営業活動です。無駄な経費は使わないように節約し、お金を残します。そして営業活動に時間をつかえるようにしましょう。本業と営業活動に使える時間を集中させることが重要です。

資金繰りをよくする

契約時に半額、もしくは全額支払ってもらうようにしておきましょう。売掛金ではお金が入ってくるのが遅いので、忙しく仕事はあるけど資金が無いという状態になりかねないからです。さらに支払いがされない場合や遅れることも考えられます。契約時に半額でも支払ってもらうことで資金計画を立てやすくなります。

収入源を増やす

定期的に収入が入るようにビジネスも複数つくっていきましょう。具体的には、保守契約をして毎月収入があるようなビジネスなどです。受注契約のみだと仕事が途切れると途端に資金がショートしてしまいます。

固定費を増やさない

事務所はよっぽど必要がない限りは、自宅で仕事をしましょう。もしくはバーチャルオフィスで住所だけかりて、できるだけ毎月の支出を減らすようにしましょう。

ブログ・SNS

ブログ、SNSを活用して仕事をとれるようにしておきましょう。営業活動に力をいれるということです。もちろん自分で営業することも重要ですがブログなどは育つまで時間がかかるので、とにかくすぐにでも始めましょう。

住民税・健康保険料の準備

会社員時代の収入から住民税や健康保険料を支払うことになりますので、その準備をしておきましょう。

事業用の銀行口座をつくる

家賃の支払など個人の口座と事業資金とを別で管理するために、銀行口座を事業用でつくっておきましょう。

事務作業の外注化

フリーランスは一人ではじめますので、本業以外の事務作業も大きな負担となってきます。そこで、できるだけ本業に集中できるように税理士事務所などを活用して経理業務などは外注として外部にまかせておきましょう。こうすることで経理や税務の勉強する時間も本業にまわすことができます。

健康管理・スケジュール管理

フリーランスは代わりに働いてくれる人がいないことが前提です。そのため、健康管理が大切になってきます。とくに独立して最初のうちはペースがつかめず、気がつくと毎日仕事をしていることもあるでしょう。
また、仕事がたくさん受注できようになると、働きすぎてしまうこともあるでしょう。しかし、体を壊してしまえば、せっかくの仕事や信用を失うことになりかねません。オンとオフとしっかりとわけて長く良い品質で仕事ができるようにスケジュール管理、健康管理をおこないましょう。

仕事を選ぶ

自分が将来していきたい事業につながる仕事をとっていきましょう。つまり実績としてブログなどで紹介できる仕事のことです。目先のお金も大事ですが、将来もっと大きな仕事をとるために「経験値としてしっかりとアピールできる仕事」をとっておくと、今後の営業活動で優位に働きます。仕事は選びましょう。

自分を安売りしない

独立当初は仕事はなんでもやるべきという人もいますが、安売りしては悪循環となるのでオススメできないです。もちろん経験値になるでしょうが安いと足元を見られて、さらに値切られることもあります。

スキルアップ

フリーランスは仕事をずっとやりつづけることができます。そのため、体調を崩したりすることもあります。オンとオフの管理がとても重要になります。その他、疎かにしてはいけないのが、スキルアップの時間確保です。健康管理とは別に次の仕事にむけてスキルアップする時間を確保することも重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。フリーランスになったらやっておくべきことをリスト化しました。仕事が忙しい、もしくは仕事がなくて営業活動に奔走していると頭が回らなくなります。あとで混乱したり、窮地に陥ったりしないためにも是非参考にしてみてください。