【2026年最新版】C++のおすすめ資格は?取得のメリットや学習方法まで解説

C言語をベースに作られ、組込みシステムの開発やゲーム開発など、様々な開発現場で世界的に使用されている言語、C++。
C++のスキルを活かしてエンジニアとして働くには、資格があると転職や案件獲得、キャリアアップに有利になります。
そんなC++の資格には、どのようなものがあるのでしょうか。
今回は、C++の資格について、資格取得のメリットも合わせてその種類を紹介していきます。
目次
C++とは
C++は、1983年にリリースされた、C言語をもとにつくられた汎用プログラミング言語です。
C言語にオブジェクト指向などの様々な機能を取り入れたもので、これによりさらに高度な処理ができるようになったり、大規模な現場でも開発をスムーズに行うことができたりといった特徴を持っています。
現代でも様々な開発の場で用いられており、例えば
- Webアプリケーション
- スマホアプリケーション
- 組込みシステム
- ゲーム開発
- 大規模な業務システム
- OS(Linuxなど)
など、C++を採用している多くのサービスが存在します。
C++に関する資格を取得するメリット
C++のスキルを活かしエンジニアとして仕事をするには、しっかりとしたスキルと経験は必要になりますが、資格の取得は必須というわけではありません。
しかし、C++に関する資格を取得しておくことで、次のような大きなメリットを得ることができます。
スキルを対外的に証明できる
まずは、C++のスキルを対外的に証明できるということです。
仕事をするにはスキルが必要になりますし、そのスキルのレベルによって仕事の幅や収入にも違いが出るでしょう。
ですが、実務の現場以外でスキルを客観的に証明するのは難しいですよね。
そういった場合でも、資格を取得しておけばその資格を取得できるだけのスキルや知識を有しているという証明になります。
転職や案件獲得時に有利になる
エンジニアの転職やフリーランス案件獲得では、クライアントや希望する企業の担当者に自己アピールすることが重要になります。
技術職であるエンジニアの転職・案件獲得では即戦力を求められることも多いため、スキルを証明できる資格があれば非常に有利に働きます。
向上心や学び続ける姿勢など、人柄をアピールすることもできるでしょう。
また、企業によっては特定の資格を取得することで資格手当が出るというところもあります。
より条件の良い企業への転職も含め、収入アップも期待できますね。
学習の目標が立てやすい
資格取得の学習のゴールにすることで、目標が立てやすく、モチベーションも保ちやすくなるでしょう。
C++未経験でこれから習得したいという方はもちろん、すでに実務に活かしているという人も、資格に向けた勉強をすることで基礎から体系的に学びなおすことができ、スキルアップにつながります。
【2026年最新版】C++のおすすめ資格
それでは、取得しておくと良いC++に関する資格にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な資格として、以下のようなものがあります。
- C++ Certified Associate Programmer
- C++ Certified Professional Programmer
- C言語プログラミング能力認定試験
それぞれ詳しく見ていきましょう。
C++ Certified Associate Programmer
C++ Certified Associate Programmer(CPA)は、本部をポーランドに置くC++ Instituteが認定している資格で、C++やC++の特徴であるオブジェクト指向のプログラミングに関する基礎的な知識が問われます。
合格基準が70%と高めではあるものの、基礎的な内容であり選択式のためそれほど難易度は高くないとされていますが、すべて英語での試験になります。
前提として英語で書かれた問題を理解できるだけの英語力が必要になるため、注意しましょう。
| 運営団体 | C++ Institute |
| 受験料 | 325米ドル~ |
| 試験形式 | 計40問・単一選択問題、複数選択問題 |
| 試験時間 | 65分(試験)+約10分(秘密保持契約/チュートリアル) |
| 公式サイト | https://cppinstitute.org/cpa |
C++ Certified Professional Programmer
前述のCPAと同様、C++ Instituteが認定しており、CPAの上位レベルの資格にあたるのがC++ Certified Professional Programmer(CPP)です。
テンプレートのメカニズムや関数などを含み、CPAよりも高度なC++スキルを問われるもので、こちらも英語での試験になります。
| 運営団体 | C++ Institute |
| 受験料 | 325米ドル~ |
| 試験形式 | 計40問・単一選択問題、複数選択問題 |
| 試験時間 | 65分(試験)+約10分(秘密保持契約/チュートリアル) |
| 公式サイト | https://cppinstitute.org/cpp |
C言語プログラミング能力認定試験
C言語プログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が認定しているもので、その名の通りC言語でのプログラミングのスキルを図るものです。
直接的にC++の資格というわけではありませんが、 C++はC言語をベースにして作られているため、 C++の習得にも活かせる知識を身に着けることができるでしょう。
基礎的な能力を問う3級から、500行ほどの小規模なプログラムを正しく記述できる程度のスキルが問われる2級、C言語で応用プログラムの開発やOSへの理解など応用的なスキルを問われる1級まで、3つの難易度があります。
こちらは日本語での受験が可能なこともメリットですね。
| 運営団体 | サーティファイ情報処理技術者能力認定委員会 |
| 受験料 | 1級:8,300円 2級:6,900円 3級:5,700円 |
| 試験形式 | 1級:実技試験 2級:多肢選択式 3級:多肢選択式 |
| 試験時間 | 1級:150分 2級:90分 3級:60分 |
| 公式サイト | https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/ |
合わせて取得をおすすめする資格
C++の知識を問うものではありませんが、転職や案件獲得により有利になるため、汎用的な言語であるC++のスキルとともに合わせて取得しておくことをおすすめする資格もあります。
それが、次の2つの資格です。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が運営する国家資格のひとつです。
- システムの設計・開発・運用
- システムを活用した戦略の立案
といった、ITエンジニアに必要な幅広いスキルを問われるもので、エンジニアの登竜門的な資格だと言われています。
| 運営団体 | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) |
| 受験料 | 7,500円 |
| 試験形式 | 科目A:60問・多肢選択式(四肢択一)科目B:20問・多肢選択式 |
| 試験時間 | 科目A:90分 科目B:100分 |
| 公式サイト | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html |
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験も、基本情報技術者試験と同様にITエンジニアに必要な様々な知識が問われる国家資格です。
基本情報技術者試験の上位資格にあたり、出題する大まかな分野は変わりませんが、より高度なスキルが求められます。
どちらも取得していないという方は、まずは基本情報技術者試験の取得を目指して学習すると良いですね。
| 運営団体 | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) |
| 受験料 | 7,500円 |
| 試験形式 | 科目A:80問・多肢選択式(四肢択一)科目B:11問・記述式 |
| 試験時間 | 科目A:150分 科目B:150分 |
| 公式サイト | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html |
C++関連資格の効果的な学習方法
C++関連資格を取得する上で、もちろん学習は欠かせません。
資格取得を目指すための効果的な学習方法には、以下のように様々な方法があります。
- 書籍を活用して独学する
- オンライン講座・スクールを利用する
- コミュニティに参加する
それぞれのポイントなどをご紹介します。
書籍を活用して独学する
C++は広く知られる言語であり、様々な現場で活用されているため、C++関連の書籍なども多くあります。
こうした書籍やインターネット上の教材などを利用して独学で学ぶのも、学習方法のひとつですね。
独学は自宅などで自分のペースで学習できるため、本業で忙しいエンジニアなどでも学習しやすい方法でしょう。
しかし、分からない点などで躓いた際の解決が難しく、挫折しやすいという点もあります。
そのため、ご紹介している他の方法と合わせて行うのがおすすめですね。
オンライン講座・スクールを利用する
オンライン講座やプログラミングスクールを利用するのも、おすすめの学習方法のひとつです。
もちろんコストはかかりますが、スクールでは、独学のデメリットとして挙げられる疑問の解消も、講師に直接することで早急に解決できます。
近年ではオンラインの講座やスクールも充実しているため、自宅で効率的に学べる点もメリットと言えるでしょう。
コミュニティに参加する
他の学習方法と組み合わせることがおすすめなのが、オンラインコミュニティなど、コミュニティに参加し、他のエンジニアと交流することでより理解を深めるという方法です。
プログラミングに関するオンラインコミュニティは多くあるため、学習を行いながらこういったコミュニティで他のエンジニアからフィードバックを得たり、他のエンジニアのアプローチを学ぶことで、さらに知識が定着し、深く理解することができるでしょう。
C++エンジニアとしてその他に身に付けておきたいスキル
エンジニアとしてC++を業務に活かし、活躍していくためには、当然C++のスキルだけではなく、様々なスキルを身に着けることが求められます。
エンジニアとしての市場価値を高めるために身に付けておきたい他のスキルをご紹介していきます。
他言語のスキル
まずは、他言語の開発経験・スキルです。
汎用性の高い言語であるC++ですが、C++だけでなく、他の言語と組み合わせて用いることで、活躍できる業務の幅はさらに大きく広がります。
実際の案件でも、C++だけでなく他の言語のスキルが合わせて求められることも多いでしょう。
特に親和性が高いと言われているJavaやAI・データ分析などの分野でC++と合わせて需要があるPythonなど、関連するスキルは身に着けておくと良いですね。
上流工程・マネジメントのスキル
実際にプログラミングを行う下流工程だけでなく、要件定義・設計から行える上流工程の開発経験や、チームをまとめるマネジメントのスキルがあれば、高収入を目指しやすくなります。
フリーランス案件でも、高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
またこれらのスキルは、マネジメントのスキルを深めプロジェクトマネージャーとして活躍したりなど、その後のキャリアパスにも役立ちます。
最新技術への学習意欲と対応力
C++の規格は3年周期で改訂されており、2026年7月現在ではC++23が最新となっているほか、26年内に新たな規格C++26も予定されています。
C++エンジニアは、新たな追加機能はしっかり学んでおくなど、最新の規格への対応が必要になるでしょう。
また、IT業界ではC++の規格以外にも、日々進歩を遂げ、新たな技術やツールなどが続々と登場しています。
C++だけでなく、そういった最新技術を学び続ける姿勢も重要になってくるでしょう。ら隙間時間に学びたいという方はそういったものを利用してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回は、C++の関連資格について、資格取得のメリットや勉強法とともに詳しくご紹介しました。
資格を取得することで、スキルの証明になり、転職やキャリアアップ・収入アップにも有利になる可能性があります。
C++は汎用性の高い言語であるため、基礎的なIT知識や他の言語のスキルなども合わせて学ぶことで、より幅広い仕事に挑戦することができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、資格取得を目指して学習を始めてみてください。














