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フリーランスWordPressエンジニアの年収・単価相場は?

多くのWebサイトに利用され、世界的にシェアの高いWordPress。

そんなWordPressを扱うエンジニアとしてフリーランスで働いた場合には、どのような仕事内容でどの程度の年収を稼ぐことができるのでしょうか。

今回はWordPressエンジニアとして独立を目指す方に向けてその平均年収や年収アップの方法、また未経験から目指す方法までをご紹介したいと思います。

1. フリーランスWordPressエンジニアの仕事内容

フリーランスのWordPressを扱う案件で見られる仕事内容は主に、企業などのWebサイトの新規作成・公開、既存のサイトのリニューアル、既存ページへのコンテンツや機能の追加、またエラー対応やメンテナンスといった保守運用作業などがあります。

仕事内容については企業に所属するWordPressエンジニアとの違いは少ないですが、プラスアルファのスキルによってより幅広い案件にチャレンジすることができますね。

サイトの新規開発業務であればWordPressの構築言語PHPのスキルはもちろん、Webサイトを作成するために利用するHTML、CSS、JavaScriptなどの言語、またデータベースであるMy SQLの知識も必要になるでしょう。

サイトによってはコラムの追加案件などもあるため、SEOの知識もあるとより幅広い案件が受注できますね。

高単価なものには常駐型の案件が多くなってしまいますが、他の分野と比較してリモートでできる案件が多くあるというのも特徴です。

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2. フリーランスWordPressエンジニアの平均年収・単価

では、フリーランスのWordPressエンジニアの年収はどのようになっているのか、実際の案件情報などを参考に見てみましょう。

まず、案件単価においては平均が50万円程度とされています。

最低で20万円ほどのものから最高では120万円と、案件の難易度などによってもかなり幅があることが分かりますね。

次に平均年収ですが、これは実務経験によっても大きく異なってきます。

経験年数別での年収相場は、以下のようになっています。

経験年数年収相場
1年未満〜300万円
1年〜3年約300万〜600万円
3年〜5年約550万〜700万円
5年以上700万円〜

案件内容によっても異なりますが、WordPress制作においては作業にかかる時間・日数と制作のノウハウなどの付加価値といったものが考慮されるため、案件の規模やエンジニアのスキル・また上に挙げたように実務経験によって幅があります。

5年以上もの実務経験のあるエンジニアは、700万円を超える高収入も不可能ではありません。

単価の高い案件を受注するためには、実務経験の多さとそれに見合った高いスキルが必要だということですね。

3. フリーランスWordPressエンジニアが年収アップを目指す方法

フリーランスのWordPressエンジニアが高収入を目指すポイントは、単価の高い案件を受注できるようになるということです。

基本的にひとりで業務を行うフリーランスでは、業務を行える時間に限りがあります。

単価の低い案件を数多くこなすことで収入を上げようとすると、身体的にも精神的にも負担がかかることになる上、クオリティを下げてしまったり納期を守れなくなったりと信用を失うことに繋がります。

高単価の案件の特徴としては、規模の大きいものがありますね。

Webサイト制作案件でも店舗や個人からの依頼よりも、企業からの案件の方が単価が高くなる傾向にあります。

高単価の案件を受注できるWordPressエンジニアになるために、実務経験はもちろん、

  • デザインスキル
  • マーケティングスキル

なども身につけておくと良いでしょう。

デザインからできるエンジニアは受注できる案件の幅も広がりますし、SEOの知識などマーケティングスキルがあることでクライアントの要望を叶えながら集客を考えたサイトを作成することができます。

エンジニアとしての業務だけでなく、プラスアルファのスキルを活かしてディレクター的な業務もこなせるようになると、単価アップ、ひいては年収アップにつながりますね。

4. 未経験からフリーランスWordPressエンジニアを目指すには?

まったくの未経験からフリーランスのWordPressエンジニアを目指すのは、けして簡単というわけではありません。

必要なスキルを学ばなければならないことはもちろん、フリーランスとして案件を受注するにもスキルや経験が必要となるためです。

しかし努力次第では不可能ではありませんし、学び方にも様々なものがあります。

◯まずはIT企業に就職する

独学などである程度スキルを得てから一度就職するというのはもちろん、WordPressを扱う企業にも未経験OKというところも存在します。

そういったところに飛び込んで働きながら効率的にスキルや知識を学び、さらに実務経験も同時に積んでからフリーランスWordPressエンジニアとして独立するという方法があります。

案件を問題なく獲得してフリーランスWordPressエンジニアとして生活するには、最低でも数年は実務経験があったほうが良いでしょう。

◯独学またはプログラミングスクールで学ぶ

努力は必要ですが、体系的に学べる書籍や豊富な学習サイトを利用して独学でスキルを身につけることもできます。

独学が難しいという方は、費用はかかってしまいますがプログラミングスクールを利用するのもおすすめです。

講師に不明点を早めに確認することで効率的に学ぶことができるのは大きなメリットですね。

自ら学んでスキルを習得したら、フリーランスWordPressエンジニアとして案件を受注してみましょう。

もちろん高単価な案件には実務経験が必要になりますが、簡単な案件をこなしてフリーランスとしての働き方を学びながら経験を積んでいくことができます。

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5. フリーランスWordPressエンジニアの案件獲得方法

フリーランスWordPressエンジニアが案件を獲得するには、様々な方法があります。

・クラウドソーシング
・直接営業
・ブログ・SNSでの情報発信
・エンジニア案件サイト

ネット上で手軽にやりとりができるクラウドソーシングの利用や、興味のある企業などがある場合には直接営業をかけるという方法もあります。

SNSで依頼をかけているところに募集したり、逆にSNSで情報を発信することで依頼してもらうなど、SNSや人脈を利用するのも良いでしょう。

ですが、一番おすすめなのはエンジニア案件情報サイトを利用することです。

案件数も豊富にある上、企業の案件も多いため高単価な案件を見つけやすいことは大きなメリットですね。

エージェントサービスを利用できるところもあり、営業活動や事務的なサポートを受けながら自分にあった案件や高単価の案件を紹介してもらえるため、案件探しに慣れていない方にも特におすすめです。

まとめ

今回はWordPressエンジニアとしてフリーランスで活躍することを目指す方に向けて、その年収や仕事内容、また年収アップの方法などを詳しくご紹介しました。

現在、未経験だという方も自分に合った方法でフリーランスWordPressエンジニアを目指すことができます。

その年収はスキルや実務経験によって大きく変わってくるため、この記事を参考に高収入のフリーランスWordPressエンジニアになるためにスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。