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フリーランスUnityエンジニアの仕事と年収|未経験から目指すには?

フリーランスUnityエンジニアの仕事と年収|未経験から目指すには?

ゲーム開発エンジン「Unity」に携わるエンジニア・Unityエンジニアとして働く方の中には、今後独立してフリーランスになることに興味を持っているという方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、フリーランスのUnityエンジニアの仕事内容や年収などの実情、さらに未経験から目指す方法までを詳しくご紹介したいと思います。

1. Unityとは?

Unityとは、ユニティ・テクノロジーズ社によって開発されたゲーム開発のためのツール、ゲームエンジンです。

Unityを利用することでゼロからのプログラミングよりも非常に効率的にゲームを開発することができます。

家庭用ゲーム機からWindowsなどのOS、AndroidやiOS搭載のモバイル機器、AR/VR対応機器からブラウザまでマルチプラットフォームに対応していることが特徴で、ゲーム開発においては世界的にトップクラスのシェアを誇っています。

また、Unityが利用されているのは、ゲーム分野だけではありません。

AR/VR/MRといったバーチャル技術や3D技術を得意とするUnityは、その他にも医療分野や建築分野など様々な業界で活躍しています。

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2. フリーランスUnityエンジニアの仕事内容

多様な分野で使われるUnityを扱うフリーランスUnityエンジニアは、仕事内容も様々です。

実際の仕事内容を、いくつかご紹介します。

◯ゲーム開発

まず、ゲームエンジンであるUnityを利用したゲーム開発です。

開発に利用するツール選定から設計、また実際にゲームのデザインに沿った処理の実装やキャラクターの動作を実装したりといった、ゲームに必要な開発工程を担当します。

中には既にリリースされているゲームの運用保守に携わる案件もありますね。

リリースしたゲームのデータ収集・解析を行いメンテナンスや機能追加、また次の開発に活かすなど、開発を終えても重要な業務は多々あります。

マルチプラットフォーム対応という特徴があるUnityですが、現在は市場を広げるスマートフォン向けゲームアプリの案件が比較的多く見られます 。

◯フロントエンド開発

ユーザーが目にする部分である、フロントエンドの開発もUnityエンジニアの仕事として存在します。

オンラインゲームやアプリケーションなどのUIといったユーザーが実際に操作する部分に携わるため、ユーザー目線での使いやすさを重視して開発を行わなければなりません。

そのための処理を行うプログラムを設計し、実装することが業務になります。

サーバーサイドとの連携などサーバーサイド開発に関わる部分を担当することもあり、サーバー内処理の知識が必要になる場合もあります。

◯拡張機能実装

Unityでは、拡張用言語としてC#を用いて拡張機能の実装をすることができます。

これによって、そのゲームのオリジナリティを重視した独自の処理が行えるようになります。

具体的な業務としては、3D画像やキャラクターモデルなどの外部アセットを元に構築したオブジェクトを利用した動的な処理の実現や、それらをスムーズに動作させるための処理などになりますね。

3. フリーランスUnity案件の求人動向

Unityのフリーランス向け案件で現在多く見られるのが、ソーシャルゲームやスマートフォンのゲームアプリの開発案件です。

ソーシャルゲームの需要は高く、今後もさらに案件数は増えていくでしょう。

現在公開されているゲームの保守案件なども多くありますね。

近年注目を浴びているメタバースを始めとした仮想現実・拡張現実に関連する案件も見られるため、ゲームだけではなくそういった最新の技術に興味がある方にもUnityに携わるエンジニアを目指すのはおすすめです。

Unityでは常駐型の案件だけではなく、リモートでの仕事が可能な案件が見られるため、柔軟に働きやすいというのもポイントのひとつです。

4. フリーランスUnityエンジニアの年収相場

フリーランスのUnityエンジニアの収入は受注する案件によって変わります。

案件の分野などでも違いはありますが、高単価の案件を受注するには実務経験とスキルが重要になるため、経験年数によって年収にも大きな違いが出てきます。

求人サイトなどの傾向を見ると、経験年数別の年収は次のようになっています。

経験年数年収相場
~1年約300万~400万円
1~3年約400万~600万円
3~5年約600万~900万円
5年~約900万円以上

未経験で1年未満の経験しかない場合年収は約300万円程度になりますが、3年以上の実務経験を積めば600万円以上の収入も見込めます。

5年以上もの経験とスキルを積めば、年収1,000万円を達成するというのも不可能ではありませんよ。

まずは様々な案件をこなし、経験とそれに見合ったスキルを積んでいきましょう。

5. 未経験からフリーランスUnityエンジニアになるには?

完全に未経験からいきなりフリーランスのUnityエンジニアを目指すというのは、少々難易度が高くなります。

いくら前提としてUnityを扱えるようになったとしても、多くのフリーランス向けのUnity案件では、数年以上の実務経験、またはC#のスキルを応募資格としています。

そのため、未経験からフリーランスUnityエンジニアを目指して案件を獲得するためにはまずC#のプログラミング言語のスキルが必須になります。

C#のスキルがない場合独学やプログラミングスクールでの習得ももちろん良いですが、実務経験を積むという意味でも、C#を学べる未経験OKの企業に就職して、学びながら実務経験を積むというのがおすすめです。

スムーズに案件を獲得するためにも、3年以上の実務経験を経てから独立を目指すと良いですね。 

独立前に副業としてフリーランス向けの案件に挑戦し、コツを掴んだり収入を確保しておくというのも良いでしょう。

6. フリーランスUnityエンジニアの案件獲得方法

フリーランスUnityエンジニアが案件を獲得するには、オンラインで手軽に案件を探せるクラウドソーシングサイトを利用することや、知人からの紹介、仕事をしたい企業などがあれば自ら直接営業するなど様々な方法があります。

どの方法にもメリット・デメリットはありますが、おすすめなのはフリーランスエンジニア向けの案件情報サイトを利用するということです。

案件サイトには高単価の案件を含む多様な案件があるほか、エージェントサービスを利用できるというのもポイントです。

エージェントサービスを利用すれば自分のスキルや希望に合った案件を紹介してくれるため、案件探しの手間が省けます。

案件探しに慣れない独立したてや、より高単価の挑戦的な案件を探しているという場合にも良いでしょう。

事務的な手続きや営業をエージェントが担ってくれることもあり、業務に集中できるというのもメリットのひとつですね。

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まとめ  

今回の記事では、ゲーム開発において高いシェアを誇るUnityを扱うエンジニア、Unityエンジニアとして独立を目指す方に向けて、仕事内容や年収、また目指し方まで詳しくご紹介しました。

未経験からでも独立は不可能ではありませんが、フリーランスUnityエンジニアとして活躍するには実務経験と関連スキルの習得が必須になります。

必要となるC# をすでに習得しているという方は、独立へ向けて案件を探してみてはいかがでしょうか。