SES契約書とは?契約書印紙や収入印紙について詳しく知ろう

SES契約書とは、システムエンジニアリングサービスにまつわる契約書のことです。SES契約書の名前は聞いたことがあるという方が多いかもしれませんが、種類や収入印紙が必要となる場合など、詳しくはわからないという方が多いでしょう。

そこで今回は、SES契約書の種類や収入印紙の金額とマナーなどをご紹介します。SES契約書や収入印紙などについて知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

収入印紙が必要となる文書

まずは、収入印紙が必要な文書についてご紹介します。

課税文書の指定を受ける書類

収入印紙は、課税文書の指定を受ける書類に必要となります。課税文書は、印紙税法によって印紙税を課すと規定されている書類のことです。

そんな課税文書は、20種類あります。20種類それぞれに印紙税額が決められています。国税庁によると、課税文書を以下のように定義しています。

  • 課税物件表に掲げた20種類の文書で証明される課税事項の記載がある
  • 印紙税法第5条で規定される非課税文書ではない
  • 当事者同士で課税事項を証することを目的に作成された

課税文書は、書類の名前などではなく内容で決まります。国税庁の印紙税額一覧に記載がない文書でも、契約実態によっては課税文書になることがあります。

また、紙ではないメールの文書やPDFデータで合意が行われると、印刷したり収入印紙を貼ったりする必要はありません。

印紙税が必要ない書類

印紙税不要の書類は、不課税文書や非課税文書と呼ばれています。不課税文書は、課税文書ではない書類のことを指します。

非課税文書は、印紙税が課されない課税文書を指しています。例えば、国や自治体、外国大使館などが作成した書類、または法律で非課税とされる書類が挙げられます。

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SES契約書の種類は?

次に、SES契約書の種類を見ていきましょう。

SES契約書の種類は以下の通りです。

  • 差入式秘密保持契約書(NDA)
  • 基本契約書
  • 秘密保持契約書(NDA)
  • 個別契約書

新規契約を取るために、営業から電話などをかけて新規案件を探します。そして、先方の要望によりますが、差入式秘密保持契約書(NDA)を持参します。差入式秘密保持契約書(NDA)は、甲乙両者の契約でなく、訪問する側は「そこで知り得た秘密を他に話しません」と相手に一方的に誓約するものです。

話がお互いにまとまった場合、正式に契約を締結することになり、基本契約書や秘密保持契約書(NDA)を取り交わすことになるのです。

基本契約書では、著作権や責任の所在など基本的な取り決めをまとめます。また、この文書では技術者の名前や単価、期間など具体的な内容は含まれません。そちらの内容は、個別契約書の方はで明記します。

それは、技術者がアンマッチした場合に、技術者を入れ替えたとしても、個別契約書の取り直しだけで済ませるためです。

基本契約書はIT業界では「契約」と呼びます。

収入印紙の金額とマナー

最後に、収入印紙の金額やマナーをご紹介します。

契約書に貼る収入印紙は、貼り忘れてしまっても契約自体は有効です。しかし、貼っていない場合は印紙税法違反になってしまうので注意が必要です。

差入式秘密保持契約書(NDA)と秘密保持契約書(NDA)については、収入印紙の必要がありません。

基本契約書は、継続的取引の基本になる契約書である7合文書として取り扱われ、収入印紙4,000円がかかります。契約書は2通作成し、それぞれ保管するため2通の収入印紙が必要となります。

2通の収入印紙をどちら側が負担するかは規定がありませんが、原則は、それぞれが1通ずつ収入印紙を準備して処理します。

収入印紙のやり取りを例に挙げると、A社が2部を作成して1部に収入印紙を貼り、割り印します。そして、B社に2部とも送付します。

その後、B社が残りの1部に収入印紙を貼ります。2部とも割り印し、1部をA社に返送します。そして、残りの1部をB社が保管します。また、A社も割り印し、保管します。

注意したいのは、相手側が気を使ってくれたと捉えてしまい、収入印紙がついた方を自分の手元に残してしまうことです。そのため、別の方法として契約を結んだ後に契約書にそれぞれ収入印紙を貼って、割り印するといったこともできます。

個別契約書には、技術者の名前や期間、単価などの具体的な内容を記載します。ちなみに、個別契約書といった名前ではなく、注文書や注文請書として取り扱う会社が多いでしょう。

収入印紙は受け側が負担し、注文請書だけに貼ります。収入印紙の金額は契約金額によって以下の通りになります。

  • 契約金額が1万円未満:印紙税額は非課税
  • 契約金額が10万円以下:印紙税額は200円
  • 契約金額が10万円を超え50万円以下:印紙税額は400円
  • 契約金額が50万円を超え100万円以下:印紙税額は1,000円
  • 契約金額が100万円を超え500万円以下:印紙税額は2,000円
  • 契約金額が500万円を超え1千万円以下:印紙税額は10,000円
  • 契約金額が1千万円を超え5千万円以下:印紙税額は20,000円

SES契約書の場合、月単価×契約期間で契約金額が決定します。

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まとめ

SES契約書や印紙などについて理解することはできましたか?

SES契約書は、収入印紙が必要な場合と必要ではない場合があるので注意が必要です。

また、SES契約書は契約にあたり重要な文書となるので、しっかり理解し、間違えないように取り扱っていきましょう。

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