フリーランスエンジニア向けIT系求人・仕事・案件情報サイト
更新日

できるフリーエンジニアは営業上手!?プレゼンのコツをご紹介!

フリーエンジニアになると、自分自身でプレゼンテーションをして営業をする機会が増えます。

自分一人でプレゼンテーションをすることにより、先方との知識量の差やリテラシーレベルの相違が原因で「正確に情報を伝えようとするあまり、一方的で相手に響かないダメなプレゼンになってしまった・・・」と後悔に至るケースも出てくることと思います。

また、そういった大きな課題にひとりで立ち向かわなければならないため、フリーエンジニアにとって、プレゼンテーションのコツを知っておくことは非常に重要なポイントの一つと言えます。

特に、エンジニアとは根っからの技術者であるがゆえ、プレゼンテーションなどの営業トークが苦手という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、人前で話すのが苦手なエンジニアや、今まで営業さんに任せていてプレゼンテーションをしたことが無いエンジニアに役立つ、プレゼンのコツをお伝えします。営業に必要不可欠なプレゼンテーションをマスターして、できるフリーエンジニアになりましょう!

フリーエンジニアは営業力が必要!

企業に所属するエンジニアは、仕事の獲得やクライアントとの交渉は営業部門の担当者に任せることができるうえ、クライアントと話すことなく技術に専念できる環境が整っているため、プレゼンテーション力や営業力をそこまで求められることもないでしょう。

しかし、フリーエンジニアは、営業担当者がいる企業に属しているわけではないので、エンジニア個人のコミュニケーションスキルが必要とされる場面が増えていくものです。

もちろん、メールや電話で済む場合もありますが、大きな会議室で大人数に向けてプレゼンテーションを行わなければならないシーンも出てくるでしょう。

前述したように、「あまり人と話すことが得意でないからこそエンジニアになった」という方もいらっしゃると思いますが、コミュニケーション力・営業力・ひいてはプレゼンテーション力は、フリーエンジニアにとって必要なスキルといえます。

裏を返せば、すでに技術力が長けているエンジニアが営業力も身に付けることで、「エンジニアとしての魅力」「仕事のパートナーとしての魅力」が増すことは間違いありません。この機会に営業力を身につけ、フリーエンジニアとしての仕事をどんどん獲得していきましょう。

プレゼン前に準備しておくべきことが大事!!

プレゼンテーションをする前には、内容や構成にこだわった分かりやすい資料の準備が必要不可欠です。どこにでもあるようなありふれた資料ではなく、個人的な意見や体験が盛り込まれていると聞き手は飽きず、情報の受け取りも容易になります。ここからは、具体的なコツをお教えします。

プレゼン相手のリサーチを行う

よりよいプレゼンテーションをするための1つめのコツは、「プレゼン相手のリサーチを行う」ことです。

相手の所属している企業の理念や方針など、情報収集できることはなるべく把握しておきましょう。

もちろん個人のパーソナルな部分を調べることは不可能ですが、自分がプレゼンテーションをする相手が、どのような“立場”や“役職”の人なのかという部分まで、しっかりと理解することが重要です。

相手を理解しておくことで、おのずと相手に合った資料づくりができるうえ、共通認識が増えることで、より円滑なコミュニケーションを実現できます。

質問に答えられるように知識を深めておく

2つめのコツは、「想定される質問を考えておく」ことです。

質問された際に挙動不審な動きをしたり、自信のない表情が見えたりすると、プレゼンテーションの内容にも不信感が生まれてしまうものです。

プレゼンテーションをするからには、質問があった際に「明確かつ簡潔に答える」ことが大切です。事前に質問を想定しておけば、急な質問にも臨機応変に対応することができるので、資料とあわせて準備しておくと良いでしょう。

リハーサルを行う

3つめのコツは、「リハーサルを行う」ことです。

それも、1回だけのシミュレーションではなく、何度もリハーサルを行うことが大切です。リハーサルを繰り返すことで自信につながり、クオリティが向上します。

可能であれば録音や録画をしておき、分かりにくい言葉を使っていないか、早口になっていないかなどを念入りに確認します。

もしも、プレゼンテーションの練習に付き合ってくれる人がいる場合は、ぜひその人にお願いしてロールプレイングしてみることをお勧めします。

気になる点などを直接フィードバックしてもらうことで、客観的な意見を取り入れることができるため、より精度の高いプレゼンテーションができるようになります。技術や情報を正確に伝えようとすることばかり意識して、相手を置き去りにした話し方になっていないかなど、リハーサルの際に今一度確認してからプレゼンテーションに臨みましょう。

プレゼンでの話し方

プレゼンテーションがうまい人は、話し方にも気を付けていることがほとんどです。続いては、プレゼンテーションの際に気を付けたい話し方のポイントをお伝えします。

ゆっくりと大きな声で

自分に自信が無い人は、思っている以上に早口になったり、声が小さくなったりすることが多いです。

基本中の基本ではありますが、相手が聞き取りやすいように、「早口にならないこと」と「小声にならないこと」には特に注意しましょう。

また、「前を向いて話すのが恥ずかしい」という思いから下を向いて話してしまうと、印象が悪いだけでなく声の通りも悪くなるため、前を向いて話すことを心がけましょう。

「あの・・・」「その・・・」は禁止

人と話をする際、ついつい「あの・・・」「その・・・」などが口癖になっていませんか?

プレゼンテーションの際にこういった表現を使ってしまうと、一気に自信がなさそうに見えてしまうものです。

癖になっている人は日頃から言わないように意識を改め、プレゼンテーションの際にうっかり出てしまわないように意識して話しましょう。

聞き手を魅了するプレゼンの極意!

聞き手にとって、ありふれたプレゼンテーションほどつまらないものはありません。ここからは、聞き手を魅了するために押さえておきたい極意をお伝えします。

写真に工夫を

プレゼンテーション資料に使用する写真は、どれも同じように載せるのではなく、損失や難関ポイントなどネガティブなメッセージの場合にはモノクロ写真にして相手の不安を刺激し、利益などのポジティブなメッセージの場合にはカラー写真にすることで期待を膨らませるなど、見るだけで感情を動かすような資料を作成しましょう。

相手が感じた不安を「解消できるのは自分である」ということを印象付けることができます。

話し方に工夫を

マーケティングのコツとして「7ヒッツ理論」として紹介されている方法があります。それは、最も伝えたいフレーズをキラーフレーズとして、「資料+口頭」で7回以上繰り返すという手法です。

これによって相手に効果的に伝えることができると言われています。プレゼンテーションで最も伝えたいことはなにかをよく考え、効果的なキラーフレーズを定めて話すことを心がけましょう。

こういった工夫をすることで、相手の記憶に残るプレゼンテーションが実現できるのです。

歴史上最強のプレゼンターとは?

歴史上の人物からも、エンジニアにとって必要な「プレゼンテーションの極意」を学ぶことができます。時間があるときに演説を聞き、演説内容から技を学びましょう。

オバマ元大統領

今でも私たちの記憶に鮮明に残る「イエス・ウィー・キャン」というセリフを効果的に使った演説で知られるオバマ元大統領も、プレゼンテーションのプロといわれています。

シンプルながらも聞き手を魅了するオバマ元大統領の演説から、学べる事は沢山あるはずです。

スティーブ・ジョブズ

iPhoneなど数々のIT最先端製品を世に生み出しているアップル社の共同設立者の一人、スティーブ・ジョブズも、「唯一の」「半永久的」などのワードを巧みに使って人々を魅了するプレゼンテーションを行っていました。

アリストテレス

古代ギリシャの偉大なる哲人アリストテレスは、「人を説得する5つのステップ」を説いています。聞き手の注意を引くストーリーやメッセージを提示するなど、当たり前のようで難しいプレゼンテーションの極意を学ぶことができます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、フリーエンジニアにとって避けては通れないプレゼンテーションを上手にこなすコツをご紹介しました。

フリーランスエンジニアになると新たな壁にぶつかることもしばしばですが、何事も経験を積み重ねることが大切です。プレゼンテーションも数を重ねればおのずとコミュニケーションスキルが向上し、フリーエンジニアとしての強みになります。プレゼンテーションもできる営業力の高いエンジニアは、これから求められ続けることは間違いありません。

フリーエンジニアとして活躍していきたいと考えている方、エンジニアとしてのプレゼンテーションで悩んでいる方は、今回ご紹介した内容を参考にしていただければ幸いです。

\ ログインしなくても検討機能が使える♪ /
新着のエンジニア案件を見てみる