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アプリケーションエンジニアとは?仕事内容から求められるスキルまで

アプリケーション開発に携わる、アプリケーションエンジニアという職種をご存知でしょうか。

特にエンジニアとして働き出したばかりという方やこれからエンジニアを目指す未経験の方は、詳しく知らないという方も多くいることと思います。

今回はそんな方に向けて、アプリケーションエンジニアの仕事内容や向いている人の特徴など、詳しくご紹介します。

1. アプリケーションエンジニアとは?

アプリケーションエンジニアは、ITシステム内のアプリケーションなど、アプリケーションの設計から開発、運用保守までの開発業務全般を担うエンジニアです。

アプリケーションエンジニアが扱うアプリケーションは、大きく『業務アプリケーション』『Webアプリケーション』『スマホアプリケーション』の3つに分けられます。

業務アプリケーションは企業の業務を効率化したり、経営における課題を解決するために開発されるアプリケーションです。

在庫や顧客を管理するためのものから、交通インフラや金融分野に関わるものなど公共的な大規模なプロジェクトもありますね。

Webアプリケーションは、Webブラウザ上で動作できるアプリケーションのことを呼びます。

パソコンやスマートフォンにインストールしなくとも良いものです。

代表的なものでは、SNSや動画投稿サイト、Web上のメールサービス、ECサイトなどがありますね。

3つ目のスマホアプリケーションは、より身近で馴染みのあるものですよね。

「アプリ」と言われると、これを指すと考える人も多いでしょう。

広く普及していて需要が高いスマートフォンのアプリは、iPhoneやAndroidなど、機種ごとに使われているOS別にそれぞれ異なる開発言語が使用されます。

これらの様々なアプリケーションに関わるエンジニアが、アプリケーションエンジニアになります。

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2. アプリケーションエンジニアの仕事内容

アプリケーションエンジニアの業務範囲は広く、アプリケーション開発における一連の工程すべてを担っています。

アプリケーションエンジニアの仕事内容を、流れに沿って見ていきましょう。

2-1. 要件定義・設計

まずは、どのようなアプリケーションを開発するのか要件を定義していきます。

業務アプリケーションであればクライアント企業がどのような課題を抱えているのかをヒアリングするなど、クライアントの要望を聞き、それを叶えるためにどんなアプリケーションにするかを整理します。

要件定義が出来たら、それを設計書に落としこんでいきます。

要件を満たすために必要な仕様など、これを見れば問題なく開発できるように細かく設計していきます。

2-2. 開発・テスト

設計書が完成したら、それに沿って実際の開発に入ります。

開発するアプリによって様々なプログラミング言語を使用し、コーディングを行っていきます。

複数のエンジニアでチームとなって行う場合も多くありますね。

完成したら、すぐに運用できるわけではありません。あ

不具合はないか、実際の環境で問題なく動作するかなどテストを行って、修正を加えていきます。

問題なく動くかという点だけでなく、ユーザビリティが悪くないかということもここで検証します。

2-3. 運用・保守

テストをクリアすると、運用に入ります。

業務アプリケーションなら企業などで、スマホアプリケーションならユーザーに向けてリリースされるなど、実際の現場で運用が始まります。

運用が始まったらアプリケーションエンジニアの仕事は終わりというわけではありません。

正常に運用できているかセキュリティの監視をしたり、不具合やトラブルが発生したりすれば速やかに対応するなど、保守作業も重要な業務のひとつです。

必要があれば、その都度アップデートや機能追加なども行いますね。

3. アプリケーションエンジニアに求められるスキル

アプリケーションエンジニアになるために絶対にこの資格がなくてはならない、というものはなく、学歴も重視されません。

しかし、アプリケーション開発に必要な専門的なスキルが求められることになります。

主に必要なスキルには、以下のようなものがあります。

◯プログラミング言語などの開発スキル

まず、アプリケーション開発に必要なプログラミングスキルや知識は基礎として必要です。

AndroidアプリではJavaやKotlin、といったように使用するプログラミング言語はアプリケーションの種類や動作環境によって異なるため、関心のある開発分野に必要なものから習得すると良いですね。

ネットワークやサーバー、データベースなどインフラ分野の知識があったり、より上流工程を担うために設計などのスキルがあるとより幅広い業務に当たれます。

◯フレームワークのスキル

フレームワークとは、開発を効率化するために用いられるツールです。

アプリケーションエンジニアの開発は作業量を減らし効率的に行うためにフレームワークが利用されるため、フレームワークに関する知識・スキルは外せません。

これも開発するアプリケーションや動作環境など種類によって多々ありますので、プログラミング言語と合わせて身につけましょう。

◯コミュニケーションスキル

クライアントから要望をヒアリングするためにも、チーム内で円滑に開発を行うためにもコミュニケーションスキルは必要になります。

また、クライアントに納得してもらうために提案のスキルもあると良いでしょう。

経験を積みプロジェクトのリーダー的な仕事を担う場合には、マネジメントのスキルも求められますね。

4. アプリケーションエンジニアに向いている人の特徴

ここまでアプリケーションエンジニアの概要や必要なスキルについて紹介してきましたが、興味はあるけれど自分はアプリケーションエンジニアに向いているのか?と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

アプリケーションエンジニアに向いている人には、このような特徴があります。

◯プログラミングが好き

基本的には、アプリケーションエンジニアの業務はプログラミングがメインになります。

プログラミングの経験があり好きだという方、経験がない方でも、黙々とパソコンに向かう作業が苦ではないという方には向いているかもしれません。

実際にプログラミングを学ぶことから始めてみてもよいでしょう。

◯作業効率化について関心がある

アプリケーション開発、特に業務系のアプリケーションなどでは作業を効率化するために開発されるものが多くあります。

作業効率を上げることに関心がある、普段から思考しているという方は、設計段階から自分のアイデアを活かしてより良いアプリケーションを開発できるかもしれません。

◯ユーザー目線で考えられる

作業効率化と同様、スマホアプリケーションなど多くのユーザーが使用するアプリケーションでは実際に使用するユーザーの目線で開発することが重要になります。

ユーザーがどんなアプリケーションを求めているか、ユーザビリティが悪くないかなど、ターゲットとなるユーザーの目線に立って物事を考えられるという方は、アプリケーション開発に向いていると言えるでしょう。 

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まとめ

今回の記事ではアプリケーションエンジニアと呼ばれるエンジニアについて、その仕事内容や求められるスキル、向いている人の特徴までご紹介しました。

この記事を読んでアプリケーションエンジニアに興味を持った方、向いているかもしれないと思った方は、ぜひ興味のある分野のプログラミング言語の習得からはじめてみてはいかがでしょうか。