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Pythonでフリーランスエンジニアは可能!仕事内容や年収・将来性も

人工知能(AI)やビッグデータなどの分野で注目を集める言語、Python。

Pythonを扱うエンジニア、Pythonエンジニアとして働く方の中には独立しフリーランスになることを目指す方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、フリーランスPythonエンジニアの仕事内容や年収、そもそも目指せるのか?目指し方は?といった疑問について、ご紹介したいと思います。

1. Pythonでフリーランスエンジニアは目指せる?

Pythonは、Webアプリケーション開発やデータ解析など様々な現場で利用されている人気の言語です。

近年では、急速に進歩している人工知能や機械学習の分野でも注目を集めています。

先端分野でも需要の高いPythonでフリーランスエンジニアを目指すことは、十分に可能だと言えるでしょう。

フリーランスは在宅のイメージが強いかもしれませんが、大規模なシステムに用いられることも多いため、Pythonのフリーランス案件は在宅案件よりも企業に出社する常駐型の案件の方が多くなっている点は注意が必要です。

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2. フリーランスPythonエンジニアの仕事内容

様々な開発に使用されるPythonですが、フリーランスPythonエンジニアの仕事内容としては、大きく次の3つの分野の案件がメインとなります。

2-1. Webシステム開発

まずは、Webシステム開発です。

フレームワークやライブラリが豊富であり、シンプルなコードを特徴とするPythonは効率的な開発ができるためWebシステムに多く用いられています。

Pythonが得意とする機械学習分野はクラウドとの相性も良いため、クラウドを活用したWebシステムの開発などにも利用されていますね。

YouTubeやInstagram、Facebookといった著名なサービスでも、Pythonを利用してシステムの一部が開発されています。

2-2. データ分析

高速な計算処理を可能とするライブラリが充実しているPythonは統計処理やデータの解析に優れており、データ分析もPythonエンジニアのフリーランス案件には多く見られます。

実行速度のみを重視する現場ではC言語等が採用されていますが、データ分析では実行の結果を見ながら修正するといったケースが多いため、コードの変換が必要ないPythonが重宝されています。

特性を活かし、近年はビッグデータ活用の場面でも人気を集めていますね。

2-3. 人工知能(AI)開発

Pythonは、シンプルで分かりやすい言語と機械学習に適したライブラリを豊富に持つことから、近年では人工知能(AI)開発がフリーランスPythonエンジニアの仕事内容として非常に多くなっています。

人工知能は様々な業界で利用されており、より精度の高い人工知能の実装に役立つPythonが盛んに活用されています。

急速に需要が広がっているため機械学習に携わるエンジニアは不足していると言われており、高単価の案件も期待できるかもしれません。

3. フリーランスPythonエンジニアの案件単価・年収相場

多様な現場で用いられることをご紹介してきたPythonですが、実は、Pythonは日本での認知度はまだあまり高くありません。

そのため、日本では他の人気のプログラミング言語と比較すると案件数は少なくなってしまいます。

しかし、Pythonエンジニアが不足していることから企業からの需要は高く、高単価の案件も多くあります。

案件の単価は平均としては約70万円ほどになりますが、約50万円〜100万円以上のものまで幅広く存在します。

これはスキルや仕事内容によって大きく変化するためで、Webシステム開発よりも機械学習・人工知能分野の方が扱えるエンジニアの数が少ないため高い相場となるといった傾向があります。

また、経験年数によっても年収は変わっていきます。

経験年数年収相場
~1年約300万~400万円
1~3年約400万~600万円
3~5年約600万~900万円
5年~約900万〜1000万円以上

案件の受注には実務経験が重視されるため、未経験〜1年程度では案件の選択肢も少なく年収は400万円以下程度になることもあるでしょう。

経験豊富であればあるほど高度なスキルも伴って高単価の案件を獲得できるようになり、高収入を目指せますね。

まだ経験の浅い方は、経験とスキルを積むことを重視して案件をこなしていきましょう。

4. 未経験からフリーランスPythonエンジニアを目指す方法

では、未経験の方がゼロからフリーランスPythonエンジニアを目指すにはどのような方法をとればよいのでしょうか。

フリーランスPythonエンジニアを目指すための、2つのステップを見ていきましょう。

最低3年以上の実務経験を積む

フリーランスPythonエンジニアとして案件をこなすには、前提となるPythonのスキルが必要です。

ですがPythonは難易度の高いプログラミング言語だと言われており、独学では挫折しやすい上、案件獲得には実務経験も必須になります。

着実に実務経験を積みながらスキルアップを図る方法として、未経験OKの企業などへ就職して会社員エンジニアとして働きながら知識をつけましょう。

最低でも3年以上の実務経験があると、独立後の案件の選択肢を広げられます。

案件情報サイトのエージェントを利用する

ある程度の知識やスキルを得たら、副業としてでも実際に案件を探してみることをおすすめします。

フリーランス案件の探し方には、クラウドソーシングサイトの利用や直営業など様々な方法がありますが、案件情報サイトのエージェントサービスを利用するのが良いでしょう。

案件情報サイトには豊富な案件がある上、エージェントが自分の希望やスキルに沿った案件を紹介してくれます。

営業の必要がなく、事務手続きなども代行してくれる場合があるので特に慣れない独立したてには良いですね。

5. Pythonエンジニアの将来性

結論から言うと、Pythonエンジニアの将来性は高いと言えます。

効率的なWebシステム開発などの需要ももちろんですが、 人工知能や機械学習、ビッグデータといったPythonが人気を博している先端分野は、現在急激に広がり注目を集めている分野です。

今後もさらに様々な企業・業界がこれらを活用することは想像に難くなく、Pythonエンジニアの需要もさらに高まっていくでしょう。

現在は日本での知名度はあまり高くないとご説明しましたが、今後は日本でも知名度とともに需要が上がっていくことが考えられますね。

さらに需要を高めるには、他のエンジニアよりも専門性の高いスキルと深い知識を身につけることはもちろん、関連する他言語のスキルやマネジメントスキルなど、武器を増やすことが重要になります。

最新の情報を常にチェックし、時代に合わせたスキルを学習しておきましょう。

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まとめ

今回の記事では、フリーランスPythonエンジニアとして今後活躍したい!というエンジニアの方やエンジニアを目指す方に向けて、仕事内容や年収、また未経験からフリーランスPythonエンジニアを目指すためのステップまで詳しくご紹介しました。

Pythonは、今後の需要も見込まれる将来性の高い言語です。

すでに案件獲得に必要な実務経験とスキルがあり独立に興味があるという方は、早速案件情報サイトなどで案件探しから始めてみてはいかがでしょうか。