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第一線で活躍するフリーエンジニアが教える!フリーエンジニアのリスクを回避する方法

フリーエンジニアとは、会社や団体に所属せずにエンジニア業を営む人のことを指します。

したがって、個人事業主や小規模企業を営むエンジニア、つまり、小規模事業者と考えていただければ大丈夫です。

インターネットが普及した今、エンジニアの需要は右肩上がりと言われていることから、独立してフリーエンジニアとして活躍したいと考える方が年々増えています。

しかし、実際にフリーエンジニアとして第一線で活躍しているプロはほんの一握りと言ってもいいでしょう。需要が増え、IT・Web業界に進むことを選ぶ人が多い中で輝くためには、フリーランスだからこそ起こりうるリスクを回避するスキルと知識が求められるのです。

今回は、フリーエンジニアのリスクを回避する方法をご紹介します。これからフリーエンジニアを目指す方も、既にフリーエンジニアとして活動している方も、ぜひご参考にしてください。

フリーエンジニアのリスクと回避する方法

ここでは、フリーエンジニアになった際に考えられるリスクと、回避する方法についてご紹介します。

収入が安定しない

こちらは、フリーエンジニアに限らず、全てのフリーランスに当てはまることです。

会社員とは違い、案件ごとにアサインする形態が一般的なため、単価や期間によって収入は大きく左右されますし、継続的に続けられる案件を獲得できる保証はどこにもありません。

また、会社員の場合は営業が仕事を取ってきてくれるので、ご自身で仕事を取る必要はありませんが、フリーエンジニアはご自身で営業をして、仕事を取る必要があります。

そのため、フリーエンジニアになる前に、勉強会や交流会に積極的に参加し、人脈を築くことが重要となります。また、ポートフォリオなどを作成し、ご自身のスキルや経歴をわかりやすくアピールすることも大切となりますので、会社員のうちから準備しておきましょう。

高いコミュニケーション能力も求められますので、実際に営業の方のお話を聞く機会を作るのも良いかもしれません。

自己投資が増える

知識量がすべてではありませんが、IT業界は情報の移り変わりが早く、常に勉強をするという姿勢を崩さないことが大切です。

会社員の場合、勉強会やセミナーへの参加費、書籍の購入などは会社負担になる場合がありますが、フリーエンジニアはご自身の給与からすべて賄わなければいけません。

勉強会やセミナーへの参加費などの自己投資を怠ることで、将来的な報酬に悪影響を及ぼす可能性があります。

しかし、最近では参加費が無料のセミナーや交流会も増えています。

ご自身のスケジュール管理をしっかりと行い、そのようなセミナーや交流会に積極的に参加することで、最低限の自己投資で賢く知識を吸収しましょう。

また、人脈を増やすことで新しい情報交換ができる場面も増えるので、SNSなどを活用するのも良いですね。

多額の損害賠償の危険性

近年では個人情報や機密情報などの取り扱いで大きなトラブルに発展する可能性が非常に高くなっています。

ご自身の行いにより情報が漏洩してしまうと、契約は打ち切られ、場合によっては多額の損害賠償を求められる可能性があります。

とくに、ソフトなどを使用したパソコン作業の多いフリーエンジニアはハッキングやウィルス感染の危険性も高く、十分な注意が必要です。

個人情報や機密情報に触れる場合には、必ず事前にクライアントがどのような情報管理体制を敷いているのか確認し、忠実に遂行することが大切です。

ご自身の身を守るためにも、セキュリティについては常に意識しましょう。

在宅の案件数が少ない

案件数自体は年々増加している傾向にあるものの、未だ在宅やリモートワークの案件は少ないのが現実です。

そんな少ない在宅の案件を獲得するためには、フリーエンジニアとしてどれ程の信頼を得られるかが重要となります。

企業も外部の人間を雇うリスクを伴うので、とても慎重になります。

すでに常駐して契約を遂行し、継続する際にリモートワークに切り替えとなる可能性はありますが、最初から在宅で案件をもらうというのは難しいでしょう。

会社員の時代に実績をしっかりと積み上げ、その実績を外にわかりやすく発信する力が必要です。

未経験からフリーエンジニアを目指す場合も同様に、ご自身の持っているスキルや相手の興味を引きそうな経歴は積極的にアピールしていきましょう。

会社の看板がない、『あなた自身の名前を売る』ということを意識し、行動することが今後の成功に繋がるはずです。

雑務が増える

確定申告や経費の精算、営業だけではなく、企業との打ち合わせや報酬やり取りなど、全て自分自身で正確にこなしていく必要があります。

フリーエンジニアは信頼性が大切なので、1度のミスでもうその企業から仕事がもらえない…なんてこともあります。

そのため、雑務が会社員時代と比べようのない程増えたとしても、そのプレッシャーに負けないような強い精神力も求められます。

雑務をこなしていくためには、様々なソフトやアプリを試してみて、ご自身が「効率が良い」と思えるような方法を見つけることが大切となります。

また、フリーランスの確定申告はとても複雑なため、早い段階で税理士などに相談しておくと良いでしょう。

このように、フリーランスになると様々なリスクを負うこととなり、そのリスクを回避するための冷静さや知識が必要となるので、会社員のうちからしっかりと事前準備をしておいてください。

スキルの高さももちろん重要ですが、不測の事態が起こった時のための心構えがあなたの将来を決めると言っても過言ではありません。

フリーエンジニアとして成功するために

フリーエンジニアとして成功するためには、小さな成功を積み重ねていくことが1番の近道と言えます。

「早く結果を出さないと」と焦って行動するのではなく、目の前のできることからミスのないようにこなしていくことから始めましょう。

そうすることでリスクを回避する力にも繋がり、気が付いた時には『一流のフリーエンジニア』になっているはずです。

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