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「データベースエンジニアはやめとけ」と言われる理由7つを解説!

データベースエンジニアを目指している、興味があるという方の中には、データベースエンジニアについて知る途中で「やめとけ」という声を耳にしたという方も多いのではないでしょうか。

今回はデータベースエンジニアの実情について疑問や不安を持つ方に向けて、「やめとけ」と言われる理由とやりがいなどをご紹介したいと思います。

そもそも「データベースエンジニア」とは?

そもそも「データベース」とは、膨大なデータを活用するために欠かせないデータの倉庫のようなものです。

「データベースエンジニア」とは、 このデータベースを管理したり、必要なデータを簡単に取り出すためのシステムを開発・運用するエンジニアのことを指します。

近年ではビッグデータの活用が話題になっており、データベースエンジニアの需要は更に高まっていますね。

データベースエンジニアの仕事は、クライアントのニーズに合わせた「データベースの設計開発」、ストレージの最適化など「データベースの管理」、アクセス権の管理やセキュリティなど「データベースの運用」の3つに大きく分けられます。

幅広い仕事内容ですが、それぞれ別のエンジニアが対応することが基本となっています。

データベースエンジニアが「やめとけ」と言われる7つの理由

では、そんなデータベースエンジニアはなぜ「やめとけ」と言われてしまうのでしょうか。

データベースエンジニアが「やめとけ」と言われる主な理由について、7つご紹介します。

1人作業が多く孤独を感じやすい

基本的には、ひとつの開発チームにデータベースエンジニアが配属される人数は1人です。

データベースに関わる業務を1人で担うことになり、業務量が増え長時間の作業になってしまいがちな上、すべての作業を1人で集中して行わなければなりません。

データベースに関する知識を持っている人材もチームにおらず、相談もしにくいため、より孤独を感じやすいことがありますね。

地味な作業が多い

データベースエンジニアの仕事には、地味な作業が多いことも特徴です。

データベースの設定やメンテナンスなど、細かな数字を地道に設定するような作業や監視業務など、誰からも見られることなく地味な作業を行うのが日々の仕事です。

感謝や評価も受けにくいために、モチベーションの維持が難しいのも「やめとけ」と言われる理由のひとつです。

クライアントの意向に左右されやすい

データベースエンジニアの仕事はクライアントの意向に左右されやすく、計画通りに進まないことが多いことも原因のひとつです。

クライアントの要望と実現可能な範囲、計画に折り合いをつけて仕事を進めなければならないため、精神的なストレスがかかることがあります。

クライアントの要望を聞きながら振り回されずに仕事を進められるよう、コミュニケーションやプレゼンテーションのスキルを高めましょう。

大きな責任を負うことが多い

データベースエンジニアが扱う企業のデータの中には、個人情報などの非常に重要なデータが多くあります。

万が一情報が漏洩してしまったり、データを誤って消去してしまったりといったことがあれば、企業に重大な損失をもたらしてしまいますよね。

セキュリティを万全にすることはもちろん業務の際にも注意を払わなければならず、責任が重いこともデータベースエンジニアは「やめとけ」という理由です。

最新のスキルを常に求められる

進歩の早いIT業界の中でも、データベース分野はトップクラスのスピードで技術が発展しています。

最新のスキルを常にチェックし、実務に取り入れることを求められるため、学び続けなければならないのが大変な点でもあるでしょう。

特に近年ではクラウド化が進んでおり、データベースにおいても例外ではありません。

普及するクラウドサービスに関する知識は身につけておきたいところですね。

働ける会社が限られる

実はデータベースエンジニアの仕事は、インフラエンジニアがまとめて担当している場合が多くあります。

そのため、データベースを専門に扱うエンジニアの募集は少なく、働ける会社が限られることがあります。

条件の良い企業では特に競争率が高くなるため、希望する職場を見つけるのに苦労するかもしれません。

成果が見えづらくキャリアアップに時間を要する

データベースエンジニアの仕事は成果物として目に見えるものがないために成果が見えづらく、評価しにくいことがあります。

実績を問われることの多い日本企業では、評価基準が難しいためキャリアアップにも時間がかかります。

データベースエンジニアが替えのききにくい職種であることはメリットでもありますが、同時に新たな業務にも

チャレンジしにくいため、経験を積むにはデメリットとも言えますね。

データベースエンジニアのやりがい

上に挙げたような理由から「やめとけ」と言われることも多いデータベースエンジニアですが、もちろんデータベースエンジニアならではのやりがいもあります。

◯最先端のテクノロジーに触れられる

システム開発において欠かせないデータベースに携わるデータベースエンジニアは、データベースだけでなく、ネットワーク技術やセキュリティ技術など幅広い業務にも触れることがあります。

また、ビッグデータやクラウド、人工知能といった先端技術とも密接に関わることがあるため、様々な最先端のテクノロジーに触れられるということは、スキルアップの面でも大きなやりがいのひとつですね。

◯大規模プロジェクトの主要メンバーとして活躍できる

機密情報を扱うデータベースや銀行の金融データを扱うデータベースなど、大規模なプロジェクトに携わりやすいのもメリットのひとつです。

もちろんその分責任は重くなりますが、自分自身の達成感や自信につながるのはもちろん、キャリアアップを目指す上でも大きな実績になりますね。

データベースエンジニアに向いている人の特徴

「やめとけ」と言われるような点をきついと感じるかどうかには、向き不向きも関係しています。

データベースエンジニアに向いているのは、次のような特徴を持つ人です。

データベースエンジニアに向いている人の特徴
・几帳面である
・論理的思考力がある
・学習意欲がある
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漏れなく正確に地道に細かい作業を行う必要があること、また情報漏洩などに気を配らなければならないことから、几帳面で慎重な人はデータベースエンジニアに向いていると言えるでしょう。

クライアントの要望と予算やスケジュールを加味し、最適なデータベースを設計するための論理的思考力も欠かせない能力です。

さらに、データベースを運用する上で起こる突発的なトラブルに迅速に対応できる、問題解決力も重要です。

また、データベースエンジニアに限らずですが、変化し続けるIT業界に携わるエンジニアには常に最新の技術を学び続ける学習意欲も求められますね。

まとめ

今回の記事では、「やめとけ」と言われることの多いデータベースエンジニアに興味があるという方に向けて、なぜ「やめとけ」と言われてしまうのか、その理由を詳しくご紹介しました。

大変な点もあるデータベースエンジニアですが、もちろん大きなやりがいもあります。

この記事を参考にデータベースエンジニアに向いていると感じた方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。