フリーランスエンジニア向けIT系求人・仕事・案件情報サイト
公開日

Kotlin案件の動向|求められるスキル・案件の獲得方法も解説!

Androidアプリ開発において人気の言語、Kotlin。

「Kotlinの案件にはどのようなものがあるのだろう?」

「Kotlin案件の単価は?」

といった疑問など、フリーランスエンジニアの方の中にはKotlin案件に興味があるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、Kotlin案件の内容や動向についてご紹介したいと思います。

Kotlinとは?

Kotlinは、2011年にリリースされたオブジェクト指向のプログラミング言語です。

Kotlinの大きな特徴として、コードが分かりやすくシンプルであること、そして、Javaとの互換性を持っていることがあります。

Kotlinのコードは、コンパイルされJavaの仮想マシンであるJava VM 上で動作するため、Javaからの置き換えで導入しやすい言語となっています。

2019年にはGoogle社でAndroidアプリ開発の推奨言語として採用されるなど、特にAndroidアプリ開発において注目を浴びている言語ですね。

\ ログインしなくても検討機能が使える♪ /
Kotlinの案件を見てみる

Kotlin案件の動向|案件数から将来性まで

それでは、そんなKotlinのフリーランス案件にはどのようなものがあるのでしょうか。

Kotlin案件の動向について、5つの項目に分けて見ていきましょう。

案件数

Kotlinの案件数は現在、人気のプログラミング言語と比較すると少ない傾向にあると言えます。

また、案件の多くは「2〜3年以上のアプリ開発経験」を必須スキルとしており、経験者向けの案件が多いのも特徴のひとつです。

初心者のKotlinエンジニアがいきなりフリーランス案件を獲得するというのは難しくなるかもしれません。

種類・業務内容

Kotlinの案件で主な業務内容となっているのは、やはりAndroidアプリの開発とその保守・機能追加です。

新規アプリの開発案件はもちろん、既存のアプリのアップデートやバグの解消などのメンテナンス、機能追加などの業務も日々発生していますね。

また、アプリは単独で動作するものは少なく、ほとんどがサーバーと連携しています。

そのため、サーバーサイドの設計開発やサイトリニューアルに伴うAPI詳細設計書の作成・開発などといった案件も存在します。

勤務形態

Kotlin案件の勤務形態の特徴としては、出社案件が少なく、基本フルリモートの案件がほとんどだということです。

また、長期予定の案件や週5必須の案件も多く見られます。

こういったところから、Kotlinの需要の高さが伺えますね。

単価・報酬

Kotlin案件の平均単価は、約70万円ほどと言われています。

実際にエンジニアルートに掲載されている案件を見ても、単価60万〜80万円の案件が多く見られますね。 

比較的単価の高い言語であり、中には80万〜100万円ほどの高単価の案件も存在するため、スキルによっては高収入を目指すことも可能です。

将来性

解析サービス「Statcounter」の「Mobile Operating System Market Share Worldwide」というデータを見ると、2023年11月時点のモバイルOSの世界シェア70.16%と、Androidは世界的に圧倒的なシェア率を誇っています。

Androidアプリの需要も非常に高くあることが想像できますが、その一方で、Androidアプリを開発できるエンジニアの数は不足傾向にあると言われています。

そのためAndroidアプリ開発ができるエンジニアの需要は高く、Kotlinは十分に将来性のあるプログラミング言語と言えるでしょう。

(出典:Statcounter「Mobile Operating System Market Share Worldwide」/ https://gs.statcounter.com/os-market-share/mobile/worldwide)

Kotlin案件の受注に求められるスキル

経験者向けの案件が多いKotlin案件を獲得するには、様々なスキルが求められます。

受注のために身につけておきたいスキルをご紹介します。

Androidアプリ開発に関するスキル

まず、Kotlin案件のメインとなるAndroidアプリ開発に関するスキルです。

Google社により公式開発言語とされているKotlinでのアプリ開発ができるスキルや経験が無ければ受注できない案件が多いため、まずはアプリ開発の知識を得て経験を積みましょう。

サーバーサイド開発に関するスキル

アプリ開発ではスマートフォン上で動作するネイティブアプリだけでなく、サーバーとの連携が必要になることも多くあります。

そのため、サーバーサイド開発に関するプログラミングなどのスキルも求められるでしょう。

フレームワークを扱うスキル

開発効率を上げるために、案件によってはフレームワークの経験が必須となっている場合もあります。

Kotlinの代表的なフレームワークとしては

  • Spring Boot
  • Ktor
  • Jooby 

などがあります。

よく利用されるフレームワークに関してはよく学んでおくと良いですね。

データベースの設計スキル

アプリ開発にはデータのやりとりが不可欠であるため、データベースとの連携が必須です。

データの取り出しやデータベースへの書き込みなどのデータ処理を行うため、MySQLなどの主なデータベースの知識や理解、データベース設計スキルも求められます。

【フリーランスエンジニア向け】Kotlin案件の獲得方法

フリーランスエンジニアがKotlin案件を獲得するには、次のような方法があります。

◯クラウドソーシングの活用

まずは、オンラインで案件の受注ができるクラウドソーシングサイトです。 

案件数が多く案件の幅も広いため、スキルや経験の浅い方でも受注できる案件も多くあります。

そのため、特に初心者の方が経験を積むのにはおすすめですね。

◯SNS・ブログでの情報発信

近年では、ブログやSNSなどから案件受注に繋がるケースもあります。

SNS などで自分の持つスキルや知識、これまでの経験などの情報を発信していくことで、案件を募集しているクライアントの目に留まり案件をもらえる可能性もあります。

同じフリーランスエンジニアと交流を持つなど、交友を広げることにもつながりますので他の方法と並行して利用すると良いでしょう。

◯フリーランスエンジニア向け案件サイトの利用

中でもフリーランスエンジニアの案件獲得に特におすすめなのが、フリーランスエンジニア向けの案件サイトを利用することです。

案件サイトでは精査された案件が豊富にあるほか、エージェントサービスを利用できることがあります。

エージェントサービスを利用すれば、エージェントがスキルや条件に合った案件を紹介してくれるため、営業の手間なく希望の案件を受注することができます。 

高単価の案件も見つけやすいため、初心者から経験豊富なエンジニアまで利用しやすい方法ですね。

\ ログインしなくても検討機能が使える♪ /
Kotlinの案件を見てみる

まとめ

今回はKotlin案件に興味があるフリーランスエンジニアの方に向けて、Kotlin案件の内容や求められるスキル、案件獲得方法などを詳しくご紹介しました。

シェアの高いAndroidのアプリ開発において推奨されているKotlinは、今後の需要が期待できる言語です。

案件を獲得するために、まずはスキルや経験を積むところからはじめてみてはいかがでしょうか。