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ITエンジニアに起業が向いている理由|成功に向けたポイントも

現在、ITエンジニアとして活躍している方の中には、将来的に独立・起業を目指しているという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

独立したエンジニアにはフリーランス・個人事業主として雇用されない働き方をするエンジニアもいれば、起業をして事業を立ち上げたり法人を設立したりするケースも多くあります。

では、エンジニアはなぜ独立・起業に向いているのでしょうか。

今回は、その理由と起業に必要なスキルなどをご紹介します。

ITエンジニアに独立・起業が向いている理由

ITエンジニアは、独立・起業するのに向いていると言われています。

その理由は、起業のはじめやすさと失敗するリスクの低さにあります。

通常、起業の際は事業内容によってオフィスや人件費など、様々な費用がかかります。

しかし、ITエンジニアはインターネット環境パソコンがあれば作業を開始できるため、初期費用や維持費が抑えられるでしょう。

また、DX の推進など様々な要因からIT業界は人材不足が問題となっており、エンジニアのニーズは高くあります。

今後もさらなる需要の高まりが期待できるため失敗のリスクが少ないことも、起業のハードルを下げる理由となっていますね。

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ITエンジニアにおすすめの事業モデル

ITエンジニアとして起業すると一口にいっても、エンジニアがスキルを活用できる事業内容は様々あります。

中でも需要が高く、始めやすいおすすめの事業モデルが次の3つになります。

Webサービスの開発・提供

まずは、ITエンジニアの業務としてイメージする方も多いWebサービスの開発・提供です。

あらゆる企業でDX化が進み、日常生活の中でもWebサービスが欠かせない現代では、Webサービスの需要は非常に高く、案件も大規模なものまで数多くあります。

ユーザー目線に立ち、ニーズの高いサービスを企画開発することができれば市場で大きな需要を得られるでしょう。

アプリ開発・インフラ構築の請負

クライアントから必要なアプリ開発や企業のインフラ構築などのサービスを請け負う事業も、需要は高くあるでしょう。

企業案件では大規模なものも多いため、クライアントからの信頼が得られれば長期的な案件や高い報酬に繋げることができます。

もちろん、大規模な案件ではそれに見合ったスキルや経験など、社会的信用と実績が必要になります。

起業前から様々な経験を積んでおくことが重要ですね。

ITコンサルティング・セミナー講師

自らのIT知識や得たスキルを活かして、企業の問題をITによって解決するためのITコンサルティングや、プログラミング技術や情報を提供するセミナー講師として活動することもできますね。

身体的な負担が少ないため長く働きやすく、オンラインのセミナーなどを実施すれば費用の負担も抑えられます。

どちらも豊富な知識と信頼が必要になりますが、高収入を目指したい、長く働きたいという方にはおすすめです。 

起業を検討するITエンジニアが身につけておくべき4つのスキル

起業には、ITに関する知識やスキル以外にも様々なスキルが必要になります。

今後起業を考えている方は、次の4つのスキルも合わせて身につけておきましょう。

会計・財務に関する知識

まずは、会計や財務、経営に関する様々な数値管理などのスキルです。

複数の案件の報酬の請求管理や経費・税金の管理をしっかりとしておくことはもちろん、経営の状況を把握し分析するためにも会計・財務知識は必要です。

これらの知識を身につけることで、経営に関して適切に選択や意思決定を行うことができますね。

経営・マーケティングに関する知識

起業すれば、市場調査や営業、戦略の立案など、経営に関することも自ら行わなければなりません。

そのために、マーケティング知識もしっかりと身につけて経営に取り入れましょう。

クライアントやユーザーのニーズを理解することで、需要の高いビジネスモデルを作ることができます。

マーケティング理論などはもちろんですが、成功している他企業の経営についても学び、取り入れるなど、実践的な知識を得られると良いでしょう。

自己管理能力

企業に所属していればスケジュール管理は企業が行ってくれますが、起業すれば労働時間の管理は自ら行うことになります。

自己管理能力がなければ信頼を落とすことにつながったり、さらに過労で体調を崩し、収入に影響を及ぼしてしまうことにもなります。

また、企業のサポートを受けずに1人での作業が増えることになりますので、孤独を感じる、責任が重くなるなど、精神的な負担もかかりやすくなります。

心身ともに健康を維持できるよう、自己管理能力は必須ですね。

コミュニケーションスキル

会社員の時は、決められたチームメンバーなど出逢う人が限られることもありますが、ITエンジニアとして起業すると、クライアントとのやりとりや参加したプロジェクトのメンバー、また新たな仕事のための営業など、さらにコミュニケーションが重要となる場面が増えます。

相手へのヒアリング能力と自分の伝えたいことを適切に伝える能力の両方を身につけて、円滑なコミュニケーションを目指しましょう。

ITエンジニアが起業を成功させるためのポイント3つ

必要なスキルを身につけて実際に起業に踏み切る際にも、成功のために注意しなければならないポイントがあります。

適切な人材を確保する

ITエンジニアは1人でも起業することができます。

しかし、事業を拡大させ、成功するためには自らの足りない部分を補ってくれるような人材を確保することが重要になります。

IT知識やプログラミングスキルは申し分なくとも、営業力やマーケティング知識が不足していれば事業拡大に時間がかかってしまいます。

トラブルを防ぎ円滑に事業を進めるためには、価値観が一致していることも重要です。

方向性を理解してくれる上で、必要なスキルを持つ適切な人材を獲得して事業を加速させましょう。

自己資金にある程度の余裕をもたせる 

起業当初は必要な資金も多く、軌道にのるまでは赤字経営が続きやすくなります。

生活費を確保する必要もあるため、起業前にある程度資金に余裕をもっておきましょう。

案件などで資金を確保してから起業するのも良いですし、必要があれば、融資などを受けて資金調達をするのもおすすめです。

近年広がりを見せているクラウドファンディングなどを活用するのも良いですね。

できる限りリスクを分散させる

資金を貯めるための方法としてもおすすめしたフリーランス案件は、起業後も継続することをおすすめします。

安定的な黒字経営を実現できるまでは別の収入源も確保しておくことで、リスクを分散させることができますね。

フリーランスエンジニア向け案件情報サイトエンジニアルート」では様々なフリーランスエンジニアの案件を掲載している他、希望に沿った案件探しのサポートも行っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

今回の記事では独立・起業を目指すITエンジニアに向けて、おすすめの事業から起業を成功させるために必要なスキルやポイントまで詳しくご紹介しました。

ITエンジニアはニーズも高く、ハードルが低いため起業に向いている職種です。

起業を目指す方はぜひ、この記事を参考にまずはスキルの習得から始めてみてくださいね。

起業前から資金とスキルアップのために、フリーランスエンジニア案件の獲得を目指してみるのもおすすめですよ。