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サービスエンジニアがきついと言われる理由6つ|向いている人の特徴も

サービスエンジニアに興味があり目指しているという方の中には、サービスエンジニアについて知る中で「きつい」という声を耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さらに実際にサービスエンジニアとして働きはじめ、きつさを感じているという方もいることと思います。

今回はそんな方に向けて、なぜサービスエンジニアが「きつい」と言われてしまうのか、その理由を詳しくご紹介します。

そもそも「サービスエンジニア」とは?

サービスエンジニアとは、自社製品の機械などの設置や設置された製品の運用・保守に携わるエンジニアのことを指します。

オフィスに設置されたコピー機からサーバー、コンピューター、また医療機器など企業によって担当する製品は様々ですね。

基本的にはクライアント先に実際に赴いて、設置や配線作業、メンテナンス・点検業務、修理や部品の交換、またトラブル時の対応など、製品を問題なく運用する上で必要な一連の業務が主な仕事内容です。

様々なトラブルやクライアントからの問い合わせに対応するため、担当する製品に関する深い知識が必要になるでしょう。

サービスエンジニアがきついと言われる6つの理由

そんなサービスエンジニアですが、実は「きつい」「やめとけ」という声も多く耳にします。

なぜ「きつい」と言われてしまうのでしょうか。

その主な理由を6つ、ご紹介します。

責任が大きくプレッシャーを感じやすい

担当する製品にトラブルがあり、クライアントから問い合わせがあった場合、クライアント先に出向いて迅速に不具合を解消しなければなりません。

時間がかかればかかるほどクライアント先の業務に影響が出てしまうため、プレッシャーを感じやすいというのが大きな理由の1つです。

特に、医療機器を扱う企業の場合では機器のトラブルが患者さんの健康や命に影響してしまいます。

より責任が重く、ミスがないように迅速に対応しなければならないため、「きつい」と感じるかもしれません。

深夜・早朝にかかわらず緊急対応をしなければならない

急なトラブルや不具合の連絡があれば、すぐにクライアント先に向かって対応しなければなりません。

トラブルが起こる時間は勤務時間内とは限らず、深夜や早朝になってしまうこともあります。

そのため残業や休日出勤が発生しやすく、勤務時間が不規則になるため精神的にも体力的にも「きつい」と感じることがあるでしょう。

顧客とのコミュニケーションで困難が生じる場面がある

顧客と直接コミュニケーションを取る機会が多いのが、顧客のもとに出向いて作業を行うサービスエンジニアです。

もちろん感謝の言葉をもらえることもありますが、製品に何かトラブルや不具合があった際には不満をぶつけられることもあります。

特に業務に関わる機器の不具合では、業務に影響が出てしまい苛立っていることもあるでしょう。

そんな中でも真摯に謝罪し、顧客とコミュニケーションをとって原因を究明して迅速に機器の不具合を解決しなければなりません。

顧客とのコミュニケーションが難しい場面では、「きつい」と感じてしまうでしょう。

スキル習得のための勉強が常に必要となる

機器の設置から顧客への説明、トラブル対応まで行うサービスエンジニアは、自分の担当する自社製品について詳しく理解していなければなりません。

担当する製品が変わることもありますし、新しい製品が開発されればそれに対応できるように知識を学んでおく必要がありますね。

特に半導体など最新の分野を取り扱う企業の場合は、常に勉強が必要となるでしょう。

自発的な勉強が苦手な方や、そうでなくても不規則になりやすい勤務の中で勉強も並行して行わなければならないため、きつさを感じてしまうことがあります。

仕事の大変さに対して収入が低いと感じやすい

サービスエンジニアの平均年収は400万〜700万円と、けして低いというわけではありません。

しかし、上に挙げたような残業や休日出勤の多さや顧客とのコミュニケーションなど、仕事が大変な割には収入が低い、割に合っていないと感じてしまうことが多く、その点で「きつい」と思ってしまうかもしれません。

移動が多く身体的な疲労・負担を感じやすい

顧客のもとに出向いて作業を行う仕事のため、移動が多いのもサービスエンジニアの特徴です。

時間を問わない緊急の対応が多く、さらに部品や道具なども持ち込まなければならないため基本は社用車での移動になります。

不規則な勤務時間の中で作業後にも運転して帰らなければならないなど、移動で身体的な疲労を感じることがあるでしょう。

エリアによって担当を分ける企業もありますが、製品ごとに担当を分けているところでは移動範囲も広くなりやすいですね。

医療機器などで海外展開しているメーカーでは、海外出張が必要になることもあります。

サービスエンジニアの魅力・やりがい

「きつい」と言われてしまうことの多いサービスエンジニアですが、もちろんサービスエンジニアならではの魅力ややりがいも多くあります。

◯時間の自由度が高い

基本的にクライアント先に出向いて仕事をするサービスエンジニアは、社外でひとりで行動をすることが多くなるため比較的自由に時間を使えるという魅力があります。

働く企業などにもよりますが仕事の状況によっては現場へ直行・直帰が許されることもありますし、休憩時間も自分で判断できます。

できるだけ自由に働きたいという方には良いですね。

◯顧客から感謝や労りの言葉をもらうことも多い

顧客とのコミュニケーションは難しい点も多々ありますが、反対に感謝や労いの言葉をいただけることもあります。

不具合に対応したりすることで直接感謝してもらえる、喜んでもらえる姿を見られるのは大きなやりがいにつながりますよね。

◯常に新たな経験ができる

クライアント先として様々な企業に訪れるサービスエンジニアは、社外の人との関わりを持ちやすく、大手企業など多様な企業の様子を見られるため、常に新たな経験をして見聞を広めることができます。

IT業界や医療業界など、進歩の早い業界では新たな技術が製品に反映されていたり、最先端の技術に触れられることもあるというのも刺激になりますね。

サービスエンジニアに向いている人の特徴

サービスエンジニアには大きな魅力もあり、「きつい」と感じるかどうかには向き不向きも関わってきます。

サービスエンジニアに向いている人の特徴は、以下のようなものになっています。

サービスエンジニアに向いている人の特徴
機械に触れるのが好き
顧客とのコミュニケーションを楽しめる
体力とメンタルに自信がある

実際に機器に触れて設置や修理などを行うため、機械いじりが好きな人にはぴったりですね。

また、顧客とコミュニケーションを取る機会も多いため、時には雑談を交えたコミュニケーションを楽しめるという人にもやりがいがあるかもしれません。

深夜や早朝などの不規則な勤務や移動などで体力的にきついと感じる場面が多く、またプレッシャーやストレスを感じることもあるため、心身ともにタフであればより良いですね。

まとめ

今回の記事では、サービスエンジニアを目指す中で「きつい」という言葉を聞いた、実際にサービスエンジニアとして働く中できつさを感じているという方に向けて、「きつい」と言われる理由や魅力、向いている人の特徴まで詳しくご紹介しました。

サービスエンジニアはもちろん大変な点も多くありますが、やりがいのある魅力的な職種のひとつです。

興味がある方やこの記事を読んで向いている人の特徴に当てはまっているかもしれないという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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