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サービスエンジニアの年収|パターン別収入モデル・収入アップの方法

サービスエンジニアという職種に興味があり目指しているという方にとって、気になるのがサービスエンジニアの年収ではないでしょうか。

また、実際にサービスエンジニアとして働く人でも、自分の収入は平均的な年収と比べてどうなのかなど、気になっている人も多いことと思います。

今回はそんな方に向けて、サービスエンジニアの条件ごとの平均的な年収をご紹介します。

サービスエンジニアとは?

サービスエンジニアは、自社の担当する機械やサービス、製品などの保守点検やメンテナンスを行うエンジニアのことを指します。

扱うものは、例えばオフィスなどに設置されたサーバー機器やコピー機、医療機器まで企業によって様々です。

クライアント先の現場に出向きメンテナンスや点検・修理業務、部品の交換、また新たに機械を設置する際の設置・配線業務など、問題なく担当する製品が運用できるような対応を担うのが主な仕事になります。

幅広いトラブルに実際に対応するため、担当する機械やネットワークなどに関する様々な知識を求められます。

電話やメールなどでクライアントからの製品に対する問い合わせに対応することもありますね。

連絡対応で解決できることもあれば、そこから現場訪問して解決することもあります。

問い合わせなどの意見から、サービス改善に取り組むのも重要な業務のひとつになるでしょう。

サービスエンジニアの平均年収と4パターンの収入モデル

そんなサービスエンジニアの年収は、約400万〜700万円と言われています。

幅があるのはサービスエンジニアの年収は経験やスキル、また扱う製品や企業によっても違いがあるためです。

例えば、専門性の高い知識を必要とする製品などでは比較的収入が多い傾向にあったり、ということですね。

また、経験だけでなく、サービスエンジニアの収入は働き方によっても大きく幅があります。

働き方によるそれぞれの収入モデルをご紹介しましょう。

収入モデル(1)正社員

まずは、企業に正社員として所属する場合です。

正社員では平均年収は全体のものと同様約400万〜700万円ほどとなります。

月で言うと、経験の浅い方で約20万円ほどの企業から、経験によっては50万円を超える方も多くいるでしょう。

やはりスキルや経験年数、また勤める企業によって差があるということですね。

収入モデル(2)派遣社員・契約社員

次に、派遣社員・契約社員の場合です。

派遣社員・契約社員のサービスエンジニアでは、時給約2000円ほどの企業が多く見られます。

例えば月20日、1日8時間で計算すると、月32万円ほどの収入になるということですね。

医療機器を扱う企業など、製品の専門性によってはもう少し高い時給になるところもあるでしょう。

収入モデル(3)アルバイト・パート

アルバイト・パートでサービスエンジニアとして働くことも可能です。

その場合の時給は、約1000〜1500円ほどのところが多くなっています。

短時間のパートもありますが、月20日、1日8時間で計算すると月収では16万〜24万円ほどとなりますね。

収入モデル(4)フリーランス

サービスエンジニアは担当する製品の運用・保守をクライアント先に出向いて行うというその仕事内容から、企業に所属しているエンジニアが多い職種です。

しかし、中にはフリーランスで業務委託を受けているという方もいます。

例えば、連絡があったら自宅から直接お客様の現場に出向き、依頼された部品の交換など修理を行うというようなものですね。

そういったフリーランス案件では、月収で約30万〜50万円ほどのものが多い印象です。

毎月委託を受けられれば、年収では360万〜600万円ほどになるということですね。

スケジュールによって案件を掛け持ちしたり、歩合制の案件などではさらに高収入を得ることもできるかもしれません。

サービスエンジニアの年収を左右する要素

これまで、サービスエンジニアの平均年収の幅が広いことはご紹介しました。

では、サービスエンジニアの年収はどのような要素によって違いが出ているのでしょうか。

◯経験年数

まずは経験年数です。

未経験として入社してはじめは、研修期間が設けられていたり、簡単な現場を受け持つことが多いため収入は低くなりやすいでしょう。

経験を積むにつれて難しい現場やスキルを求められる機器の担当になったり、リーダー的な役割を任せられるようになっていき、それに伴って収入も上がっていきます。

◯残業や休日出勤

サービスエンジニアは、クライアントの急なトラブルの対応をすることになります。

その仕事内容上、残業が増えてしまったり、休日に出勤しなければならなかったり、といったことも起こり得るでしょう。

そういった際の残業手当や休日手当がつくことで収入が上がるため、残業や休日出勤の多さが年収を左右します。

◯担当案件

経験を積んでスキルを得たり、専門的な知識を学んだりすることで担当できる案件の幅も広がります。

より専門性の高い機器など高いスキルを求められる案件を担当できるようになれば、収入アップが見込めるでしょう。

サービスエンジニアが年収アップを目指すには?

年収を左右する要素を踏まえて、サービスエンジニアが年収アップを目指すには何をすればよいか、年収アップの方法をご紹介します。

スキルを磨く

まずは担当できる案件の幅を広げるために、スキルを磨きましょう。

クライアントにしっかり説明し、様々なトラブルに対応できるよう自社製品など担当する製品に関する深い知識はもちろんですが、サービスエンジニアには他にも求められるスキルが多くあります。

例えば、クライアントとのコミュニケーション能力やトラブル対応に必要な分析力・問題解決力、状況を的確に理解し迅速に対応できる判断力などです。

様々なスキルを磨くことで、より難易度の高い案件やリーダー的な役割を任されるようになり、収入アップにつながるでしょう。

役職に就く

同じ企業で長く働き、経験とスキルを得ることで、チームリーダーや管理職といった役職に就くことができるでしょう。

役職に就けば、大幅な給与アップが期待できます。

そのためにも自ら経験とスキルを身につけることがより重要になって来ますね。

職場を変えると1からとなってしまうことも多いので、役職を目指すにはできるだけ同じ職場で経験を積むのが重要です。

フリーランスとして独立する

フリーランスとして独立するというのも収入をアップする方法のひとつです。

フリーランスとして独立すれば、給料制の会社員とは異なり受注できた案件の数だけ稼げるようになります。

うまくいけば月100万円以上を売り上げられるなど、会社員よりもはるかに高い給料を得られるようになるかもしれません。

もちろん、案件の受注には相応の経験が必要です。

フリーランスには即戦力となることを求められるため、しっかりとスキルを身に着けて実務経験を重ねてから独立しましょう。

まとめ

今回の記事では、サービスエンジニアに興味がある方、またサービスエンジニアとして働く中で自分の収入が気になっているという方に向けて、サービスエンジニアの年収や年収をアップする方法についてご紹介しました。

サービスエンジニアの年収は、働き方はもちろん経験やスキルによって大きく幅があります。

高収入を目指す方は、キャリアアップや独立を視野に入れて経験を積んでいきましょう。

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