フリーランスエンジニア向けIT系求人・仕事・案件情報サイト
公開日

ネットワークエンジニアにおすすめの資格5選!メリットや勉強法も紹介

ネットワークの構築や運用に携わるネットワークエンジニア。

ITに欠かせないインフラのひとつでもあるネットワークに関わるエンジニアであるネットワークエンジニアとして活躍するには、必要な資格などはあるのでしょうか。

今回はそんなネットワークエンジニアに取得をおすすめする資格をご紹介していきます。

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアとは、冒頭でもご紹介したようにネットワークシステムの設計から構築、保守運用に携わるエンジニア職種です。

クライアント企業や自社などのネットワークを構築・運用し、不具合や障害時の対応なども行います。

ルーターやLANケーブルなど、実際に機器に触れるエンジニアであることも特徴です。

ネットワークはITにおいて欠かせないインフラのひとつでもあるため、サーバーエンジニアやセキュリティエンジニアとともにインフラエンジニアと総称されることもありますね。

近年ではクラウドサービスが普及し、サーバーやデータベースなどのインフラをクラウド上に構築することも増えてきています。

そのため、他のインフラとも関わりあうネットワークエンジニアにも、活躍するためにはクラウドの知識が必要となるでしょう。

\ ログインしなくても検討機能が使える♪ /
ネットワークエンジニアの案件を見てみる

ネットワークエンジニアが資格を取得するメリット

ネットワークエンジニアとして働くために、資格が必須であるというわけではありません。

しかし、資格を取得しておくことには次のような様々なメリットがあります。

転職やキャリアアップに有利になる

転職を目指したり、キャリアアップにつながる幅広い仕事に挑戦したい場合には、自身の持つスキルを転職先企業などにアピールする必要があります。

資格を持っていれば客観的にスキルや知識を証明することができるため、対外的なアピールとなり転職・キャリアアップに有利になるでしょう。

中には、特定の資格を取得していることを応募の条件としている企業も存在します。

スキルアップできる

ゼロから学ぶという場合にはもちろん、すでにスキルを活かして働いているという方にとっても、資格取得を目指して学習することで基礎から体系的に学びなおすことができ、スキルアップにつながるでしょう。

資格取得という最終的な目標があるため、学習のモチベーションの維持にもつながります。

収入アップが期待できる

資格の取得は、収入アップにもつながります

キャリアアップや転職による収入アップも考えられますし、企業によっては、特定の資格に資格手当がつく制度を設けていたり、評価の基準のひとつとして資格の取得を設定しているといったこともあります。

ネットワークエンジニアにおすすめの資格5選

ネットワークエンジニアの業務に関連する資格には、様々なものがあります。

ネットワーク関連の資格以外にも、今後エンジニアとして活躍するためにはクラウド関連の資格もおすすめですね。

ここでは、ネットワークエンジニアに取得をおすすめする資格を5つご紹介します。

基本情報技術者試験

まずは、IPA(情報処理推進機構)が運営し、経済産業省が認定する国家資格のひとつである基本情報技術者試験です。

ネットワークエンジニアだけでなく、あらゆるITエンジニアの登竜門的な資格となっています。

ITやシステム開発の基本的なスキルが問われるもので、エンジニア関連の資格の中でも非常に知名度が高いため、スキルの証明には良いでしょう。

上位資格として応用情報技術者試験もありますので、経験豊富な方はそちらも合わせておすすめです。

ネットワークスペシャリスト試験

基本情報技術者試験と同様のIPA(情報処理推進機構)による国家資格、情報処理技術者試験の中でも最高レベルに位置付けられているのが、このネットワークスペシャリスト試験です。

その名の通りネットワークのスペシャリストとして活躍できるスキル・知識を証明するもので、難易度は非常に高くなっています。

目安として実務経験が5年以上の経験豊富なネットワークエンジニアにおすすめですね。

Cisco技術者認定資格(CCNA・CCNP)

ネットワーク機器の中でもトップのシェアを誇るアメリカの機器メーカー、Cisco Systemsが認定する資格がCisco技術者認定資格です。

こちらの資格はEntry・Associate・Professional・Expert・Architectの5つのレベルに分類されており、まずおすすめなのが実務で活用できる基礎知識が求められるAssociate(CCNA)と、そのひとつ上の資格となるProfessional(CCNP)です。

CCNAでも1年程度の実務経験を前提としたものになりますが、世界基準の資格であるためネットワークエンジニアとして働く方はぜひ取得したい資格ですね。

情報処理安全確保支援士

こちらもネットワークスペシャリストなどと同様IPAが運営する国家資格ですが、情報処理技術者試験には含まれず独立した資格になります。

ITインフラやシステムのセキュリティ維持には欠かせないサイバーセキュリティに関する知識やスキルが問われるもので、難易度は非常に高くなっています。

ネットワーク知識はもちろんですが、セキュリティのスキルも合わせて持っておくとキャリアパスが広がりますね。

LinuC(Linux技術者認定試験)

著名なサーバーOSであるLinuxを扱うスキルを証明できるのがこちらの資格です。

レベル1からレベル3までの3つの難易度に分かれており、初心者もレベル1から挑戦できるおすすめの資格です。

サーバーOSにおいてLinuxは高いシェアを誇っているため、同じインフラに関わるネットワークエンジニアも資格を持っておくと良いでしょう。

資格取得におすすめの勉強法

資格取得には、もちろん試験に向けた学習が必要です。

資格取得のための勉強法には、主に以下のようなものがあります。

・スクールに通う
・参考書などを利用する
・Webサイトなどを利用する

効率的に学習したいという方、また独学では難しいという方は、専門のスクールを利用するのがおすすめです。

費用は掛かってしまいますが、学習の時間をとりやすく講師に分かりやすく教えてもらうことができます。

現代ではオンラインのスクールなども普及しているため、仕事をしながら学びやすいでしょう。

独学で勉強するという方は、参考書やWebサイトなどを活用するのがおすすめです。

有料の学習用Webサイトなどもありますので、まずは無料のサイトから試してみるなど、使いやすい参考書やサイトを見つけてみましょう。

独学では、スクールに比べてコストが抑えられるというメリットもあります。

どちらにもメリット・デメリットがありますので、自身のスキルレベルや取得したい資格の難易度などを考慮して自分に合った学習方法を選ぶようにしましょう。

\ ログインしなくても検討機能が使える♪ /
ネットワークエンジニアの案件を見てみる

まとめ

今回はネットワークエンジニアとして働く方に向けて、おすすめの資格を資格取得のメリットや勉強法も合わせて詳しくご紹介しました。

ネットワークエンジニアは資格がなければなれないというわけではありませんが、資格を取得することで転職やフリーランスの案件獲得、またその後のキャリアパスにも有利に働きます。

まずはこの記事を参考に、自身のレベルに合わせた資格の取得を目指して学習を始めてみてはいかがでしょうか。