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在宅プログラマーは未経験でも目指せる?必要スキルや成功ポイントも

コロナ禍での影響や働き方改革によって、自宅で働ける在宅ワークを導入する企業は著しく増加しました。

特にプログラマーをはじめとしたIT業界では、在宅ワークが定着しつつあります。

出社することなく自宅でのびのびと働ける在宅プログラマーに、憧れをもつ人も多いでしょう。

しかし、案件を獲得できない限りは無一文になってしまうため、誰でも気軽になれるわけではありません。

そこで今回は、在宅プログラマーが自宅で案件を獲得する方法や、年収、未経験から在宅プログラマーになる方法などをご紹介します。

在宅プログラマーとは?

在宅プログラマーとは、その名の通りプログラミング業務を在宅で行うプログラマーのことを指します。

在宅と言われるとフリーランスプログラマーのイメージがあるかもしれませんが、フリーランスプログラマーは企業に所属しないプログラマーのことを指すため、働く場所による違いではありません。

冒頭でも述べたように在宅ワークが定着した近年では在宅プログラマーの勤務形態は幅広く、フリーランスとして在宅で働くケースだけでなく、企業に属しながら在宅で働くケースもあります。

総務省によるテレワーク推進ページでは、「雇用型テレワーク」と「自営型テレワーク」などと分けて呼ばれていますね。

また、フリーランスの在宅プログラマーとして案件を受けている場合でも、本業としてではなく副業として週末だけや週3日だけ、といった形で働く人もいます。

参考 : 総務省|テレワークの推進|テレワークの意義・効果(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/18028_01.html

まったくの未経験からプログラマーを目指すのは可能?

プログラマー経験がまったくない未経験の状態で、突然在宅プログラマーに挑戦するのは難しいと言えるでしょう。

しかし、決して不可能ではありません

もちろん、プログラミングスクールなどでプログラミングの基礎を学んだり言語を習得したりというように、必要な知識は学ばなければなりません。

ですが、ITニーズの高まる近年ではプログラマーの需要も高まっているため、未経験OKとするIT企業も多く、在宅プログラマーとして働けるチャンスは十分にあると言えるでしょう。

ただし、プログラマーはスキルと経験を求められる職種です。

誰もが稼げるわけではなく、未経験から目指すためにも多くの努力が必要になるでしょう。

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未経験者が在宅プログラマーを目指す方法

それでは、未経験の方が在宅プログラマーを目指すにはどうしたら良いのでしょうか。

未経験者が在宅プログラマーを目指す方法には、大きく次の2つがあります。

フルリモート勤務ができる企業に就職する

まず、未経験者OKでフルリモートでの勤務が可能という企業への就職を目指す方法です。

IT需要の高さから未経験でも採用してもらえる企業は比較的多く、働きながら学ぶことや経験を積むことができるため、スキルの習得スピードも速く最もおすすめだといえるでしょう。

しかし、条件・待遇のよい企業は求人倍率が高くなります

リモート勤務が可能であることも人気が高くなる条件のひとつですね。

倍率が高く応募者の多い企業では、即戦力となる経験者を優先して採用する傾向にあります。

少しでも差をつけるためには、未経験OKの企業とはいえ独学やスクールなどである程度のプログラミング知識を習得し、それをアピールできると良いでしょう。

未経験者歓迎・在宅ワークOKのフリーランス案件を探す

在宅ワークでの業務可能な案件を探し、フリーランスの在宅プログラマーを目指す方法もあります。

フリーランス案件の中には、未経験者歓迎・在宅ワークOKのものも一定数存在します

ただし、フリーランス案件では経験が重視されるため数は企業よりは少ないでしょう。

また、未経験者の場合は最初の数か月間のみ出社しなければならないケースも多々ありますので注意しましょう。

在宅プログラマーに求められるスキル

在宅プログラマーには、様々なスキルが必要になります。

ここでは、在宅プログラマーに特に求められる4つの能力についてご紹介します。

未経験から在宅プログラマーを目指すという方は、これらのスキルを優先的に身に着けることを意識しましょう。

最低限のプログラミング能力

まず、最低限のプログラミング能力は必須です。

プログラミングの基礎がなければ、業務を行うことができません。

プログラミングスクールなどでJavaScriptやRubyといったプログラミング言語の習得を目指しましょう。

習得する言語は、初心者でも学びやすい難易度であること需要を考慮して選ぶと良いですね。

興味のある開発分野がある方は、それに関連したものを身に着けるのもおすすめです。

コミュニケーション能力

在宅で1人、黙々と仕事をしているイメージがあるかもしれませんが、在宅プログラマーにもコミュニケーション能力は必要です。

会社員の在宅プログラマーはチームメンバーやプロジェクトに関わる人など社内の人とコミュニケーションをとり、協力しながら業務を進めていくことになります。

フリーランスで業務を請け負っていても、クライアントとやりとりすることは多いでしょう。

特に、直接顔を合わせて話す機会が少ないため、その分メールやチャットなどテキストでのやりとりが増えるでしょう。

テキストだけでも相手と齟齬がないように分かりやすく伝える能力が求められます。

営業力

特にフリーランスの在宅プログラマーは、営業力も非常に重要になります。

たとえスキルが高いプログラマーであったとしても、そのスキルをアピールする能力がなければそもそも仕事を獲得することができません

もちろん企業に入社する際にも、そういった能力は必要です。

在宅勤務可能な企業は人気があるため、他の人と差をつけられるようにしっかりとアピールしましょう

自己管理能力

在宅プログラマーは会社員でも出社することが少なく、自宅で業務を行うため、どうしても不規則になってしまったり、業務のモチベーションを保つのが難しくなります。

自己管理をしっかりしていないと体調を崩してしまうということにもつながり、業務にも影響が出てしまいます

フリーランスの在宅プログラマーであればさらに自由度が高いですが、体調を崩して仕事ができない、納期の管理ができないといったことになると直接収入に影響してしまいます

自己管理をすることも、在宅プログラマーには非常に重要ですね。

在宅プログラマーの平均年収

次に、在宅プログラマーの平均年収を見ていきましょう。


在宅プログラマーの平均年収は、300万円から700万円と言われています。

中には年収が700万円を超えている人もいますが、多くは年収700万円以下です。

在宅プログラマーはスキルや経験が年収に直結します

スキルが高ければ高いほど単価の高い案件を継続して受注できますし、スキルが低いと単価の低い仕事をやり続けるしかありません。

在宅プログラマーとして平均年収以上を稼ぐには、スキルをしっかり上げることが大切なのです。

未経験者が在宅プログラマーとして成功するためのポイント

未経験から在宅プログラマーを目指し、成功するには様々な努力が必要です。

最後に、未経験者が在宅プログラマーとして成功するにはどのようなことを意識するべきか、成功するためのポイントを知っておきましょう。

◯応募前にある程度のスキルを身につけておく

まず、企業などに応募する前にある程度スキルを身につけましょう

  • プログラミングスクールに通う
  • プログラミングに関する書籍を読む

など、方法は様々あります。

基礎が身についているかついていないかだけでも、企業からの印象やその後の成長スピードは大きく異なります

まずは焦らず、しっかりと基礎を身に着けるのがポイントです。

◯ポートフォリオをつくる

ある程度のスキルを身につけたら、それらをまとめたポートフォリオをつくることも必須と言ってよいでしょう。

ポートフォリオがあれば、企業やクライアントに自身のプログラミングスキルを分かりやすく明確にアピールすることができます。未経験者にとって、勤務経験や実績のなさをカバーするために重要なポイントです。

まとめ

今回は特に未経験の方に向けて、在宅プログラマーの仕事内容や必要なスキル、未経験から目指すための方法などをご紹介しました。

新型コロナウイルスや働き方改革により在宅勤務を行う企業は増え、今やひとつの働き方として定着しています。

在宅プログラマーを目指す人も多いのではないでしょうか。

しかし、在宅プログラマーとして働くことは求められるスキルも多く、もちろん、これまで以上に成長できるチャンスも多くあるなどメリットもありますが、デメリットもあることを忘れてはいけません。

在宅プログラマーに必要なのは、確かな実績と豊富なスキルです。

これから在宅プログラマーを目指すという方は、ぜひいろいろなスキルや確実な実績を身に着けることをおすすめします。

この記事を参考にして、クライアントに求められる優秀な在宅プログラマーを目指してくださいね。

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