PHPエンジニアが副業で稼ぐには?単価相場や案件獲得方法、必要スキルまでご紹介

本業の傍らで副業を行う人が増加してきている現代では、エンジニアの中でも多くの人が自身のスキルを活かして副業で案件を受注しています。
エンジニアには扱うスキルや開発する領域ごとに様々な職種がありますが、
「現在本業でPHPエンジニアとして働いており、副業の案件も始めたい」という方や、
「PHPエンジニア未経験だが、副業として始めてみたい」という方など、
「PHPエンジニア」としての副業に興味があるという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、PHPエンジニアの副業案件に興味がある方に向けて、案件の特徴や単価相場、必要スキルなどを案件獲得の方法も合わせてご紹介していきます。
目次
PHPエンジニアとは?

PHPとは、動的なWebページの制作をはじめ、ECサイトやWebアプリ、業務系のシステムまで、様々な開発で使われるサーバーサイドのスクリプト言語です。
C言語などと似た学びやすい文法や、データベースとの連携を得意とすること、また豊富なフレームワークにより効率的なWebアプリケーション開発が可能なことなど様々な特徴があり、Web開発の場でなくてはならない言語と言えるでしょう。
そんなPHPを用いて開発を行うエンジニアを、PHPエンジニアと呼びます。
PHPは汎用性が高く幅広い需要があるため、案件も多くあることから副業にも人気の言語となっています。
オープンソースで比較的習得しやすい言語なので、これからエンジニアとして副業を始めたいという初心者にとっても魅力のある選択肢でしょう。
PHPエンジニアについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
https://www.engineer-route.com/column/8177/
PHP副業案件の主な仕事内容
それでは、PHPエンジニアとしての副業案件にはどのようなものがあるのでしょうか。
その仕事内容として主に挙げられるのが、以下のようなものです。
- ECサイトなどのWebサイト開発
- 業務システム開発
- ゲーム開発
- サイト・システムの保守運用業務
- プログラミング講師
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ECサイトなどのWebサイト開発
ECサイト開発は、PHPエンジニアの副業内容として代表的な業務のひとつです。
インターネットが発達しネットショッピングが当たり前になっている現代では、企業やブランド、個人など様々な規模で独自にECサイトを持つことも増えており、そのニーズは高くあるでしょう。
具体的な副業内容としては、ショッピングカートや商品登録のシステム、決済システムの連携などをカスタマイズし、ECサイトの構築・調整を行います。
ECサイト構築はその後の保守案件や機能追加など、継続的な依頼に発展することもありますね。
また、ECサイト以外にも、様々な動的サイトの開発案件が見られるでしょう。
業務システム開発
PHPの副業では、企業が業務に使用する業務システムの開発が行われることもあります。
こちらの案件では、在庫や予約の管理を行うシステムなど、PHPを用いた業務システムの開発を担います。
スキルや経験によっては要件定義・設計から導入まで開発全体を担当できることもあり、長期にわたる案件となることもあるでしょう。
ゲーム開発
PHPは、ゲーム開発においてサーバーサイドの処理に用いられることもあります。
特にWebブラウザゲームやソーシャルゲームにおいて、ユーザーの管理やスコア管理、課金の処理など、サーバー側の処理を行うための構築に携わる案件が存在するでしょう。
他の案件でも同様ですが、こちらの案件でもJavaScriptやMySQLといった他のスキルが必要になることが多いため、複数のスキルを身に着けておけると良いですね。
サイト・システムの保守運用業務
スキルや経験がまだ少ないというPHPエンジニアや、稼働できる時間が限られる副業案件において取り組みやすいのが、既存のサイト・システムの運用・保守業務です。
具体的には、バックアップやバグなどのトラブルが起きた場合の修正、セキュリティアップデートの対応、問い合わせ対応などが業務として挙げられます。
PHPを活用したサイト・システムは多くあり、不具合対応や更新の必要性は今後もあるため、安定した案件数が見られるでしょう。
PHPプログラミング講師
PHPのスキルがある方は、プログラミングスクールやオンライン講座などで、PHPプログラミング講師として副業を行うという業務もあります。
PHPの基礎から実践的な開発スキルまでカリキュラムに沿って解説を行い、受講者のサポートを行うというもので、プログラミングスクールに通うものからオンラインでの個別指導まで様々な働き方があり、空き時間を活用しやすいというのも、副業に向いている特徴ですね。が、特に大規模なものでは、チームでの開発に参加する形となるものが多いですね。
PHP副業の案件数・単価相場は?
ご紹介したように様々な案件があるPHP副業ですが、その案件数・単価相場はどのような状況なのでしょうか。
案件数
幅広い案件が存在するため、PHPの案件数は非常に多くあります。
実際にフリーランスのエンジニアなどに向けた案件を掲載している当サイト「エンジニアルート」でも、2026年4月現在、PHPの案件数は様々なプログラミング言語の中で4番目に多い案件数を誇っています。
前述したように案件の規模も様々であるため、土日のみなど稼働できる日数や時間が限られる副業でも、自身のスケジュールやスキルに合わせて案件を選択しやすいでしょう。
単価相場

PHP案件の単価相場は案件の内容によって大きく異なるため、規模の大きな副業案件を受注できるスキルがあるかどうかで、副業でどれくらい収入を得ることができるかも差が出るでしょう。
例えば、初心者向けの案件に多いサイト修正などの小さな案件では2,000円〜10,000円程度となっています。
スキルに加え作業時間もそれほどかからないため、比較的低い単価となっていますね。
副業案件でもサイトの制作など大規模なものでは、10万円〜20万円を超える報酬が得られるでしょう。
PHPエンジニアの副業に必要なスキル
PHPエンジニアとして副業を行うためには、もちろん副業案件をこなすための様々なスキルが必要になります。
主に必要になるのが、次のようなスキルです。
ECサイトの開発スキル
PHP案件ではWebサイトの開発案件は多いですが、中でもECサイトの開発スキルがあると、より幅広い案件を獲得することができるでしょう。
サイトの開発には、バックエンドで使用される言語であるPHP以外にも、HTML/CSSやJavaScript、MySQLなどのスキルが必要になります。
また、サイト作成を行うためのCMSで特にシェアの高いWordPressや、ECサイト作成ができるサービスであるEC-CUBEを用いた開発経験があると良いですね。
Webアプリ開発スキル
PHPの副業案件では、Webアプリ開発も多く見られます。
PHP以外にも、設計のスキルやセキュリティ、データベースの知識などの知識があるとより大規模な案件や高単価の案件に参加できるでしょう。
開発経験の条件がある案件も存在しており、特に5年以上の経験があればより報酬の高い案件の受注が期待できます。
フレームワークのスキル
フレームワークとは開発に必要な汎用的なコードを集めた枠組みであり、開発を効率的に行うために使われます。
PHPにもCakePHPやLaravelといったシェアの高いフレームワークがあり、副業案件でもスキルが求められることがありますので、扱えるようにしておくと良いでしょう。
PHP副業案件の獲得方法
副業を始めるためには、自ら案件を獲得しなければなりません。
PHPエンジニアとして副業案件を獲得するには、以下のような様々な方法があります。
- クラウドソーシングサービスを利用する
- 副業やフリーランス向けの案件情報サイトを利用する
- エージェントサービスを利用する
- SNSなどで情報を発信する
- 知人・友人から紹介してもらう
経験の浅い初心者の方は、まずは案件の幅が広いクラウドソーシングサービスを利用して実績を積んでいくのがおすすめです。
また、案件探しに慣れていない初心者の方はもちろん、スキルがあり高単価を目指すエンジニアにもおすすめできるのが、エージェントサービスです。
エージェントが自身のスキルや条件に合わせて案件を紹介してくれるため希望の案件を受注しやすい他、自ら案件を探す手間も省くことができますね。
SNSでの情報発信も気軽にできるため、そのほかの方法と並行して利用すると良いでしょう。
PHP副業案件で稼ぐためのポイント

案件探しの方法をいくつかご紹介しましたが、PHPエンジニアが副業で稼ぐためには、クライアントなどにしっかりとアピールを行い、まず案件を獲得すること、さらに、スキルを認めてもらいより高単価の案件を獲得することが重要です。
ここでは、そのために抑えておくべきポイントとして、以下の5点をご紹介します。
- 実績を積みポートフォリオを充実させる
- クライアント視点に立てる提案力を身に着ける
- 関連資格の取得
- 最新のスキルを学び続ける
- PHP以外に付加価値の高いスキルを身に着ける
実績を積みポートフォリオを充実させる
クライアントは、受注を決めるうえで実績を重視しています。
そのため、特に初心者の方はまず難易度の低い案件で実績を積んでおくと良いでしょう。
また、自身の実績やスキルを分かりやすくアピールするために、ポートフォリオを充実させることも非常に重要です。
クライアント視点に立てる提案力
継続的に副業案件を受注するには、クライアントの信頼を得ることが大切です。
そのために必要なのが、ビジネス的な知識を持ち、PHPでの開発を通してクライアントの課題解決ができるような提案ができるスキルです。
技術的なスキルはもちろん、提案力やコミュニケーションといったスキルも身に着け、高単価な副業案件の獲得を目指しましょう。
関連資格の取得
スキルを対外的にアピールするためには、資格を取得することもおすすめです。
PHPの関連資格としては、PHPの基礎的な知識を証明することができるPHP技術者認定初級試験や、実践的なより高いスキルが証明できるPHP技術者認定準上級・上級試験などがあります。
自身のスキルレベルに合わせて取得を目指してみましょう。
最新のスキルを学び続ける
IT業界は非常に変化が激しく、新たな技術やツール、開発手法などが続々と登場します。
そのため、スキルのアップデートを怠ってしまうと、すぐに時代遅れになってしまいます。
PHPの新たなフレームワークや言語の新機能、セキュリティのトレンドなどPHPを用いた開発で必要な幅広い技術に対して、常に新たな情報をキャッチアップし、最新のスキルを学び続けることで、需要の高いエンジニアとして市場価値を高めることができるでしょう。
PHP以外に付加価値の高いスキルを身に着ける
PHPの副業案件では、PHP以外のスキルを求められることも多々あります。
PHP以外に付加価値が高いスキルをいくつも身に着けることで、幅広い案件に参加でき、また単価の高い案件にも挑戦しやすくなるでしょう。
付加価値が高いスキルとしては、
- PythonやRubyなどのプログラミングスキル
- データベース知識
- サーバー知識
- 要件定義や設計など上流工程の経験
- マネジメントスキル
などが例として挙げられます。
特に、自身の得意分野を持ち、その分野でのスキルを高めて専門性の高いエンジニアを目指すのがおすすめですね。
まとめ
今回の記事では、PHPエンジニアとしての副業に興味がある方に向けて、PHPの副業案件について、その特徴や案件内容、単価相場、案件の獲得方法などを詳しくご紹介しました。
PHPは需要が高く幅広い案件があるため、副業にもおすすめです。
比較的学習しやすい言語と言われているため、初心者で今後副業を考えている方も始めやすいでしょう。
ご紹介したようなポイントを抑えて副業案件を獲得することで、収入アップを狙うことができます。
すでにスキルがあり副業を始めたいというPHPエンジニアの方は、この記事を参考に、ぜひ案件を探してみてはいかがでしょうか。
















