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【フリーランスエンジニア】案件の選び方と優良案件の見つけ方

フリーランスエンジニアになったばかり、という方の中には、案件選びで様々な疑問や悩みを抱えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアにとって、案件選びは非常に重要なポイントです。

そこで今回は、今後フリーランスエンジニアを目指す方や駆け出しのフリーランスエンジニアの方に向けて、案件選びのポイントをご紹介したいと思います。

フリーランスエンジニアにとって「案件選び」が重要な理由

フリーランスエンジニアとして活躍したい、と独立を目指したり実際に活動を始めたという方は、仕事をするからには選り好みをせず、あらゆる案件にチャレンジすることが大切と考えている人も多くいることと思います。

確かに様々な案件にチャレンジし経験や実績を積んでいくことも大切ではあります。

しかし、ただ闇雲に受けてしまうと実績や長期的な案件に繋げられなかったり作業時間に単価が見合っていなかったりといったデメリットも起こり得ます。

しっかりと案件選びをすることが、フリーランスエンジニアとして安定し、長期的に活躍していくために非常に重要になっていくでしょう。 

フリーランスエンジニアが選択できる2つの案件タイプ

まず、フリーランスエンジニアが受けられる案件には「準委任契約」と「請負契約」の2つの契約タイプがあることを知っておきましょう。

2つの案件タイプには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。

 

「準委任契約」での案件

準委任契約は成果物の納品や仕事の完了を目的とせず、期間中、決められた業務をこなすことを目的とした契約です。

フリーランスエンジニアの案件として、多いのがこの準委任契約になります。

準委任契約は顧客先に出向いて仕事をしなければならないことが多いなど働き方に制限がかかりやすいというデメリットはありますが、成果物を完成させなければならないという義務を負うことがないため、業務を委託する顧客にとってはもちろん、受注するエンジニア側のリスクも低くなります。

フリーランスとして働き方が安定するまでは、大きなミスで仕事を失わないよう、リスクの低い準委任契約での案件を選ぶのがおすすめですね。

「請負契約」での案件

準委任契約とは反対に、その業務を完了することを目的に契約するのが請負契約です。

期日までに成果物を納品すれば良いため、働く場所や時間を自由に決められるというのが大きなメリットですが、「仕事を完了させる」という義務が生じる契約であるため注意が必要です。

契約したものの完成できない、となれば、最悪の場合損害賠償などにも発展しかねません。

フリーランスエンジニアの案件にはどんな種類がある?

フリーランスエンジニアの案件には、開発するものや役割によってさまざまな種類があります。

実際に求人サイトでの案件数を見ていくと、アプリケーション開発案件が最も多いと言えますね。

Web系のシステム開発案件も多くあり、開発から保守運用まで多様な仕事内容の他、プロジェクトのリーダー的な立ち位置を担う案件も存在します。

サーバーエンジニアやネットワークエンジニアにおすすめなインフラ系の案件も見受けられますね。

また、中には開発業務だけでなく、デザインを担当するような案件もあります。 

多様な案件から、自分の得意分野に合ったものやチャレンジしたい案件を見つけられると良いですね。

フリーランスエンジニア必見!案件の選び方・ポイント

それでは、多様な案件の中からフリーランスエンジニアが受ける案件を見極めるにはどうしたら良いのでしょうか。

ここでは、案件を選ぶ際に注意したいポイントをご紹介します。

仕事内容と保有スキルがマッチしているか

まずは、自分の持つスキルとマッチした案件かどうかです。 

保有するスキルを活かせない案件では業務のクオリティを高めることが難しいのはもちろんですが、フリーランスエンジニアとしての安定や高単価案件の獲得には、自分の強みを確立できるようなスキルアップが重要になります。

そのために自分のスキルや技術レベルと合った案件を選び、ステップアップしていかなければなりません。

求める働き方と仕事量がマッチしているか

フリーランスエンジニアは、仕事量の管理も自分で行わなければなりません。

報酬を得るために複数の案件を掛け持ちしたりといったこともありますが、案件ごとに必要な作業量や日数を見極め、自らの働き方と照らし合わせて案件を受けましょう。

できる範囲を超えてしまえば、体調に影響が出るほどの仕事量になってしまったり、処理できない案件が出て顧客の信頼を失ってしまったりといったことにも繋がります。

また、在宅など希望する働き方とマッチしているかどうかも確認が必要ですね。

契約単価・報酬は適切か

はじめは生活のために報酬の低い案件を受けなければいけない場合もあるかもしれませんが、自分のスキルや案件内容と報酬が見合っているかということにも注意しましょう。

一見報酬の高い案件でも作業時間が大幅にかかってしまうなど、内容と見合っていないものも存在します。

報酬が低い案件では数をこなさなければ十分な報酬が得られないことになり、生活も安定しにくくなりますね。

案件ごとにその単価が適切かどうか判断していくことが、安定した収入を得るためにも大切になるでしょう。

長期依頼・報酬アップが見込めるか

案件を受ける際には、目先の利益だけでなく長期的な視点で判断することも重要です。

収入を安定させるためには、長期依頼に繋がるものかどうか、今後出来次第で報酬アップが見込めるかどうかも意識していきましょう。

長期的な案件に繋げるために必要なのが、クライアントとの信頼関係です。

コミュニケーションを取ることはもちろん、納期を守ることや連絡を怠らないなど、基礎的なところをしっかりと行って信頼を積み重ねていきましょう。

自身のスキルアップにつながるか

将来的なことを考えると最も重要とも言えるのが、業務を通してスキルアップに繋げられる案件かということです。

活躍には高いスキルを求められるフリーランスエンジニアですが、教育してもらうことはなくなるため学習も自ら行う必要があります。

幅広い案件や、より専門的なスキルを必要とする高単価の案件を獲得するために、スキルアップに繋がるような幅広い案件をこなしていくことを心がけましょう。

フリーランスエンジニアが優良案件を見つけるためには? 

フリーランスエンジニアが案件を獲得するには、手軽に始められるクラウドソーシングサイトを利用することや友人・知人からの紹介、また業務委託を募集する企業への直接応募する方法など、様々な方法があります。

中でもより自分の条件に合った優良案件を見つけるのにおすすめなのは、フリーランスエンジニア向けの案件サイトを利用することです。

サイトが精査した多様な案件が掲載されていることもありますが、そういった案件サイトで提供されている、フリーランス向けのエージェントサービスを利用するのも良いでしょう。

スキルや経験などから希望に合った案件を紹介しているため、優良な案件に出会いやすい上、案件探しの手間も省けますね。

まとめ

今回の記事では、案件獲得に不安や疑問を持つフリーランスエンジニアに向けて、案件を選ぶ際のポイントについてご紹介しました。

フリーランスエンジニアとして活躍し続けるためには、はじめのうちから案件をしっかりと見極め、選択していくことが重要になります。

ぜひこの記事を参考に、条件に合った案件獲得を目指してくださいね。