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フロントエンドエンジニアがつらい仕事と言われる理由7つ

ユーザーが直接触れるフロントエンドの開発を担うフロントエンドエンジニア。

そんなフロントエンドエンジニアに興味があるという方は、「フロントエンドエンジニアはつらい」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

また、すでに実際にフロントエンドエンジニアとして働く中で「つらいな」と感じている方もいるでしょう。

今回はそういった方に向けて、フロントエンドエンジニアが「つらい」と言われる理由についてご紹介したいと思います。

フロントエンドエンジニアとは?

そもそも「フロントエンド」とは、ユーザーの目に触れ、ユーザーが直接操作を行える部分のことを指します。

Web制作におけるブラウザ側ということですね。 

そんなフロントエンドの設計・開発を行うのが、フロントエンドエンジニアです。

反対に、データの処理などユーザーの目に見えない裏側を「バックエンド」と呼び、その開発を担うエンジニアはバックエンドエンジニアと呼ばれます。

フロントエンドエンジニアは、デザイナーによってデザインされたWebサイトのコーディングが主な仕事内容です。

コーディングには基本的に、JavaScriptやHTML、CSSといったプログラミング言語が用いられます。

「フロントエンドエンジニアはつらい仕事」と言われる7つの理由

Web制作を担うフロントエンドエンジニアですが、実は「つらい仕事」だと言われることも多くあります。

ではなぜ、フロントエンドエンジニアは「つらい」と言われてしまうのでしょうか。

その主な理由を7つ、ご紹介します。

習得しなければならないスキル・知識の範囲が広い

フロントエンドエンジニアは、習得しなければならないスキルや知識が非常に多いと言われています。

JavaScriptなどのプログラミング言語はもちろん、それらを用いた効率の良い開発に必要なフレームワークや開発・管理ツールなども扱えなければなりません。

また、フロントエンド開発はバックエンドとも密接に関係しているため、データベースやサーバーなどのバックエンド知識も必要になることがあり、幅広い知識を求められます。

勉強しなければならないことが多いのが、「つらい仕事」だと言われる理由のひとつです。

常に最新技術を学習し続けなければならない

日々進化しているIT技術は、Web業界においても入れ替わりが激しくなっています。

常に最新の技術にアンテナをはり、日々の業務と並行して新たな技術を学習し続けなければならないのも、つらいポイントですね。

また、採用したフレームワークなどに更新があった場合など、既存のシステムに影響が出ないようにメンテナンスやアップデートを行わなければならない場合もあります。

技術の入れ替わりが激しいことは、修正業務にも影響が出るということですね。

解決策の発見に時間を要することが多い

開発の中で、自分の持っている知識では解決できないことに当たる場合もあります。

そういった場合はネット検索などを用いて情報を得ながら進めていくことになりますが、自分の専門ではないバックエンドやデザインの領域だった場合その解決策の発見にも時間がかかります。

修正を加えたら他の場所に影響が出てしまったなど、なかなか解決策が見つからず、時間と労力がかかると「つらい」と感じてしまうこともあるかもしれません。

Webデザイナー業務まで担当しなければならない

基本的には、フロントエンドエンジニアはWebデザイナーによってデザインされたものの構築を行う職種です。

しかし、企業によっては業務範囲が広がり、Webデザイナーの業務も担当しなければならないことがあります。

どちらの業務も担当するとなると単純に作業量は増えますし、Webデザインに関する知識もより深く求められることになります。

本業ではないWebデザイン業務ではモチベーションも保ちにくいため、「つらい」と感じることもあるでしょう。

他者の業務・工程による影響を受けやすい

フロントエンドの開発はデザインや機能によって開発する内容が決められる上、バックエンドからも影響を受けることがあるなど、他者の業務による影響を受けやすいことがあります。

デザインやバックエンドの開発が遅れておりフロントエンドの仕事を進めることができない、ということも起こるため、自分の業務だけではどうにもならず、振り回されていると感じやすいでしょう。

納期に追われやすい

バックエンドなどの影響を受けやすいため、バックエンドの業務が遅れることで納期のしわ寄せが来るということもあります。

また、納期前のクライアントからの急な仕様変更などで業務量が増えるなど、納期に追われやすいのもつらい理由のひとつです。

場合によっては納期直前になると残業や休日出勤などが発生することもあり、体力的にもつらいと感じるでしょう。

バックエンドエンジニアと比較されやすい

Web制作にはバックエンドと呼ばれるサーバーなども、ユーザーの目に触れるフロントエンドもどちらも欠かせないものです。

どちらも密接に関わっており、同じシステムやサービスに携わるエンジニアのため、比較されやすいことがあります。

さらに、システムの内部を担当するバックエンドエンジニアの方が評価を受けやすく、フロントエンドエンジニアは認めてもらえないと感じてしまうこともあるでしょう。

大変な業務を担っているのに比較されて評価を受けにくいため、モチベーションに影響が出ることもあるかもしれません。

フロントエンドエンジニアとして働くメリット3選

様々な理由から「つらい仕事」だと言われるフロントエンドエンジニアですが、もちろん、働く上でメリットややりがいも多くあります。

成果が分かりやすくモチベーションを維持しやすい

ユーザーの目に触れる部分の開発を行うフロントエンドエンジニアは、業務の成果物がWeb上に目に見える形で表示されます。

自分の成果がひと目で分かることは大きなやりがいにつながり、モチベーションを維持しやすいことがあるでしょう。

最新の技術やトレンドを習得できる

フロントエンド開発には、最新の技術が多く取り入れられます。

また、多くのユーザーの目に触れる部分であるため、トレンドを意識した上で使いやすさ・見やすさを考慮した開発を行うことになります。

常にトレンドに触れたり、最新の技術やツールを利用したりという機会が多いため新たなスキルを習得しやすく、今後のキャリアパスにも役立てることができるでしょう。

キャリアパスの選択肢が多い

フロントエンドエンジニアとして習得する様々なスキルは、関係性の深い他企業や他職種でも十分に活かせます。

ある程度スキルを積んだら関わりの深いバックエンドエンジニアやWebディレクターに転身するという人も多くいますし、人によってはフロントエンドエンジニアとして独立してフリーランスで働く人もいます。

スキルの幅が広いためキャリアパスの選択肢が多いのは大きなメリットですね。

まとめ

今回は「つらい仕事」だと言われやすいフロントエンドエンジニアについて、なぜ「つらい」と言われてしまうのか、その理由とフロントエンドエンジニアのメリットについて詳しくご紹介しました。

もちろん大変なことも多いフロントエンドエンジニアですが、やりがいや働くメリットも大きい職種です。

興味があるという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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