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未経験でもフリーランスエンジニアになれる?目指すステップを解説!

IT化が進む現代で需要を高めているエンジニア職種。

働き方が多様化する現代でエンジニアに興味があるという方の中には、ゆくゆくは独立してフリーランスエンジニアとして活躍したいと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、未経験からフリーランスエンジニアを目指すことは可能なのか、疑問や不安があると思います。

今回はそんな方に向けて、未経験からのフリーランスエンジニアの目指し方をご紹介します。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すのは可能!

結論から言えば、未経験からフリーランスエンジニアを目指すことは不可能ではありません。

その背景には、様々な要因があります。

背景(1)深刻なエンジニア不足

まず、現在IT業界は深刻なエンジニア不足が問題となっていることです。

IT技術は急激な進歩を見せエンジニア需要が高まっている中で、日本全体として少子高齢化により労働人口が減少していることや、先端分野など高いスキルを求められるエンジニアの数が追いついていないことなどにより、エンジニア全体の供給が不足しています。

今後もさらにエンジニア需要が増加していくことが予想されており、エンジニアは引く手数多です。

未経験からでも、活躍できる場は増加していくでしょう。

背景(2)未経験・初心者向け案件の増加

エンジニア不足などの要因から未経験や初心者向けの案件が増加していることも、未経験からフリーランスを目指すのが不可能ではないとされる理由のひとつです。

簡単なプログラミングやWeb制作など、IT系プロジェクトを進めていく中で簡単な業務を外注するという企業が増えてきました。

後述するクラウドソーシングサービスにも、初心者向けの案件が多く掲載されています。

そういった初心者向けの案件からスキルや経験を積んでいくというのもおすすめですね。

背景(3)クラウドソーシングサービスの普及

働き方の多様化する現代では、フリーランスとしての働き方は当たり前になりました。

それに伴って、急速に普及してきたのがクラウドソーシングサービスです。

企業にとっては「必ず仕事を与えなければならず、かつ育成しなければならない」という手間が省けることもあり、多くの企業が必要な仕事だけを委託できるクラウドソーシングサービスを活用してエンジニア案件を募集するようになりました。

フリーランスエンジニアはクラウドソーシングサービスを活用することで幅広い種類の案件に携われるだけでなく、未経験者にとっても未経験・初心者歓迎の案件など自分の条件にあったものや好きな案件を自由に受注できるという大きなメリットがありますね。

未経験からフリーランスエンジニアは「厳しい」と言われる理由

未経験からフリーランスエンジニアを目指すのは不可能ではありませんが、簡単なことではなく、「厳しい」と言われることも多いでしょう。

その理由は、以下のようなものです。

実務経験がなく企業からの信用に値しないため

そんな企業がフリーランスエンジニアに案件を任せる際に、そのエンジニアが信頼できるかどうか評価するための指標実務経験になります。

経験が無ければ責任ある仕事を任せられるという企業からの信頼を得られないため、獲得できる案件の質や量に影響してしまいます。

経験の浅いエンジニアが受けられる案件には単価の安いものも多く、それだけでは生活が厳しいために、結果フリーランスを諦め企業に就職するというケースもありますね。

先輩エンジニアからのサポート・フォローを受けるのが困難なため

エンジニアが初心者から成長していくためには、経験豊富な先輩エンジニアからのアドバイスやサポートを受けることが一番効率的です。

企業では上司や先輩からそういったサポートを受けることができますが、フリーランスエンジニアはそういった先輩エンジニアからのサポートを受けられる環境が無く、エンジニアとしての基礎はもちろん、フリーランスエンジニアとしてのアドバイスも得られません。

独学でスキルアップを目指したり、自ら人脈を増やしたりといった行動が必要なため、簡単にはフリーランスとしてスキルアップを図ることができないというのも理由のひとつです。

未経験者がフリーランスエンジニアを目指すためのステップ

それでは、実際に未経験の方がフリーランスエンジニアを目指すために踏むべきステップを見ていきましょう。

ステップ1:プログラミングスキルを習得する

まずはエンジニアとして必要不可欠な、プログラミングスキルやITの基礎知識を習得しましょう。

プログラミングを学ぶ方法には、参考書やサイトを利用した独学プログラミングスクールへ通う方法などがありますので、自分に合った方法を選びましょう。

学習を始める上でおすすめなのは、事前にキャリアプランを立てることです。

どの分野のエンジニアを目指すかというキャリアプランを立てておくことで、必要なプログラミング言語やスキルが明確になり、学びやすくなるでしょう。

ステップ2:エンジニアとしての経験・実績を積む

スキルを習得できたら、次にフリーランスエンジニアとして案件を獲得するのに必要な実務経験を積みましょう。

まったくの未経験者が独立し、フリーランスエンジニアとして案件を受注するのは、現実的にほぼ不可能と言えます。

そのため、まずはエンジニアとして未経験OKな会社に属し、学びながら実務経験を積むのが一般的ですね。

企業に属し経験を積みながら、副業で簡単なフリーランス案件を受けるというのも良いでしょう。

案件獲得の方法などフリーランスの働き方を学ぶこともでき、独立資金の足しにもなるため一石二鳥です。

ステップ3:フリーランスエンジニア案件を受注する

実務経験をある程度積んだら、実際に独立後やまた前述のように経験を積みながらでも、フリーランスエンジニア案件を受注してフリーランスとしての業務を始めましょう。

フリーランスエンジニアが案件を探すには、まずクラウドソーシングサービスなどのオンラインの求人サイトで探す方法があります。

エンジニアに特化したサイトもあり、幅広い案件が掲載されています。

他にも、現代ではSNSを活用する方法もありますね。

SNSやフリーランスエンジニアのコミュニティなどで人脈を広げれば、仕事に繋がることもあります。

中でもおすすめは、フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスに登録することです。

エージェントが自分の条件にマッチする案件を紹介してくれるため、初心者でもスムーズに案件を獲得しやすいでしょう。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すなら「Webエンジニア」がおすすめ

フリーランスエンジニアになるための学習を始めるにはまずキャリアプランを立てることが大切だと紹介しましたが、目指すべきエンジニア職種を迷っているという方には「Webエンジニア」がおすすめです。

そもそもWebエンジニアとは、WebサービスやWebアプリケーションなどのWeb制作を行うエンジニアを指します。

Webエンジニアの主な業務はプログラミング言語を用いたコーディングになりますが、このコーディングには初心者でも受注しやすい案件が多くあります。

また、Webエンジニアに求められるのは、以下のような言語です。

  • PHP
  • HTML
  • CSS

これらは初心者でも比較的学びやすく、またPHPやCSSなどは汎用性も高いため、身につけておけばその後の仕事の幅を広げることにもつながります。

未経験者が習得しやすく、経験も積みやすい、さらにキャリアアップにもつなげやすいことが、Webエンジニアをおすすめする理由になりますね。

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「未経験→フリーランスエンジニア」を成功させる3つのポイント

これまでご紹介したように、未経験からフリーランスエンジニアを目指すのは不可能ではありませんが難しく、成功には様々なポイントを意識することが重要です。

未経験からフリーランスエンジニアとして成功するためのポイントを3つご紹介します。

成功するフリーランスエンジニアの特徴を真似る

フリーランスエンジニアとして成功する人には、次のような特徴があります。

セルフマネジメントができる
コミュニケーション能力が高い
細かなこともきっちりと対処できる
臨機応変な対応ができる

他にも、当たり前のことではありますがクライアントとのやり取りを速く丁寧にすることや納期を守ることなど、基本的なことを抑えてクライアントから信頼を得ることも重要ですね。

こういった成功するフリーランスエンジニアの特徴をしっかり知っておき、そういった人を真似て行動することが成功に繋がっていきます。

人脈を広げる

フリーランスエンジニアとして成功している方を参考にするためにも、そういったすでに活躍しているフリーランスエンジニアとの人脈を広げることも大切です。

現在成功している方もはじめから上手く行っている訳ではなく、様々な苦労があったはずです。

人脈をつくり、そういった際の対処など有益な情報を収集しましょう。

また、フリーランス向けの交流会などから得た人脈から、共同の案件に誘われたり新規案件を獲得できたりといったこともあり得ます。

自ら仕事を獲得しなければならないフリーランスエンジニアにとっては、コミュニケーションは非常に重要ですね。

ポートフォリオを作成する

案件を受注するために、クライアントへのスキルや実績のアピールとして重要なのがポートフォリオです。

案件獲得の前に、事前に自分の成果物や実績、持っているスキルや資格などをまとめたポートフォリオをしっかりと作成しておきましょう。

ポートフォリオがないままスキルや実績をアピールしようとしても、それを裏付ける判断材料となるものがないため説得力に欠けてしまいます。

分かりやすくアピールできるポートフォリオを用意し、案件獲得を目指しましょう。

まとめ

今回の記事では、フリーランスエンジニアを目指す方に向けて、未経験からフリーランスエンジニアを目指す方法についてお話しました。

エンジニアは将来性や需要も高く、未経験からフリーランスエンジニアになるのは、けして不可能ではありません。

今回ご紹介したような成功のポイントを意識して、ぜひフリーランスエンジニアとしての独立を目指してみてくださいね。

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