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【2020年版】おすすめのJavaフレームワークを一挙ご紹介!

【2020年版】おすすめのJavaフレームワークを一挙ご紹介!

プログラミングの中でも根強い人気を誇る「Java」ですが、人気の言語であるだけにリリースされているフレームワークの種類も多く、開発の際に使用するフレームワークではどれを使用すべきか迷いますよね。

目まぐるしく変化するIT業界において、せっかく学習したフレームワークが無駄にならないようにトレンドにはアンテナを貼り、最先端の情報収集を行いながら学習を進めることがとても大切です。

そこで今回は、人気のプログラム言語である「Java」のおすすめのフレームワークをご紹介します。
2020年に身に付けるべきJavaのフレームワークが知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。

Javaフレームワークとは?

そもそもフレームワークとは「枠組み」や「骨組み」などの意味があります。
プログラミングにおけるフレームワークは、プログラミング言語を用いてシステム開発をする際に、“より簡単に行うことができるように”と用意されているひな形のことを指します。

Javaフレームワークとは、プログラミング言語であるJavaを使用してシステムの開発やアプリケーションの開発を行う際のベースとしての役割を果たすソフトウェアのことです。

本来、自力でプログラミング言語を書く場合には膨大なコードを用意する必要があります。
しかし、フレームワークを使用して開発を行えば、ある程度の土台ができていることから、開発にかかる時間を大幅に短縮することができるようになるのです。

おすすめのJavaフレームワーク5選

1.Spring Framework

2002年にリリースされた「Spring Framework」は、東芝などの国内大手企業も使用していることで知られており、金融機関のオンライントレードやデータシステムでも活用されています。

Spring Framework を使いこなすためにはJavaの深い知識が必要ですが、2020年も人気のJavaフレームワークの一つで、Webアプリ開発やクラウド上におけるソフトの開発、Androidアプリの開発などさまざまな場面で使用されています。

2.Apache Struts

2000年にリリースされた「Apache Struts」は、Javaフレームワークの中でも知名度が最も高いものとして知られています。

Apache StrutsはMVCモデルを中心に設計されているフレームワークであることから、他のプログラミング言語を習得しているプログラマーには扱いやすいでしょう。

2000年にリリースされて以降、未だに活用されていることからも分かるように、この先も長く使用されていく可能性が高いフレームワークと言えます。

3.Java Server Faces

2004年にリリースされた「Java Server Faces」は、JavaEEでも取り込まれている標準フレームワークです。
何度か改良され、2017年には「JSE2.3」の提供が始まりました。

Java Server FacesもMVCモデルを軸に開発されており、ユーザーインターフェースの開発に長けていることが特徴です。
複雑な知識が無くてもブラウザごとに動きに違いが出ることがないため、開発に使用しやすいと言われています。

4.Play Framework

2009年にリリースされた「Play Framework」は、Javaの基本的な知識を身に付けていれば活用することができるフレームワークとして愛されています。

生産性の向上を目的として作られており、通信速度が速いことがPlay Frameworkの特徴で、スピード感を重視する企業などに活用されています。

アプリケーションの開発はもちろんですが、アプリケーションのバックエンドの開発に用いられることが多くなっているようです。

5.Spark Framework

カリフォルニア大学のバークレー校が開発した「Spark Framework」は、分散処理機能を持つフレームワークです。

他のフレームワークと比較して実績は少ないものの、Amazon S3やGoogleなど、有名企業が利用しているデータソースを活用することができるため、システム開発を行いやすいことで注目を集めています。

分析対象が膨大であるケースなど、大量のデータの高速処理が必要とされるようなシステムの開発に役立ちます。

Javaフレームワークを利用するメリット

Javaのフレームワークを使用することで得られるさまざまなメリットを確認していきましょう。

作業の効率がアップする

大規模なシステムの開発を行う際や、アプリケーションの開発を行う際には、膨大な量のプログラミング言語を書いていく必要があります。

しかし、Javaフレームワークを使用することによって自力で書く部分を大幅に減らすことができるため、作業工数を減らすことができ、開発までの作業時間の短縮に繋がります。

フレームワークを使用すれば、Javaを使用した開発経験が乏しい技術者でも、スムーズに開発を完了させることができるかもしれません。

開発までにかかる作業を大幅に効率アップすることができるため、フレームワークを活用しましょう。

人為的ミスやバグを減らすことに繋がる

Javaフレームワークを用いずに1からコーディングをすると、人為的ミスが発生しやすい上にミスした箇所を探すのにも時間を要することがあります。

土台が決まっているJavaフレームワークを用いてコーディングを行ってバグが発生した場合には、自力で書いた部分のみ再確認をすれば良いため、ミスを発見しやすくなるでしょう。

統一性が出る

複数の技術者が一からコーディングを行った場合、人によってばらばらなコードを使用し、書いてある内容が全く異なることがほとんどです。

Javaフレームワークを用いれば、ベースが同じなので複数の技術者が携わるチーム開発においても統一性が高まり、共有もスムーズになると言えるでしょう。

Javaフレームワークを利用するデメリット

Javaのフレームワークを使用すれば、時間の短縮が叶うなどさまざまなメリットがありますが、Javaのフレームワークを使用することでデメリットになるポイントもあります。

スキルが向上しにくい

Javaフレームワークは効率的な開発を行うことができるため非常に便利である反面、フレームワークがあることによって1からコーディングして行う開発ができるようなスキルを身に付けられないままになってしまう可能性があります。

Javaフレームワークを用いたコーディングしかしたことが無いプログラマーと、フレームワークを使用せずに1からコーディングができるプログラマーでは当然スキルに差ができてしまうことが予想されます。

自分のプログラミングスキルを高めたいという方は、ずっとフレームワークに頼り切りになるのではなく、Javaの根本を理解し、開発を0からできるような学習を進めることが大切です。

脆弱性も否定できない

Javaフレームワークを使用することには、脆弱性も否定できないのが事実です。

Javaフレームワークを使用して開発されたソフトウェアにおいては、セキュリティ面での課題に直面することもあるため、しっかりと知識を身に付けてから活用するようにしましょう。

有料のフレームワークがある

無料で利用することができるJavaのフレームワークと、有料のフレームワークが存在します。

利用する前に必ず下調べを行い、料金を確認してから利用しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、根強い人気を誇るプログラミング言語の一つ、「Java」のフレームワークについて詳しくお伝えしました。

デメリットがあるとは言え、Javaフレームワークを活用することには大きなメリットがあります。
フレームワークはそれぞれに得意とする部分が異なるため、Javaの学習とともにJavaフレームワークに関する知識を身につけ、必要に応じて上手に活用していきましょう。

時代の最先端を行くIT業界では、日々情報が更新されていくため、学習を進める前に情報収集を行うことを習慣化し、無駄のない学習計画を立てることをおすすめします。

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