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初心者向け!プログラマーなら知っておくべきデータベースの基本を解説!

初心者向け!プログラマーなら知っておくべきデータベースの基本を解説!

IT業界に勤めるプログラマーやエンジニアはもちろんのこと、IT化が加速している現代社会においてはIT初心者でも「データベース」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

データベースと言う言葉に聞き覚えがあっても、データベースとは一体どのようなもので、どのようにしてIT業界で役立っているのかをしっかりと説明できる人はあまり多くないかもしれません。

そこで今回は、プログラマーなら知っておくべきデータベースの基本を初心者の方にも分かりやすいようにご紹介します。

データベースについて詳しくなりたいという方は、ぜひ参考にしてください。

データベースを簡潔に解説すると・・・

ある条件に当てはまっている複数のデータを集めたもので、のちに検索したり情報を管理したりすることを考え、整理・統合して使いやすい形にした情報のまとまりのことをデータベース(database・DB)と呼びます。

身近なもので言えば電話帳や住所録などもデータベースです。

インターネット上であればショッピングサイトの会員の情報や、商品の一覧などもデータベースなのです。
膨大な量のデータも整理してまとめて保存しておくことにより、必要なときにスムーズに目的のデータだけを探し出すことが可能になります。
また、データを管理するソフトウェアそのもののことを指して、データベースと呼ぶこともあります。

データベース化するメリット

データベースを活用してデータの管理を行うことには、さまざまなメリットがあります。ここからはそんなメリットの中から、主な3つのメリットをご紹介します。

複数のデータ、膨大なデータをまとめて管理できる

数多くの種類のデータをひとまとめにすることができるため、置き場所にも管理にも困りません。
将来的に万単位以上のデータになることが予想されるような規模の情報などは、早いうちからデータベース化しておくことで後々楽になります。

簡単に目的のデータを検索することができる

データベース化することで、情報を素早く、自動で整理して分析することが可能になるため、複数人が同時にアクセスしても混乱することなく検索することができます。
大人数でデータを扱う場合にも不正なアクセスをブロックすることもでき、データの共有も安全に、スムーズになります。

編集が簡単になり使いやすい

データベース化することでデータの編集が簡単になり、ある属性ごとにグループ化することもできます。グループごとに情報を取り出したり閲覧したりできるので、必要に応じて編集し、さまざまな用途に使用することができるようになります。

データベースの型の主な種類について

データベースには型と呼ばれる種類が、主に3種類あります。

関係型(リレーショナル)データベース

関係(リレーショナル)型データベースとは、現在では主に使用されているデータベースの型で、Microsoft社のExcelのような表で構成されたデータベースのことを指します。
Excelのように行と列があり、表形式でデータの関係性を表しています。列には重複しない項目名を設定し、行にはデータを追加していきます。
表を複数組み合わせることによってさらに分かりやすく整理することもできます。

階層型データベース

階層型データベースとは、その名の通り階層のようにデータが構成されており、会社の組織図のような状態になっているものを指します。
階層型データベースの大きな特徴は、ツリー構造(木構造)と呼ばれるもので、一本の幹から枝が複数に分かれ、そこからさらに多数の葉をつけているような構造になっています。

階層型データベースにおいては、親となるデータと子となるデータが「親1対子複数」の関係になります。
そのため、検索ルートが一つしかない状態になっており、検索スピードが速いことがメリットとされています。
一方で、常に検索ルートが一つに限定されてしまっていることから、データが重複してしまうケースデメリットと考えられています。

ネットワーク型データベース

ネットワーク型データベースでは、先ほどお伝えした階層型データベースの盲点である「1対複数」を克服し、「多数対多数」のデータベースを構築することができます。
そのため、ツリー上になる階層型データベースとは異なり、網の目状になるのがネットワーク型データベースの特徴で、重複登録を避け、グループが互いに結びついていることから、双方向からのアクセスを可能になり、さらに柔軟な検索ができるようになっています。

抑えておくべきデータベース管理システム(DBMS)の主要製品とは?

IT化が加速し、データの管理は肥大化しています。そんな中で活用されているデータベース管理システム(DBMS)の主要製品を確認しておきましょう。

Oracle Database

「データベース管理システムと言えばOracle」と言われるほど主流なのが、アメリカのIT企業Oracleが開発したデータベースです。
Oracleは、日本でのシェアが高いことはもちろんのこと、世界中の数多くのサイトで利用されています。

Microsoft SQL Server

マイクロソフト社製の「Microsoft SQL Server」は、Windowsで使用したい場合にもってこいのデータベース管理システムです。
法人向けとしてはOracleに次ぐ人気ぶりですが、日本国内ではWindowsを使用している企業が多いだけに、高い人気を誇っています。

MySQL

MySQL」はオープンソースデータベースの中では高いシェアを誇る有名なデータベースです。商用利用の場合にはライセンスの購入が必要になるものの、基本的に無料で使用することが可能になっているのが嬉しいポイントです。
また、多くのレンタルサーバで利用でき、PHPとの相性も非常に良いことが魅力です。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、プログラマーなら知っておくべきデータベースの基本的な知識について、初心者の方にも分かりやすくお伝えしました。
データベース化をすることには大きなメリットがあるため、さまざまな場面で活用されています。プログラマーになるためには知っておくべき基本的なデータベースの型がいくつかあり、データベース管理システムにはそれぞれの特徴があることが分かりました。
プログラマーとして活躍することを目指している方は、ご紹介したデータベースに関する基本的な知識を身につけ、現場で活かしてください。

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