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フリーランスエンジニアに学歴は重要?学歴以外に大切なものも

現在、エンジニアとして働く方の中には将来的にフリーランスエンジニアとして独立を考えている方も多くいると思います。

その中には、自分は学歴に自信がないがフリーランスとして活躍するために学歴が重要になってくるのではないか、と不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな方に向けて、フリーランスエンジニアに学歴が必要なのかどうか、フリーランスエンジニアに求められるものなども合わせてご紹介したいと思います。

1. フリーランスエンジニアに学歴は不要!

まず、結論からお話するとフリーランスエンジニアに学歴が必須であるということはありません。

エンジニアは学歴よりもスキルが重要になる仕事です。

特にフリーランスでは、学歴があってもエンジニアとしてスキルがなければ案件を獲得することはできません。

そのため、実際にフリーランスエンジニア向けの求人サイトなどの案件獲得の場を見ても学歴が応募の条件になっていることはまずありません。

大企業や外資系企業で働く場合、特にフリーランスではなく転職などで入社するという場合は学歴が問われたりそれによって有利になる、ということもとちろんありますが、基本的にはフリーランスの案件では学歴は必要ないと言えるでしょう。

SNSなどでは実際に、高い学歴を持たずに活躍するエンジニアも多くいます。

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2. フリーランスエンジニアが学歴以外に求められるもの

お話したように、フリーランスエンジニアが活躍するためには学歴よりもスキルが重要になります。

学歴以外に様々なスキルが求められますが、企業がフリーランスエンジニアに実際に求めるものはなんなのか、必要とする理由も合わせていくつかご紹介します。

2-1. 技術力

まず1番は、即戦力となる技術力があるかどうかです。

フリーランスに必要なのは、クライアントが必要とする技術を持っていることです。

プロジェクト単位などで参加することになるフリーランスエンジニアでは、幅広く様々なスキルというよりもその分野における専門的な深い知識が求められることが多くあります。

もちろん扱える技術が多いほど多くの案件に対応できるようになりますが、高単価を目指すには対応できる人材の少ない専門的な技術や常に最新の技術などを身につけられるとよいでしょう。

2-2. マネジメントスキル

プロジェクトの進捗管理スキルや納期までのスケジュールを管理するタイムマネジメントスキルなど、プロジェクトのマネジメントスキルも必要になります。

プロジェクトを管理するための業務は多岐にわたり、クオリティの高いものを納期までに開発するためにはマネジメントが重要になります。

マネジメント能力を身につければ、フリーランスエンジニアとしての需要も高められます。

2-3. コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、フリーランスエンジニアにとっては必須のスキルです。

コミュニケーションは相手に伝えることはもちろん、聞き手として相手の気持ちを汲み取ることも重要です。

クライアントの要望を正確に汲み取り、齟齬が生まれないようにクライアントの求める仕事ができなければいけません。

また、クライアントはもちろん開発メンバーとのコミュニケーションがとれなければ円滑にプロジェクトを進めることができないため、非常に重要な能力と言えるでしょう。

そもそもコミュニケーション能力がなければ、自分のスキルや強みを伝えきれず案件の獲得すら難しくなってしまうということもあるかもしれません。

2-4. 実績・エンジニア歴

案件に応募する際、クライアントが採用のために重要視するのが実績です。

もちろん自ら学習して扱えるスキルを増やすことは大切ですが、フリーランスとして案件を任せてもらうには実践的な能力が必要になります。

応募の際にどのような案件に参加したかなどこれまでの実績が問われますので、独立後はもちろん独立前から企業の業務や副業の案件などでできるだけ実績を積んでおくことが重要になります。

実績の積み方も幅広い案件に参加する方法や分野を絞りより専門性を高める方法など様々ですので、自分の目指す方向によって方針を決めて案件に参加するのも良いかもしれません。

実績や持つスキルを分かりやすく示すために、ポートフォリオを作成しておくのもおすすめです。

2-5. 資格

フリーランスエンジニアとして活躍するために資格が必須である、というわけではありませんが特に日本国内では、資格はスキルをアピールする手立てとして非常に有効です。

実績などのアピールだけではどの程度のスキルがあるかは判断しにくいですが、資格を取得していればスキルを客観的に証明することができますね。

中には特定の資格を持っていることが応募条件となるような案件も存在しますので、案件獲得のために資格取得にチャレンジするのも良いでしょう。

もちろん、資格を持っているだけで実務経験が無ければフリーランスエンジニアとして活躍するのは難しくなりますので、実績を積むことを優先的に資格取得にもバランス良く挑戦しましょう。

3. 学歴なしのフリーランスエンジニアが稼ぐためには?

では、クライアントが求めるスキルを意識しながら、高い学歴のないフリーランスエンジニアが活躍し高収入を得るためにはどのような方法が良いのか、注意すべき3つのポイントをご紹介します。

3-1. 幅広い案件に対応する

1つ目は、幅広い案件に対応するということです。

先程高単価の案件では専門的な深い知識が求められるということもお話しましたが、そもそも最終的にそういった案件を獲得するためには、実践的なスキルを身につけるための経験と案件を任せてもらえるだけの実績が必要になります。

特にエンジニアとして独立したばかりで経験が浅いという場合は、幅広い案件にチャレンジすることで様々な知識や経験が得られ、それが実績となって次の仕事につながります。

まずは幅広い案件に参加して、経験値を得ることを心がけましょう。

3-2. ポートフォリオを作る

次に、ポートフォリオを作成することです。

こちらも前述で少し触れましたが、実績やスキルを分かりやすくアピールするためにはやはり重要になります。

そもそもポートフォリオとはどんなものかというと、これまでの実績や自分の扱える技術をまとめたオリジナルのカタログのようなものです。

これまでの経歴・実績や実際に制作してきたもの(守秘義務契約を交わしておらず利用できるもの)などを掲載します。

クライアントにスキルシートや職務経歴書を提出する際にポートフォリオを加えることで、スキルや実績がより視覚的に分かりやすくなります。

クライアントも案件を任せた際にどのような依頼ができるかなどの業務範囲のイメージがしやすくなるでしょう。

案件の応募ではなく自ら営業をかける場合にも利用できますので、ポートフォリオの作成は非常におすすめです。

3-3. あらゆる資格を取得する

3つ目は、あらゆる資格を取得するということです。

求められるスキルでもお話しましたが、資格もポートフォリオと同様に客観的にスキルを証明するのにとても役立ちます。

特に学歴に自信がないという方は資格の取得でアピールポイントが増え、自信にも繋がるかもしれません。

ITスキル全体を問われるものから専門性の高いものまで多くの関連資格がありますので、 幅広く案件に対応するための足がかりとして、様々な資格にチャレンジするのも良いですね。

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まとめ

今回の記事は独立に向けて学歴に不安を感じているエンジニアに向けて、フリーランスエンジニアに学歴が必要かどうか、実際に求められているスキルと活躍するためのポイントも合わせてご紹介しました。

フリーランスエンジニアに大切なのは、学歴ではなくスキルや実績です。

スキルアップや実績を積み重ねるための努力ができれば、高卒など学歴が不安だというエンジニアの方でもフリーランスとして活躍し、高収入を得ることができます。

まずは案件獲得に1歩踏み出して、実績を重ねていきましょう。