エンジニアの仕事が辛い時!辞める前に考えるべき5つの内容!

夢を持ってエンジニアの仕事に就いたけれど、仕事内容がつまらないと感じ、将来のことを考えると悩んでしまうという方はいませんか?
エンジニアの仕事はやりがいがありますが、大変なことや辛いと感じることは少なくありません。どうにかして今の辛い現状を変えたいと思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、エンジニアの仕事がつまらないと感じる理由や仕事を辞める前に考えるべき5つのポイント、エンジニアがモチベーションをアップするための方法などをご紹介します。
エンジニアの仕事が辛くて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
エンジニアの仕事がつまらない・辛いと感じる理由
エンジニアは会社にも社会にも大きく貢献できる素晴らしい仕事の一つです。しかし、何らかの理由で「仕事が辛い」と感じてしまうことがあるでしょう。
まずは、エンジニアの仕事がつまらない・辛いと感じる理由を見ていきましょう。
納期がギリギリできつい
エンジニアが携わるシステム開発は、必ず納期が決められています。クライアントがいる場合は、納品するまでのスケジュールが計画されていることが多いでしょう。
クライアントは、予算をできるだけ抑えたいと考えるものです。
スケジュールが長くなればなるほど工数が増えるので、それだけ開発費用は高くなってしまいます。決められた予算内で開発を行わなければならないので、納期がギリギリで組まれることもあるのです。
納期がきついとそれだけでエンジニアは精神的にも肉体的にも辛くなるでしょう。このような理由で、エンジニアは仕事が辛いと感じる人は少なくありません。
クライアントに振り回される
エンジニアは、クライアントに振り回されることが原因で仕事が辛いと感じることもあるようです。
例えば、完成間近のシステムや構築が始まっている段階で、クライアント側から「仕様を変えてほしい」と突然言われることもあります。それでは、今までの努力が無駄になってしまうでしょう。
せっかく頑張って作り上げてきたものがやり直しとなると、誰でもストレスを感じてしまいます。
なかなか評価してもらえない
任されている仕事量や持っているスキルの割に、給料が低いと感じるエンジニアも少なくありません。
日本のエンジニアの年収は、海外と比べるとそこまで高くないのが現状です。
日本のエンジニアの平均年収は512万円と言われていますが、アメリカのエンジニアの平均年収は約2倍の1,000~1,200万円となっています。
エンジニアの年収は企業や種類によって異なりますが、思うように頑張りが評価されないと、誰だってモチベーションが低下してしまうでしょう。
業務が多岐に渡る
エンジニアの仕事内容は、多岐に渡ることが多いです。エンジニアの種類によって仕事内容が異なるので、ここではシステムエンジニアを例にあげます。
ちなみにシステムエンジニアとは、クライアント側の要望に基づいて設計やシステムを行うエンジニアを指します。
上流工程を担当するシステムエンジニアの場合は、開発以外にも、プロジェクトの管理や要件分析・要件定義、基本設計・詳細設計などやることがたくさんあるのです。
業務が多岐に渡るほど業務量も増えていきます。やりがいがあっても、仕事の責任感の重さや長時間労働に辛さを感じる人も少なくありません。
辞める前に考えるべき5つのポイント
エンジニアの仕事内容が辛い・つまらないと感じ、仕事を辞めてしまおうか…。と考える人もいるでしょう。しかし、仕事を辞める前に考えるべきことがあります。
ここからは、仕事を辞める前に考えるべき5つのポイントをご紹介します。
仕事が辛いと感じる原因を自己分析する
仕事が辛いと感じる人は、何らかの原因が潜んでいるはずです。まずは、辛いと感じる原因を見つけ出しましょう。
- どんなことが一番やりたくないと思う?
- 最もストレスを感じることは何?
- 業務の何が一番辛いと感じる?
と、自分に問いかけてみると良いでしょう。
自分のことは意外とわからないものなので、自己分析をして、自分としっかり向き合う時間を作ることが大切です。
同僚や上司に相談する
1人で悩みを抱え込んでいても何も解決しないことは多いです。辛い時こそ、周りの頼れる人に相談してみることが大切です。
信頼できる同僚や上司は、仕事の悩みを解決するための良き相談相手となってくれるでしょう。
相談することにより、経験に沿った良いアドバイスが得られることもあります。
業務効率化を目指す
激務だったり仕事量が多かったりと、環境に辛さを感じている場合は、業務効率化を目指すことをおすすめします。
業務効率化を図れば、生産性がアップし仕事の無駄をなくすことができるでしょう。
具体的には、以下の方法をとってみます。
- 仕事のタスクの優先順位を決める
- 仕事の全体像をしっかり把握する
- ツールやシステムを有効活用する
スキルを磨く
仕事についていけない、自分のスキルに自信がないと感じる場合は、スキルアップが悩みの解決につながるでしょう。おすすめなのは、スクールでスキルを磨くことです。
忙しく自分の時間を自由に使いにくいエンジニアが独学でスキルアップを目指すのは困難です。
しかし、スクールなら重要なポイントや本当に学びたいことを効率的に学習できます。仕事しながら通えるスクールも多いですし、オンライン受講も増えています。ぜひ、自分に合ったスクールを見つけて、スキルを磨きましょう。
キャリアアップを考える
エンジニアの仕事が辛いと、「自分は将来的にエンジニアとして成長できるのか」と不安になることがあるでしょう。将来の自分のキャリアが思い描けないままやみくもに働くのはつらいものです。
そこで、「今後はどんな仕事をしたいか」「どのようなキャリアを磨きたいのか」「どのようなスキルを身に着けるべきなのか」などを考えてみましょう。
自分の今後のキャリアを見直す時間を持つことが、悩みの解決へとつながります。
エンジニアがモチベーションを上げるための方法は?
最後に、エンジニアが仕事のモチベーションをアップするための方法をご紹介します。仕事が辛いと感じたり、つまらないと感じたりしたときは、ぜひこちらの方法を一度試してみてくださいね。
こまめに休憩をとって気分転換する
人の集中力は長くても20分だと言われています。特に、パソコンと長時間向き合うエンジニアは、集中力が切れやすいです。
そのため、こまめに休憩を入れて気分転換することが大切です。
また、長い作業を終えた後は、外出して散歩することもおすすめです。モチベーションが下がっているのに無理やり業務を続けていると、ミスにつながることもあります。
気分転換の時間を意識的にとることがポイントです。
成功体験を味わう
小さな成功でも、成功する体験を味わうことは非常に重要です。
例えば、1日のタスクを紙に書き出して、それを一つ一つ処理していきましょう。いつも行う作業をあえて可視化することにより、達成感を味わうことが可能です。
それと同時に、作業を勤務時間内に終わらせることができたという小さな成功体験を味わえます。
読書する
モチベーションをアップするための方法としておすすめなのは、本を読むことです。恋愛小説や推理小説、エンジニアとして活躍している方の本や自己啓発本など、ジャンルはどんなものでも構いません。
本のストーリーの中から、モチベーションアップに必要な方法を見つけられることも少なくないのです。ぜひお気に入りの一冊を見つけて、モチベーションアップにつなげてくださいね。
まとめ
エンジニアが辛い・つまらないと感じる原因や、モチベーションアップのための方法などを知ることはできましたか?
辛い・つまらないと感じる状況を改善するためには、根本的な原因を見つけることをおすすめします。
まずは自分としっかり向き合い、自己分析してみましょう。そして、その原因に合った解決方法を見つけることが一番です。
また、一人で悩みを抱え込まずに、周りにいる信頼する上司や同僚に相談してみることも大切です。