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女性エンジニア活躍の秘訣

今日、女性が働くのは当り前の社会になった。
一昔の時代と比べたら大きな変化だと思う。
私の周辺でも、雇用形態に関わらず活躍している女性が多い。
今回、ここで私が取り上げたいのは、仕事を継続してきた3人(元同僚達と私)の活躍状況を記載しています。

2人は、元同僚で現在は全く違う業界で活躍しています。
そして、私はIT業界で現在も運用維持管理を中心に働いています。

女性がこれまでになく活躍している社会ですが、私も含めて、すべてが順風満帆に行っている人はいないと思います。
かくゆう私もPC同様にフリーズしてしまい何回もリブートをしないと復活できないことがこれまでも何回もありました。

私の場合には、母の介護でした。
その当時は40代前後ということもあり友人間でも話題にすることすらあまりなかったように思います。

私には6歳年上の姉がおり、当然ながら2人での看病となります。
姉も仕事をしておりそれなりにキャリアも形成していたことから、仕事を中断したくはないことは理解していました。
そして独身である私も生活を維持していく上で、仕事を続けなければいけない状況にありました。

どちらも仕事を辞めることなく、介護と仕事を両立できることは周辺からの情報を集めるうちに、かなり難しいことであり2人で試行錯誤しなければいけない状況でもありました。

介護に関しては、病名、看病期間、家族以外にヘルプしてくださる人がいるかいないかでも、大きな違いがあります。
それにより、どちらも仕事を辞めるか、一人が介護をすべて引き受け、一人がアシスタント的に対応するか、あるいは、どちらも公平に分担して看病していくかなどを検討しました。

女性に限らず介護の問題は、仕事と密接に連携しており、介護期間が長期化すると最終的には仕事を辞めざるをえない環境に置かれることが多いです。
私達は、このような状況下でどちらも仕事を継続できる環境を作るために、完全介護の病院、良心的な病院などを選択するために、3つの病院を比較して検討することにしました。

結果的には、母の介護は姉が休職することにより、私がアシスタント的に対応して行くことにしました。
姉のおかげで、私は支障がなくその後も仕事を継続することができました。
このことは、姉の犠牲の上に私が仕事を続けられたということかもしれません。
女性が仕事を継続していくためには、誰かのサポートなしには活躍をすることが不可能ということが、この時痛いほどわかりました。
どちらも休職しないために、公平に介護をしていくことを主張しましたが、どちらも疲れてしまい何らかの判断をする際などは、判断能力など低下していき、適切な判断などできなくなる可能性もあるということで、姉の案に添って介護をしていくことにしました。
そのため姉に日常の介護は任せて、私は土日祭日などを利用して病院に行き、姉には、休んでもらうことにしました。
母の病名は、末期がんということもあり、私たちは1年間前後の短い看病を経験しました。

介護に関して、ある知人が話されていたことが印象に残ります。
その方は、1人っ子の方ですが、認知症の父親の看病に疲れて「自殺したかった」と苦悩の言葉を吐いていました。
介護をしていくためには、介護に携わる方のサポートがより重要であると思います。

私の以前の同僚2人は、今後もよりよく活躍していくために、IT業界から他の業界にシフトしました。
なぜ、IT業界を離れたかと言いますと、多くの人々との間で関わる仕事をしたいというのが大きな理由です。
確かに、IT業界は職種にもよりますが人とのかかわりが少ないかも知れません。

1人の元同僚は、看護師になるために猛勉強を始めてすでに希望した仕事についています。
彼女は、仕事を継続していくためには別の業種に転職するしか道はなかったと話していました。
それも活躍するための一つの秘訣かも知れません。
IT業界をすべて否定するではなく、土台を築きあげた上で別業種にシフトしたため双方を比較して、自分が何をやりたいか、何をすべきか明確に理解できたそうです。
決して、IT業界で無駄な時間を過ごしていなかったと、ハッキリと話していたのが印象的でした。

もう一人の元同僚は、日本語教師にシフトしました。
仕事の合間を見ては良く日本語教師のセミナーに出席し、資格取得にも励んでいました。
大学で教師の資格を取得していた関係もあり、他業種へのシフトはそれほど難しくはないと言っていました。
IT業界と比較したら、給料面では下がるかもしれないが、彼女の場合には、他国の人々のサポートをしていくことが、何よりのやりがいと話していました。

女性が活躍して行くためには、さまざまな試練が待ち受けています。

しかしながら、最終的には自分自身が興味を持ったことを継続することにより、何らかの着地点が見つかると思います。
それが、唯一の活躍の秘訣かもしれません。

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