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年齢病の克服は生涯現役を確定します

IT業界でよく言われている定年説がある。プログラマー35歳定年説やその他40歳定年説など。

このようなエンジニア定年説が蔓延している原因は、おそらく年齢重視の考え方がいまだ日本社会に根強く残っており、日常会話をする上でも「あの人歳いくつ?」とか意味も無く確認があったりする。個人情報が重視されるようになり、以前ほど、歳を聞かれることは少なくなったとは言え、歳を聞かれて快く思う人はいないと思う。特にほとんどの女性は不快感を隠せなくなる。
これは、IT業界だけではなく、どの業界にも当てはまると思う。

ある中堅の人材派遣会社の女性社長がため息まじりで話していたことは、IT業界は特に年齢重視のオーダーが多いという事を話していた。本人の経歴よりも最初に聞かれることは、「歳はいくつ」ということが多く経歴などは、付け足しの部分が多々ありIT業界こそはスキル重視と考えていたことを見直しせざるを得ないと話し、国にも今後のために働きかけて行く必要があると話されていた。確かに、ミドルエイジを若いリーダーが統率していくのは大変なため、若手を希望するのも理解できなくもない。

知人がコールセンターでリーダーをしており、年齢層も20代前後から70代前後の方々が働いているそうですが、おそらく現場にもよると思いますが、特に歳をとっているから仕事に支障がでるかと言うと、全くないと話していた。コミュニケーシンを取る上でさまざまな人とのかかわりがあり、人生経験も豊富なためかなり長期間活躍できるようだ。
コールセンターはPC操作もかなりあるようだが、慣れの問題だけのため、コミュニケーション重視で採用している状況のようです。年齢よりもコミュニケーションを主流においているので将来的には、AIが活躍していくとしても、現時点においては、まだまだ生涯現役で活躍できる現場かも知れません。

IT業界でも開発、運用保守の現場においても、ここ最近ミドルエイジの
活躍は少しずつ増えている。70歳前後の方々が活躍している姿は時に周辺のエンジニアにも良い影響を与えているようだ。

その方たちを見ていると共通するポリシーがあるように見えます。

それは、生涯現役で活躍されている方達は、まず「年齢病を克服している」ということです。私の独断と偏見の造語かもしれませんが、年齢病らしき人々を以下に定義します。

  • 常に誰に対しても歳を聞く習慣がある。
  • 常に「歳だから」を口癖にしている。
  • 常に歳を意識するあまりチャレンジしない。
  • 常に「オジサン」「オバサン」と言い区別をする。
  • 常に歳にこだわりや思い込みが激しく刷り込まれやすい。

これらは、メディアなどによって影響を受け無意識のうちに思考に定着している部分もあるかと思います。

1年間ほどシアトルに語学留学していたことがあり、なつかしさもあることから時々、シアトルに行きます。ある時、女性同士3人でシアトルに行き、42歳前後の友人たちでお酒を飲むことを計画してドラッグストアに行くことにしました。アメリカは確か21歳からお酒を飲むことができますので、当然ながらミドルエイジの私たちも問題なく飲酒できるはずです。友人の一人が、中高年とは言え東洋系の女性は若く見えるはずだからお酒を買えるかどうか、ドラッグストアで試すゲームをしてみようと持ちかけました。

各自が、ビール、ワイン、その他のお酒と分担を決めました。案の定、3人とも20歳以下にみられてパスポートを提示してやっと購入できました。
レジ前にお酒をだすと、売り場のタッフから何やら険しい、恐ろしい、顔つきをされます。外国人であろうがなかろうが、アメリカ国籍を持っていなくても適用されるので、売り場の方も法律違反までして、お酒は売りません。日本国のパスポートを提示後にやっと納得していただき、お酒を購入できました。

今でも、この時の売場の方との会話を思い出すたびに苦笑いしてしまいます。

日本社会でオバサンという属性に入っている私たちからしますと、何とも不思議な立場に置かれます。年齢で何か不快なことや、差別を受けたらアメリカに行き癒されるのもいいかも知れません。

年齢は、人種の違い、育った環境、仕事の環境などで実年齢よりも若く見られることもあり、反対にかなり年上にみられたりします。

どなたかがお話しされていましたが、年齢は単なる記号と話していました。私もその考え方には大賛成です。

言うまでもなく、生涯現役で活躍しなければ、ほとんどの人々が安心した暮らしを維持していくことはかなり困難になりました。

生涯現役で活躍するために、資格を取ることや、人脈も重要かもしれません。

しかしながら、生涯現役で活躍している方達は、まず始めに年齢病を克服して柔軟な姿勢で生涯現役を貫いているような気がします。

誤解していただきたくないのは、年齢病を克服しなくても生涯現役で活躍できる方もいらっしゃると思います。個人差にもよると思いますので、私が提案した年齢病の克服も生涯現役にて、活躍していく上でご参考にして頂きますと幸いです。

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