フリーランスならではの悩みと壁にぶつかった時の対策
フリーランスになると、会社員とは違った悩みや壁にぶつかることが多々あります。
たとえば、ひとりでは処理しきれない仕事量を受注してしまい、納期に間に合わなくなることもあります。さらに、基本的にひとりで仕事をしているので、孤独との闘いでもあります。
では、そんなフリーランスならではの悩みや壁にぶつかったときにどうすれば良いのか、ご紹介していきます。
フリーランスならではの4つの悩みと対処法
仕事の提案が採用されない
あなたがクライアントに営業をするときに、「自分の要望」ばかりを主張している可能性が考えられます。
例を挙げると、以下のパターンが採用されにくいです。
【クライアントが提案している予算以上の金額で提案している】
あなたにクライアントが望んでいる以上のスキルがあり、それを実行できたとしてもクライアント側は予算が限られています。クライアントが支払える金額以上の提案をしている時点で、あなたを選択してくれる可能性は下がってしまうといっていいでしょう。
もし、「この案件はこの金額で受けたい」といった希望があれば、希望している金額で募集をかけているクライアントさんを探すしかないのかもしれません。
【クライアントが望んでいることに対して提案時に触れていない】
これもクライアントの選定外になってしまう原因です。
結論からいうと、あなたが発注する側だとしたら「望んでいるコンテンツを書ける知識を持っている人」しか採用しませんよね?ということです。
リサーチ力に自身がある人なら話が変わってくるかもしれませんが、経歴やプロフィールなど総合的に見てクライアントさんは判断しています。あなたが発注する側だとして、「どういった人を一番に採用したくなるか」を考えてみてはいかがでしょうか。
その人材こそ、クライアントさんが求めている人材だといえるのではないでしょうか。
仕事の受注が継続されない
せっかくもらった仕事が、一度きりで終わった経験はありませんか?
その原因は、作成したコンテンツがクライアントさんのイメージと合っていなかったからかもしれません。一回目の納品で先方から問題ないと言われ、その後の連絡がなかった場合は単発案件だっただけかもしれません。
しかし、仕事が一度きりで終わった方は、必ず「修正依頼」があったはずです。修正依頼とは、「この人なら、細かい修正点を頼めば求めてるコンテンツに仕上げてくれるはず」といったクライアントの願いが込められています。
つまり、「チャンス」をいただいているわけです。
修正依頼でクライアントの望むコンテンツを仕上げることができなければ、残念ながらそのお仕事はそこまでとなってしまいます。
もし、継続したお仕事に繋がらなかったら、今回の経験を活かして次の仕事につなげてみてはいかがでしょうか。
良い仕事に巡り会えない
なかなか、良い仕事がないと嘆いていませんか?確かに、良い仕事を見つけるのは難しいと考えられます。そんなあなたが今すべき行動は、営業をかけることです。
「すでに営業はかけている」というかもしれません。
では、「良い仕事に巡り会うための営業のやり方」について考えたことはありますか?
【良い仕事に巡り会うための営業方法】
もし現実で営業をかけている方も、インターネットで営業をかけている方も、仲介業者を利用してみてはいかがでしょうか。
最近では、クラウドソーシングサイトも普及してきており、仕事を受注しやすい環境が整ってきています。クラウドソーシングで営業をかけるといっても、ただ闇雲にかけるわけではありません
自分の得意分野に絞って、募集されている案件を最初から最後まで見てみましょう。その中で、自分に見合う案件に随時応募してみましょう。そうすれば、あなたに見合う仕事が見つかる可能性が高くなります。
ぜひお試し下さい。
どんな内容を書けば良いのか分からない
「○○について書いて下さい」と言われたけど、具体的にはどんな内容を書けば良いか分からない。こういった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
では、どういった内容の情報を書けば良いのか。
簡単な方法としては、あなたが伝える側ではなくて聞く側・見る側だったら、どんな情報が載っていて欲しいかを考えてみてはいかがでしょうか?
【「どんな情報が載っていて欲しいか」を考える】
なぜこの方法を取るのかというと、情報は常に最新のものに変わっていっているからです。
人は情報を調べるときに、必ず携帯やパソコンを使いますよね。調べた時点では最新の情報でも、時が経てば過去の情報になっていき最新の情報が生まれていきます。探究心がなければ、自分の知らない知識を仕入れることができない時代になってきています。
それでは、仕事に置き換えてみましょう。
たとえば、「この分野なら知識もあるし仕事で活かせる」と思ったことはありませんか?そこで、実際に仕事に携わってみると「今回はこのテーマについて深く掘り下げてみて下さい」と、自分の知識よりもさらに深いテーマを要求されることがあります。
この背景には、先ほどもお話しした「常に最新の情報が生まれている」ことが関係しています。
そんなときに、まずはインターネットで情報を調べましょう。その後、あなたの持っている知識と組み合わせて情報を整理しましょう。
最終的に、クライアントから指示された内容をもとに、そのテーマに合ったコンテンツを作成していけば良いのです。
つまり、「どういった内容の情報を書けば良いのか」の答えは以下の2つです。
- いろんな手段で情報を収集する
- 収集した情報とクライアントから指定されたテーマをもとに、ユーザーに合わせたコンテンツを作成する。
ぜひ、お試し下さい。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「フリーランスならではの悩みと壁にぶつかったときの対策」をテーマにして、ご紹介してきました。
現在、フリーランスの壁に当たっている人は少なくありません。フリーランスの経験者であれば、上記で紹介した壁にぶつかっていると考えられます。
補足ですが、仕事をしていないと不安になるといった理由で、毎日休みもなく仕事をしているフリーランスもいます。確かに、フリーランスの時間に縛られない働き方はメリットでもありますが、仕事の入れすぎで時間を奪ってしまう悩みの種にもなりかねません。
そのため、体調管理とスケジュール管理は余裕をもってこなせるように調整していきましょう。