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フリーエンジニアを目指す方必見!スキルシートの基本と書き方について

理想のフリーエンジニアになるためには、ご自身でしっかりと下調べを行い、フリーエンジニアになるために必要な正しい知識を身に付けていく必要があります。

そこで今回は、フリーエンジニアが知っておくべき「スキルシートの基本と書き方」をご紹介します。

ご自身の実力次第で仕事の内容も変わってくるフリーランスだからこそ、実力をしっかりと他者に伝える役割を果たすスキルシートは大変重要なアイテムです。そんなスキルシートに関する情報を詳しくお伝えしますので、ぜひご参考にしてくださいね。

スキルシートとは?

そもそもスキルシートとは一体どのようなものなのでしょうか。

スキルシートとはその名の通り、その人のスキルを書き出したシートのことを指します。営業や事務などの一般的な転職の際に使われている“職務経歴書”のエンジニアやプログラマーバージョンと言ってよいでしょう。

一般的な職務経歴書は履歴書と一緒に提出し、採用・人事担当者が確認することが多いですが、スキルシートはそのエンジニアと深い関わりを持つことになるIT部門担当者が目を通し、そのエンジニアと仕事がマッチするかを判断するための重要なアイテムとなります。

クライアントがそのエンジニアがどういった人なのかを判断する初めのアイテムとなるので、自分自身のPRにつながるように慎重に作成する必要があるでしょう。

スキルシートの重要性

スキルシートは、フリーを目指すエンジニアにとって非常に重要なアイテムです。

クライアントはまず、スキルシートを見るだけで、今までどのような経験をしてきたのか、どのような役割を担っていたのか、どのようなOSや言語を扱うことができるのかという、エンジニアの基本的なスペックを確認します。

つまり、そのスキルシートの内容次第で最初の合否が判断され、一次審査に通過するか、クライアントと契約につながるかどうかが変わってくると言えるのです。

スキルシートの書き方ひとつで合否が分かれることもあるため、自分が書きたいことを書くのではなく、クライアント目線に立ち、いかにクライアントの求めるエンジニア像と、自分の能力がマッチするのかということをアピールできるものでなければいけません。

スキルシートの重要性を理解し、書き方を学ぶことで、フリーランスエンジニアとしての年収も契約数も大きく変わってくるかもしれません。

スキルシートの基本知識

それではスキルシート作成の前に知っておくべき基本知識を確認していきましょう。

自分自身の経験を振り返る時間を作る

自分自身のスキルを相手にわかりやすく伝えるために、自分が経験してきたことを一度すべて時系列で洗い出して整理しておくようにしましょう。

まずはExcelなどを使用してできるだけ具体的に書き出してください。経歴が長くて情報量が多いという人もそこからクライアントにアピールできることをピックアップしていきましょう。

テンプレートを活用しよう

スキルシートには基本的に、氏名・年齢・性別・学歴・保有技術や得意分野・自己PRなどを記載し、今まで携わったプロジェクトの業務内容や期間とともに使用したサーバ、OS、ツールや言語などを記載していきます。

どのようにスキルシートを作成すればよいのか分からないという方は、テンプレートを使用することをおすすめします。さまざまなテンプレートが出回っていますが、自分自身の経験や強みを上手に書き出すことができるようなテンプレートを使用するようにしましょう。

スキルシート作成時の注意点

誤字脱字が無いことは言うまでもありませんが、スキルシートにおいて長すぎる文章は好まれません。箇条書きで簡潔に必要な情報を記載し、相手が読みやすいかどうかを確認しながら作成します。

ただし、業務内容に関しては具体的に記載することで、どのようなスキルや経験があるのかが伝わりやすくなります。

そのため、簡潔に書くべき部分と詳細を書くべき部分はしっかりと分け、詳しい情報がわかりやすく伝わるスキルシートにしましょう。

また、エンジニアには慣れ親しんだ言葉でも、相手には伝わらない社内限定の略語である場合があります。普段は省略している言葉だとしても、正式名称を記載するようにしましょう。

スキルシートの書き方

スキルシートという名前の通りに、ただ単に持っているスキルや今までの経験を書き連ねるだけでなく、自分自身の強みや特技、伝えたい人物像を明確に表現できる内容を心がけて準備する必要があります。最後にスキルシートの書き方をご紹介します。

これまでのエンジニアとしての経験を具体的に書き出す

今までの経験を時系列に、できる限り具体的に書き出していきましょう。

5W1H「いつ(when)」「どこで(where)」「誰が(who)」「何を(what)」「なぜ(why)」「どのように(how)」を明確にすることでわかりやすいスキルシートになります。

案件ごとに使用したOSや言語、ツールなどを記載し、どのような案件に携わり、どのような役割をしていたのかを伝えましょう。

得意技術や得意分野を書く欄を設ける

どのような技術や分野が得意なのかを記入する欄を設けることで、自身のエンジニアとしての魅力を簡潔に伝えることができます。得意と自信を持って言えることがないという人も、今までの経験で好評だったことや、よく使うツールや詳しい言語などを記載しておくと良いでしょう。

クライアントが求める人材であることを積極的にアピールする

クライアントの求めているエンジニアであることをいかにアピールすることが重要となります。

自分のエンジニアとしての魅力がどこにあるのかを、自分自身がしっかりと把握してからスキルシートを作成する必要があるのです。

近年ではSNSを上手に活用して自己PRを行うエンジニアも増えています。技術系のブログを運営している場合や、自身で作成したアプリなどがある場合にはスキルシートに記載し、強みに変えましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、フリーエンジニアを目指す人にとって大変重要なスキルシートについて詳しくお伝えしました。

フリーランスになるからには、自分自身の能力や強みをしっかりと把握し、クライアントに“自分自身をPRする力”は必ず必要になります。

エンジニアの持っている能力や経験と、そのクライアントが求めるエンジニア像が合致すれば、互いにとって素晴らしい仕事になることでしょう。

まず初めの自己アピールの一つとして、納得のいくスキルシートを作成することができるように、自己分析をしっかりと行ったうえで、今回お伝えした基本的なスキルシートの知識を活かしてスキルシートを作成し、フリーランスエンジニアとしての仕事をしっかりと勝ち取っていきましょう!

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