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必ず役に立つ。目に留まりやすいポートフォリオの作り方

ポートフォリオは、クリエイターとしての自分の実績やスキル、目指す方向性やセンスなどをわかりやすく相手にアピールするツールです。ポートフォリオを使って自分を最大限にアピールするためには、目に留まりやすいポートフォリオを作る必要があります。

それでは、どのようなポートフォリオが多くの方の目に留まりやすいのでしょうか。ここでは、注目されるポートフォリオの作り方をご紹介します。

ポートフォリオとは?

クリエイターやアーティストの世界では、個人の作品集をポートフォリオと呼びます。クリエイティブ職の就職や転職活動では、ポートフォリオ選考があります。

ポートフォリオ選考は、その人のスキルや制作実績を計る目的で行われているのです。

このポートフォリオ選考では、ポートフォリオの仕上がり次第ですべてが判断されてしまうので、自分の大きなアピール材料になるように、細かい部分にまで注意して作成することが大切です。

目に留まるポートフォリオのポイント

それでは、どのようなポートフォリオが目に留まりやすく、高く評価されやすいのでしょうか。目に留まるポートフォリオのポイントを見ていきましょう。

作品のクオリティ

ポートフォリオのメインとなるのは、もちろん中に収録されている作品になります。ポートフォリオの装丁がどんなに素晴らしくても、中身が伴っていなければ意味がないのです。

作品のクオリティが高くて、そのうえで自分の個性をアピールできるものであると良いでしょう。手直しが必要ならば修正を加えて、現時点で最高のクオリティにしてから収録することが大切です。

収録作品のアイデアはわかりやすく

限られた時間内でポートフォリオのアイデアを披露するためには、素早いコミュニケーション能力が必要です。そのため、曖昧なイメージではなく、相手が見てすぐに理解できるようなわかりやすいアイデアを取り入れることが大切です。

複雑でわかりづらい仕掛けをする必要はありません。シンプルでスムーズに、自分のスキルや技術を相手に伝えることが重要なのです。

企画と構成をしっかり行う

自分の魅力をうまくアピールするためには、ポートフォリオの企画と構成が重要になります。企画を考える際は、「自分の個性」「作品」「将来」の3つのキーワードを軸に組み立てることをおすすめします。

また、相手の立場に立って、相手が何を知りたがっているのか、どのように表現すれば伝わるのかというポイントを念頭に置き、「作業範囲」や「作業時間」を明記して、何ができて、何ができないかを相手に伝えることが大切なのです。

ポートフォリオの作り方

次に、ポートフォリオの作成の手順を見ていきましょう。

載せる作品を決める

まずは、ポートフォリオに載せる作品を決めていきます。コンペなどで受賞した作品があれば、積極的に載せていきます。

いくつかの作品をリストアップしたら、相手に特に見てほしい作品をピックアップします。ピックアップした作品にページを使うことで、自分が得意なデザインやどんなデザインに力を入れているのか伝わるでしょう。

紙かwebか媒体を決める

基本は紙のポートフォリオを一冊作成することですが、アニメーションのような動きのある作品や、デジタルならではの独特の表現がある作品の場合は、webのポートフォリオサイトで作品を公開することをおすすめします。

紙のポートフォリオの場合は、印刷や製本のこだわりをアピールすることができます。印刷業界や出版業界、広告業界などでは紙のポートフォリオが必須です。

サイズを決める

ポートフォリオのサイズはA4かA3が一般的です。

A4は、持ち運びしやすく開きやすいため、面接などに持ち込む際に便利になります。また、A4だと企業側も保管しやすいといったメリットがあります。

A3は、A4と比べて手渡しした際のインパクトが大きいのが魅力です。写真も大きく載せることができるので、作品の細部までアピールすることができるでしょう。

わかりやすさを意識して構成する

次は、ポートフォリオを見る人の立場になって、ページの統一感や目線の流れなどを考慮してレイアウトします。作品の構成は、すべてのページに統一性や規則性を持たせることで、相手に安心感を与えることができるでしょう。

また、作品以外には、「もくじ」「プロフィール」「作品のキャプション」などの項目を入れるのが基本です。

印刷する

印刷する場合は、作品の雰囲気に合わせて紙を選ぶことが大切です。マット紙や再生紙、光沢紙、写真用紙など様々な紙の種類から最適なものを選びましょう。

製本する

作品の内容に合った製本方法を選びます。主な製本方法には、クリアファイルや手製本があります。

また、製本サービスを利用するといった方法もあります。

最後にブラッシュアップする

ポートフォリオは1回で完成ではなく、何度かブラッシュアップを重ねていくことが大切です。多くの人に見てもらって、目を引きやすいページはどこなのか、どの作品が好評なのかなどアドバイスをもらうことがおすすめです。

ポートフォリオを作る際に便利なツール

最後に、ポートフォリオを作成する際に便利なツールをご紹介します。これらのサービスを活用して、目に留まりやすいポートフォリオに仕上げましょう。

MATCH BOX

MATCH BOXは、誰でも簡単にポートフォリオが作れるという無料サービスです。コーディングの知識が浅かったり、Photoshopやillustratorなどのツールを使わず、MATCH BOXを使うことで簡単にポートフォリオが完成するでしょう。

画像は最大で6作品まで、動画に関しては、soundcloudやYouTubeなどにアップされたコンテンツは掲載することができます。

Strikingly

Strikinglyは、テンプレートの充実を重視したい方におすすめのサービスサイトです。動画を簡単に埋め込めるテンプレートがあるので、自分が持っているスキルやテクニックを十分にアピールしたい方には最適なツールと言えます。

また、Strikinglyは無料版と有料版があるので、目的に合わせて活用することがおすすめです。

Portfoliobox

Portfolioboxは、全世界でなんと25万人以上が利用しているというポートフォリオに特化したサービスです。登録は比較的簡単にできますが、表示がすべて英語なので注意しましょう。

レイアウトのテンプレートが充実していて、フォントや背景色の変更なども自由にカスタマイズできるところが魅力です。

まとめ

ポートフォリオは、基本的に自分のことを全く知らない人が見るものです。そのため、相手にできるだけ伝わりやすく、自分の魅力を最大限にアピールできるようなポートフォリオを作ることが大切です。

魅力的なポートフォリオの作成を目指し、自分自身のクリエイターとしての成長にも繋げていきましょう!

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