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情報収集だけではない読書の効果とおすすめ読書方法

日常生活でインターネットを使わずに、読書をしている人はどれほどいるでしょうか。現代では、書籍も電子媒体で読める時代になりました。
そのため、読書している風景を見かけることはなくなってきています。
そこで今回は、インターネットでもなく電子書籍ではなく「読書による効果」と「おすすめの読書方法」をご紹介していきます。

読書による効果

読書による効果は以下の3つの場面で発揮されます。

  • 言葉の意味がわからず聞かれたとき
  • 話のネタに困ったとき
  • 時事ネタを振られたとき

言葉の意味がわからず聞かれたとき

現代の若者の多くが「活字が多い方が苦手」といった認識を持っています。
しかし、読書をする習慣を身につけておくことで、読んできた本の中で話題に近い言葉が出てくれば、その言葉をきっかけに話題に乗っかることができます。
例えば、仕事上でもプライベートでも誰かが言葉の意味を分からずに聞いてきたとします。
そのときに、読書をした時に出てきた言葉であれば即答できますし、そのまま会話に入っていくこともできます。
コミュニケーションを円滑に取るためにも読書は必要といえるのかもしれません。

話のネタに困ったとき

「プライベートで共通の仲間を待っているときに、話のネタに困る」といった経験はないでしょうか。もしあれば、ここでも読書の効果が効いてきます。
相手が読書好きであってもなくても、どんなものが好きかといった系統さえ分かれば、その系統に関係している小説などを紹介することができます。
ここで簡単に、相手が好きな系統に関する小説の中身を紹介してあげると良いかもしれません。

時事ネタを振られたとき

仕事をしていて、上司から「○○君はこの問題についてどう思う?」など聞かれたとします。
ここでも、読書の効果が非常に役に立ちます。
読書をしていると、様々な著者の価値観を理解することができるようになります。
つまり、 問題について主観的に考えを述べるのではなく、客観的に見た考えを述べることができるようになるのです。
「すごく論理的な考え方だね」と言われるかもしれませんが、上司に「物事を客観的かつ論理的に答えることができる人材」だと印象づけることができます。

言葉のレパートリーが増える

読書の効果として「言葉のレパートリーが増える」メリットが挙げられます。
具体的なメリットは以下の3つです。

  • 知性や品性の高さを伝えることができる
  • 文章力が上がる
  • 知識の習得

知性や品性の高さを伝えることができる

日頃から読書をする習慣を身につけておくと、色々な言葉を覚えることになります。
そうすると、一般の人は知らないような言葉を目にする機会も増えていきます。
話しているだけでも、賢く見えるようになるのです。
読書をしているだけで、相手に知性や品性の高さが伝えられたら非常に素晴らしいことですよね。

文章力が上がる

読書の効果は文章力にも影響を及ぼします。
社会人であれば、場面に応じて必要な本を読むようにしましょう。
学生であれば、読書感想文が夏休みの宿題で出されることが多いです。
そこで、今まで読んだことがないような活字ばかりの小説を思い切って読んでみましょう。
最後まで読み終えたとき、その本が「何を伝えたかったのか」が分かってくるので、素晴らしい読書感想文が書けると考えられます。

知識の習得

本の中には、歴史上の偉人が書いた本なども数多く出版されています。
そういった本を読んでいくことで、「この人はこういう思考で行動を起こしていたのか」と偉人たちの知識を習得することができます。
自分が気になる歴史上の人物がいたら、その人物が書いた書籍を一度読んでみることをお勧めします。
きっと、読書をして良かったと思えるようになるでしょう。

おすすめの読書方法

最後におすすめの読書方法をご紹介していきます。 効果のある読書方法は、以下の5つです。

  • 「はじめ」と「おわり」の部分に注意して読んでみる
  • 目次に目を通してみる
  • 一通り文章を読んでみる
  • 大事なところはチェックして何度も読み返す
  • 知識を習得できたページは飛ばす

「はじめ」と「おわり」の部分に注意して読んでみる

おそらく、ほとんどの人が読書するときに「はじめ」と「終わり」の部分を飛ばして読んでいるのではないでしょうか。
実は、「はじめ」と「おわり」にも読者が伝えたいことが書いてあります。
例えば、「はじめ」には本の著者がなぜこの本を書くことになったのかが書かれていることが多いです。
「おわり」には、本の内容をまとめて何が言いたかったのかが書かれていることが多いです。
読書の効果をあげるために、はじめとおわりを読んでみてから本編を読んでみると楽しんで読書することができるかもしれません。

目次に目を通してみる

読書をする人の中には、目次をまったく見ない人もいるかもしれません。
基本的に目次は見ないという方は、 ぜひ一度目次に目を通してみてください。
目次に目を通すと、「大体こんな感じの内容なのか」と考えるきっかけになります。
もし違った場合は、考えを覆すほど巧い表現方法を使っていることになるので勉強になります。
今後、本を買う機会があれば、ぜひ試してみてください。

一通り文章を読んでみる

この方法は時間をかけずに読み切りたい人におすすめです。
頭で深く考えずに、目だけで文章を追う読書方法となります。
実はこの方法でも、読書の効果があると考えられています。
一気に文章を読むことが難しければ、一通り文章を流し読みしてみても良いのかもしれません。

大事なところはチェックして何度も読み返す

本を読んでいるうちに「この部分は大事だな」と思える文章が必ず出てきます。
そんなときは、そのページをチェックして後から何度も読み返すようにしましょう。
そうすれば、大事だと思えた文章の意味をより深く理解することができるようになります。
付箋を貼っても良いですし、ページの端を折ってチェックしても構いません。
ぜひお試しください。

知識を習得できたページは飛ばす

一つの知識を極めようと、同じ分野の本を何冊も買った経験はないでしょうか。
中には「この知識はもう十分理解できている」と思えるページも出てくるかもしれません 。
知識を習得できているとわかっているときは、そのページを飛ばして他のページを読むようにしてください。
そうすれば読書の効果を効率的に味わうことができるようになります。
時間短縮にもつながるので、お試しください。

まとめ

いかがでしたか?
今回は「情報収集だけではない読書の効果とおすすめ読書方法」をご紹介してきました。
人によって本の読み方は異なりますが、この記事でご紹介した読書方法を実践すれば、普通に読書をするよりも効果があると考えられます。
この機会にぜひ、今まで気になっていたけど触れずにいた本があれば読んでみてはいかがでしょうか。